Primary Fieldです!
今日は革の厚みについてです。
アメリカでハンドメイドのレザーグッズによく使用されるのが3oz(1.2mm)が主流です。扱いやすく加工しやすく、それでいて革本来の堅牢製を保つことができるギリギリの厚み。
本ヌメ革は本来5〜6mmほどの厚みがあります。
ものすごくゴツいです。
加工も困難ですし、何より小物としてポケットには絶対入らないほど硬い。
一枚革でランドセルなんか作るとかっこいいと思いますが、あまり見かけたことないですね。
これもいつかやってみたい。
小物に最適な薄さになるように専門の業者さんで漉き(すき)加工をしてもらいます。
手作業で行うため、若干の誤差は出ますが、Primary Fieldでは1.4mmの厚みの革を使用しています。
1.2mmに比べると格段に加工は難しくなりますが、その分革本来の堅牢製と存在感が圧倒的に増します。
この点が「持つ喜び」をさらに満たしてくれる秘訣です。
しなやかでありながら、なおかつしっかりとしている。
この絶妙な厚みにたどり着くまでに何度もいろいろな厚みを試し試行錯誤を重ねました。
手に取った瞬間に、あ、これは!と思っていただけるよう、様々な紆余曲折を辿ってまいりました!