2020/01/18 00:31

クラウドファンディングのリターンに関するバックストーリーをお伝えするこのコーナー。
前回はEggplantキーチャームがどのようなコンセプトのもとに作られたかをお話ししました。
今回は、実際のキーチャーム制作風景にフォーカスを当てて行きますよ!

《エコレザーってなに?》

今回の新商品であるEggplantキーチャームはレザー製

レザーは、こんな感じに筒状になって到着↓

アップにするとこんな感じ↓

くっきりとプリントされていて、どのように仕上がるか期待が高まります!


この素材、普通の革に見えますが、実はこれ、単なるレザーではありません。
その正体は「エコレザー」

名前の通り、エコフレンドリーなレザーなのですが、
どのようにエコなのでしょうか?

こちらのレザーを扱っている会社による説明をお借りしますと…

リサイクルレザーは本革かな?

はい、本革です。古くなったレザー製のソファークッションでバッグを作れるのと同じように、革はすべて再利用可能なのです。レザーをリサイクルすることで無駄を削減することができます。商品や洋服をリサイクルするだけでなく、革製造工場のレザーくずも再利用するので工場で出る廃棄の無駄も削減することができます。

なぜレザーをリサイクルしているの?

ヨーロッパの市場では1年間にフットウェアだけでもおよそ10億足もの靴やブーツ、スリッパなどが製造されます。その結果、10万トンのレザーが廃棄物となり、埋め立てゴミまたは可燃ごみとして処分されます。レザーを再利用し、廃棄される革を新しく生まれ変わらせることで、ゴミの削減に私たち一人ひとりが協力出来るのです。」https://www.contrado.jp/レザーボードより引用(強調は筆者による)

このように捨てられた本革をまたリサイクルして使うので、
・廃棄物となった本革を燃やさなくて済む→ゴミの削減(リデュース)、再利用(リサイクル)

さらには、
・動物をさらに殺生しなくて済む→クルエルティー・フリー

というたくさんのメリットがあります。


合成皮革という選択肢もありました。
しかし今回なぜポピュラーな合皮を選択しなかったかというと、

「ポリウレタンや塩化ビニールなどで作られ、手頃な価格で手に入れることができます。本革と比べ、水や汚れに強く、気軽に持つことができますが、2、3年で剥がれが起きるなど、耐久性は劣ります。」https://stylehaus.jp/articles/10492/ より引用

というように、品質面でエコレザーより劣るのと、さらには製造過程において環境を破壊する可能性のある有機溶剤を多く用いるため、エコレザーの方が圧倒的に環境に優しい!いいことずくめ!というわけで今回はエコレザーを採用しました。


なのですが…こちらのエコレザー、日本ではあまり取り扱いがなく、なんと遠く離れたイギリスの会社にオーダー

ヨーロッパの環境意識の高さに感心するとともに、日本はそういった事柄に関しては常に後進国だなと悶々とした気持ちになってしまいます…

ですがこれを機に、聞いたことがないという人もエコレザーについて知っていただけたらとても嬉しいです!

《制作過程》

さて、素材の話はこれくらいにして、
こちらのナスのキーチャームをどうやって作るかをお話しします!

まず…

→ナスの形に沿ってエコレザーを2枚切り出す
→切り出した2枚の両面を貼りあわせる

裏はこんな感じ。段ボールのようです!

→穴を開ける
→カラビナをつける
→完成!

エコレザーがかなり硬いので、特に穴を開けるときには随分力を要しますが、
その分素材がしっかりしているということなので、存在感のある仕上がりになったのではないかと!皆様n早くお見せしたくてウズウズしてしまうのですが、完成品は届くまでのお楽しみにさせてください❤

Eggplantキーチャームのリターン付きのご支援は5,000円から。
引き続き、ご支援賜りますようお願いいたします。

それでは、the fuuでした!