朝、夕が涼しく秋らしい気候になってきました。
ふとウランバートルの気温を見てみると、明日の日の出の時間は-1℃の予報です。写真は9/17 17:30ごろに撮ったもの。すでに氷点下に突入してくる時期なんですね。モンゴルは10月ごろから氷点下に入ってくるとその後はずーっと氷点下の時期が続くので、冬の間は氷が解けません。-20〜-30℃をだいたい行ったり来たりです。3月過ぎるとと-15℃くらいに気温が上がり、その時は「今日はあったかいな!」と春が近づいてくるのを感じて喜んだものでした。
冬の寒さに対抗するためには、様々な特殊アイテム(?)が必要でした。分厚いスウェットスーツのようなスパッツ。中が起毛で、外側は履いて伸びても生地の目が拡がらないような密なつくり。厚底のブーツ。こちらも中は起毛になっていて、底が厚くなっているのがポイント。オシャレのためではなく、底が厚いことが地面からの冷気を遠ざけるのに重要なんです。なにせ地面は基本凍っていますから。スニーカーや普通の靴だと足がすぐに冷えて風邪をひいてしまいます(モンゴルではなぜか一度風邪をひくとなかなか治りません。風邪も威力がすごい)。そしてウールの靴下と帽子、マフラー、手袋。外気に触れないように、なるべく体の表面は覆っていました。出ているのは目だけのようなスタイルですね(笑)。寒い時は、まつ毛や髪の毛が白く凍ってきます。
そんな中、犬たちは外で過ごしていたり、田舎に行くと牛や羊が立ちすくんでいたり。人間もですが、動物たちは本当にたくましいなと感じました。今年の冬はゾド(冬の厳しい寒さと雪による災害。大量の家畜が死んでしまう)のようなことにならなければいいなと祈ります。
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