初めまして!!
私は箱根町で30年続くペットと泊まれるプチホテルを経営しております、
鈴木清隆と申します。
地元の仲間内からは「キヨさん」と呼ばれています。
このページをご覧の皆様、ありがとうございます!
箱根は人口1万2千人の町に年間で2千万人
が訪れる皆様ご存じの温泉町です♨
その町で宿泊業を営む間、様々な方との出会いがありました。
今回のプロジェクトはそんな出会いから発想を頂きました。
それは宿泊業では考えた事のない「箱根にオフィスを!」です。
当館は開業30年を迎えます(当館のHP)
オープン当初、私はアルバイトでした。
その後、東京の大学を卒業して都内の印刷会社に営業職として就職しました。
就職後も前オーナーには、ご挨拶も兼ねて(年2回程)箱根観光に来ていました。
その関係が何年か続いたある時、「この店を一緒にやらないか」と誘われました
私は会社を辞め、家族全員で箱根町に移住しました。
その後、前オーナーより土地建物を買取り、私がオーナーになり現在に至ります。
数年ペンション経営に四苦八苦しながらも、数年前には興味があった
不動産業の資格を取得しました。
◎観光地・箱根町にも12,000人分の生活がある!
旅行に行った先で「ここに住んでいる人がいるんだな・・・」と思った方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
「どんな生活しているんだろう?」「どこで遊んでいるんだろう?」
「観光以外の仕事ってあるのかな?」等々・・・私もよく考えていました。
箱根に観光でお越しになった方は多いと思いますが、実はここにも12,000人分の生活がある事を箱根に移住して知ることになります。
長年住む間に、様々な職種の方々と知り合い、お世話になりました。
観光、飲食、建設、設備、漁師、ガイド等々。そしてその方々との交流を通し
「観光地の生活」を実体験したのです
それはそれは楽しくまた勉強になる日々で、気が付けば16年の歳月が流れておりました。
ある時、町役場の方から話を聞く機会がありました。
昨今、時代の流れやによる所もありますが、全国の地方で問題視されていることあります。
空家問題、防災対策、人口・税収減です。
その状況がこの町でも起こっていると知りました。
人生の3分の1を過ごしたこの町の為に自分は何ができるのか、お世話になった恩返しはできるのか・・・
ここから私のチャレンジが始まります。
◎チャレンジ1(防災対策→施設利用のヒント)
私は移住して直ぐに地元を管轄する消防団に入団しました。
それまでは防災に関する知識は、学校で行われた避難訓練くらいでした。
しかし、この消防団での活動は自分を大きく変えたと言えます。
防災意識はもとより、火災、風水害、地震、噴火等への対策について多く学びました。
もちろん実践でも多くの現場で消火活動をし、地域における消防防災のリーダーとして住民の安心と安全を守るという重要な役割を担いました。
その甲斐があってか、昨年には団の援助により、防災士の資格まで取得させて頂きました。
感謝です。
そこである時、思ったのです。
折角会得した防災に関する知識をうちの宿(ペット同伴宿)の仕事に生かさなければ、と。
そんなタイミングで幸運にも、私はある方に出会います。
ペット災害危機管理士資格を主催している全日本動物専門教育協会の専務理事である
大野氏です。
(ペット災害危機管理士2級講座)
(箱根町総合防災訓練)
この資格は4級から始まり、通常は東京の協会で座学にて行っています。
ある時、協会は2級講座以降は被災現場で開催する検討を始めます。
そのような場所を模索していた時期に、箱根町は大涌谷の噴火レベル3に上がり正に噴火直前といった状況にありました。
そこで大野氏は2級講座を箱根で開催する事を決めます。
私は町役場の総務防災課より講座の後援を取り付け、近隣の町営体育館と当館を会場にすることで
開催に漕ぎつけました(2015年より現在も継続中)。
これにより役場でも環境省が推奨する「ペット同行避難」に関する意識が高まりました。
「ペット同行避難」が総合避難訓練に導入され始めた事は町の防災対策の一助になったかと思います。
当館は当館で、講座や研修の会場として宿泊以外に活用した初めての事例でした
その後、貸切でペット関連のイベントやオフ会、企業研修等に
利用されるようになっていきました。
(ペット関連のオフ会)
(企業研修)
◎チャレンジ2(空家対策→働く為のスペースの必要性)
町役場では、町内への移住促進活動の一環として3年前より
体験居住(トライアルステイ)を行っています。
県内外から参加者20組を超える事業です
私には、町内の不動産業者であった為、町役場からお声掛けがありました。
その縁に始まり、この事業のお手伝いをさせて頂きました。
昨年、それまでは東京の不動産会社との共同事業が、契約満期を迎えました。
その為、本年度より町内在住者にて事業を継承することになりました。
役場から支援・指導の下、私が代表となり任意団体を立上げることとなりました。
それが「Hakone Stayle」です。
(「Stayle」はStayとStyleを合わせた造語です。三崎町の先輩移住者支援団体 「Misaki Stayle」さんからお名前の一部を頂きました。誤字ではないです(笑))
(新拠点「cotoha」にて)
(Misaki Stayleさんと一緒に)
昨年に引き続き体験移住や地元住民との交流会、空家の紹介等を行う為に、休眠していた仙石原地区にある古民家を借上げ、数か月かけて自主改修し活動拠点として利用しています。
(古民家の自主改修中を報じた「神静民報」の実際の記事)
この事業は「移住を促進し空家バンクに登録された物件を紹介する」といった意味から町の抱える問題を微力ながら解消できると思っております。
しかし、ある時その参加者の方々からお声が上がってきます・・・。
「移住しても、デザインやパソコン業務なんかするときに仕事場として利用できる場所がないね!」
また、
「エッセイストや小説家等の執筆活動を気軽にできる自宅ではない場所があればいいね!」
・・・といった話を頂きました。
◎チャレンジ3(人口、税収減少対策→少ない職種の発見)
ここで話は私の個人の話に。
私は数年前、宅建士を取得し、地元の友人である水道屋社長の協力で、
不動産業を開業しました。
きっかけは興味と自己研鑽でしたが、最初は中々仕事が入ってきません・・・。
そこで私は町内の仲間内から不動産相談を始めました。
やっとのことで数件取引が始まりました
しかし、ここである事に気づきます。
実は、この仕事は司法書士の方との関わりは必須なんです。
この町は弁護士、司法書士、行政書士、社労士等の「士業」職の方が少ない事に
気づかされました。
そうなんです!当町の皆さんが、各士業の方に相談に行くとすれば、小田原や御殿場・三島といった近隣の都市に出向かないと相談もできないのが現状です
(車を使って45分から1時間の距離!!)
また取引が始まっても、その「士業」の皆さんはわざわざ天下の剣(てんかのけん=箱根の険しい山道)を越えてお客さんの所へ来ることになります。
その事実において、動きが制約される事もままあると思います。
ちなみに、人間の病院は人口密集地区に1軒ある程度で待合室はいつも満席です。
そして実は動物病院は1軒もありません。
犬の登録数は約660頭(箱根町役場環境部)で約10世帯に1頭の割合で飼育されています。
猫に関しては、データがまだ不十分ですがが、犬猫併せておおよそ1,000頭が在住している
と思われます。このような状況からも
箱根町は新規開業するにあたり分野によっては市場を開拓できる可能性を秘めています。
◎そして3つのチャレンジにより得られたもの!
「働く為のスペースを創設し、町に無い職種の誘致、新規開業、リモートワークに対応する」
先の「『士業』の新規資格を取られた方」
「会社を開業したい闘志ある若人」
の事務所・事業所として、
もしくは、
「関西から関東へ、逆に関東から中京、関西への拡大展開を検討している中堅企業様」
にとって、ここ箱根は前線基地となりうると思います。
その皆様にこの緑豊かな箱根の自然の中にある現状の宿泊施設である
当館を使っていただきたい!
その皆様が働くという「戦」に耐うるワーキングスペースを「チャレンジオフィス」として
活用して頂ける様、改良を行います。
現在の施設をできるだけ利用し、
・ダイニングを気軽に利用できるワーキングスペース
・客室を月単位や週間単位で利用できるチャレンジオフィス
を創設します!
これが実現できれば、新しい働き方を全国の観光地に展開できるかもしれません。
観光業は自然との共存が必須で自然は常にニコニコキラキラしてはくれません。
色々な自然災害による観光業のダメージはニュースでいつも耳にされていると思います。
その様な時、地域に根付いたオフィスがあれば、活路が見いだせると思うのです。
◎チャレンジオフィスって何が必要?(ハード面とソフト面)
ハード面
ロビー近くにあるスペースは会議室として、2階ラウンジはテレビ会議ができる場所として提供する予定です。
ワーキングスペースにはWi-Fi、、プリンター、ドリンクがフリーで利用できます。
チャレンジオフィスにはベッド、ユニットバス、ワーキングデスク、冷蔵庫、プリンターが全部屋完備。
もちろん、ワーキングスペースのドリンクもフリーでご利用可。
1か月以上のご利用の方には室内のカスタマイズもお受けする予定です。
また、セキリュティ強化として館内入口から各お部屋も含め認証ロックの整備を行います。
ソフト面
新規開業者でも負担にならない様、保証金や敷金を頂きません。
カーシェアリングを誘致予定で皆様の足としてレンタカー(別料金)を使用して頂けます。
そしてなんと!チャレンジオフィスは住居として利用も可能です。
その時も敷金はもちろん頂きません(原状回復は最低限必要)。
国立公園内に住所があるのは営業トークでも使えます!宅急便、郵便の取次も可能です。
併設の露天風呂で汗を流せば翌日の仕事はばっちりですね!
また、特に士業の方の営業は現実難しいと聞いています。
ここを会場に相続や会社継承等、町民の関心が高い研修会や講座等を開催予定です。
そこから顧客を得るのはいかがですか。これはチャレンジオフィスの活用法の一部です!
(各種講座開催)
想定料金
・チャレンジオフィス 1週間 35,000円 月間 100,000円(税別)
・ワーキングスペース 時間制 3時間まで1,000円 以降1時間500円(税別)
あれ?ウィークリーマンションやマンスリーマンションと変わらないのでは?と思っている方もいらっしゃいますよね。
ウィークリー・マンスリーマンションはマンションですからその部屋以外は使用できません。駐車場はない所が多いです。そこに住所を移すこともできません。会社登記ももちろんです。露天風呂、フリードリンク等もありません。なによりこの緑豊かな大自然がありませんね(笑)
交通機関
公共交通機関 東京方面へアクセスが良い場所です。
徒歩5分のバス停から小田急箱根高速バスで新宿バスタまで約2時間30分(片道2,040円)。
東京駅八重洲口までは同じバス停からJRバスで約2時間20分(片道2,160円)で行けます。
車ですと東名御殿場インターまで約20分です。
参考
東京駅⇔大阪駅 新幹線利用 往復27,740円 宿泊(ビジネスホテル利用)1泊約8,000円 35,740円
札幌駅⇔東京駅 航空機利用 往復61,220円 宿泊(ビジネスホテル利用)1泊約8,000円 69,220円 *航空会社はエアDOを想定
大阪方面から月に3回、札幌方面から月に1.5回、出張される方はお得にご利用できる設定です。
資金の使い道
ワーキングスペースの整備、チャレンジオフィスとして利用する客室の整備、Wi-Fi環境整備、セキュリティー強化、プリンター等機器購入に充当させて頂きます。
(一緒にプロジェクトを進める仲間 本部裕之氏)
応援して頂いている皆様をご紹介
(全日本動物専門教育協会 専務理事 大野公嗣氏)
クリンゲルバウムのチャレンジオフィス。大都市と変わらないICT環境が整備され、自然を感じ季節を感じとれる職住環境では、豊かなライフスタイルからクリエーティブな発想が生まれきます。働き方改革と地方創生の融合に挑戦する代表取締役鈴木さんを私はいつも応援しています。
(獣医師 岩佐保宏氏)
また、そのペットたちは飼い主家族にとってかけがえのない家族として大切な存在です。大切なペットにもしものことがあった時、近くに相談できる獣医師がいることは、住民の方や箱根でビジネスをされる方にとって非常に重要な要素といえるでしょう。
オフィスにペットを同伴すると作業効率が上がってビジネスに好影響を及ぼす、という研究もあります。
動物を愛する獣医師として、ペットにやさしいオフィス・街づくりに取り組む今回の動きを全面的に応援したいと思います。
(SPEAC,inc.|R不動産株式会社 川合宏尚氏)
昨年度、一緒にトライアルステイ(お試し居住プログラム)でお仕事させて頂いた清隆さん。トライアルステイを引き継いでいただき、今回さらに箱根に関わる人を増やすために新しい取り組みをチェレンジされています。
東京からの距離も近く自然豊かな環境の箱根。リモートワークで仕事をするにはとても良い環境だなと感じています。どのようなオフィスになり、どんな人が集まって来るのか今から楽しみです。
(網元 おおば 代表取締役社長 大場基喜氏)
(箱根町消防団 分団長)
彼は16年程前に消防団へ入団し、現在も町の為に活動を続けています。このプロジェクトも町の為に必ず役に立つと信じています。私ども飲食店や中小ホテルの経営者は会計士や社労士と打ち合わせをすることが都会に比べると容易ではありません。そのような方々がオフィスを構えてくれるのは大歓迎です。是非、成功させて下さい。
(ハコネマウンテンリッパー代表 鈴木教仁氏)
今、箱根では森を壊し新しいホテル等の建設が相次ぐ中、この様な、今ある物を有効活用して人を呼び地域活性化に結び付く事に賛同致しました。自然災害による暗いニュースが続いた箱根地区に飛躍的に新たな風が吹き込むのではないでしょうか。(元箱根 湖尻 食事処 仁屋オーナー 仁階堂 優氏)
キヨさんとはこの店のオープンから公私に渡りお付き合いをさせて頂いています。今回のプロジェクトでも利用者の皆さんが食事に困らない様、お弁当や出張調理が出来るか等の話を詰めているところです。箱根は古い慣習が多く、自分本位の方も多数いる中で、キヨさんは柔軟な頭で新しい風を巻き起こしてくれると信じています。是非応援させて頂きます!
リターンについて
支援して頂いた方に、このようなことを考えております。
【3,000円】
・御礼のメール
・ご支援いただいた方のお名前を館内に掲示いたします。
・チャレンジオフィスお試し6時間利用券(利用期限2020年7月31日まで(要事前予約))
・箱根山麓豚 200g(100gx2枚)
●箱根山麓豚とは、飼料に海草粉末と木酢を添付し、箱根山麓豚専用飼料と箱根山麓の清らかな地下水を与え、箱根山西麓の自然豊かな場所で育てられた豚です。肉の繊維が細かく脂質の甘みを出し、独特な臭みを取り除いた豚肉です。
【5,000円】
・御礼のメール
・ご支援いただいた方のお名前を館内に掲示いたします。
・チャレンジオフィスお試し12時間利用券(利用期限2020年7月31日まで(要事前予約))
・箱根西麓牛 200g(100gx2枚)
●箱根西麓牛とは、箱根西麓の豊かな自然に囲まれた土地で、こんこんと湧き出る富士山の雪解け水を豊富に与え、丹精こめて育てた肉牛です。
【10,000円】
・御礼のメール
・ご支援いただいた方のお名前を館内に掲示いたします。
・チャレンジオフィスお試し24時間利用券(利用期限2020年7月31日まで(要事前予約))
・箱根山麓豚 400g(100gx4枚)
・箱根西麓牛 400g(100gx4枚)
【50,000円】
・御礼のメール
・ご支援いただいた方のお名前を館内に掲示いたします。
・チャレンジオフィス10日間ご利用券(利用期限2020年7月31日まで(要事前予約))
・期間中、箱根山麓豚及び箱根西麓牛を1回づつ御試食頂けます
最後に
箱根で生活を始めて16年、当初は不慣れな土地で何かと戸惑いもありましたが、この町が観光だけでなく「住む・生活する」場所としてお勧めできる事は間違いありません。この町のさらなる発展のために今度は「仕事をする」場所として皆様に認知して頂き、働く皆様に少しでも環境を提供できればと思っております先日の台風19号で近隣にある仲間の施設や道路、鉄道が多数被災しました。多くの方にお見舞いのお言葉を頂きました。大変ありがたいです。只今 官民協力のもと復旧に全力をあげている最中です。この町は負けません!皆様に安心して来ていただける環境を一日でも早く整える様、進めております。このプロジェクトを通じて箱根町の良さを再発見して頂ければと思っております。是非 皆様のご支援・ご協力をお願いします!
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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