「もしあの子が生きていたら、私は今日という日をどう過ごしていただろうか」
そう考えない日は1日もありません。不妊治療の末にようやく授かった娘を、私たち夫婦は4年前に亡くしました。
あとほんの数時間で産まれるはずだった命は、緊急帝王切開の甲斐なく、あっさりと私たちの手の中から零れ落ちて行きました。
あの子には私たちと過ごすはずだった沢山の時間があり、夢や将来があり、そして希望を込めたかけがえのない名前がありました。
産まれる前の我が子を亡くすということは、その子を授かる前に戻るということでは決してありません。叶うことのなかった願いは、深い悲しみと絶望として残り続けます。
できれば多くの人にわかってほしい。私たちはいつまでも子を亡くした親であること。その悲しみはとても一人で抱え込めるものではないこと。そして亡くなった子のことを、今でも大切に想っていること。
Baby Loss Family Support 'Angie'さまの活動を通じて、流産死産や新生児死を経験した家族への理解とサポートが広がり、そして10月の優しい光の波にあの子たちを想うことが、この国の新しい習慣として文化として根付いていくことを願っています。
ここトト
父親としてのお気持ちを丁寧に綴っておられます
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