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北海道十勝平野に残された、小さな森をまもりたい

北海道十勝平野に残された、小さな森の一部が売りに出されています。動植物のすみかと森の生態系をまもり、次の世代に受け継いでいくために、皆さんの力を貸してください。

現在の支援総額

480,000

35%

目標金額は1,340,000円

支援者数

13

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/02/18に募集を開始し、 13人の支援により 480,000円の資金を集め、 2017/04/29に募集を終了しました

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北海道十勝平野に残された、小さな森をまもりたい

現在の支援総額

480,000

35%達成

終了

目標金額1,340,000

支援者数13

このプロジェクトは、2017/02/18に募集を開始し、 13人の支援により 480,000円の資金を集め、 2017/04/29に募集を終了しました

北海道十勝平野に残された、小さな森の一部が売りに出されています。動植物のすみかと森の生態系をまもり、次の世代に受け継いでいくために、皆さんの力を貸してください。

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▼はじめにご挨拶

みなさんこんにちは。

「どんぐりとやまねこ」代表、中村典代です。

私たちは14年前の2003年この森に出会い、一部を取得することが出来ました。

そして森の中の1番大きなヤチダモのおばあさんにちなんで「ピンニの森」(ピンニはアイヌ語でヤチダモ)と名付け、他の土地所有者の方からも協力を頂いてさまざまな活動を行ってきました。

いま、森の一部が売りに出されています。ただでさえ小さな森をこのまま維持していけるように、皆さんの力を貸してください。

▼ピンニの森の紹介

 みなさんは北海道というと、豊かな森林が豊富に残されているというイメージがありませんか。しかし北海道の森林の比率は全国平均をわずかに上回る程度(2012年林野庁)。私の住む帯広市では、明治以降の開拓で平地の原生林は刈り払われ、広大な畑作地に変わっていきました。

それでも畑の中にポツポツと、島のように小さな森が残りました。森が残った理由はさまざまですが、「ピン二の森」は1970年代高度成長時代の悪名高い「原野商法」で一旦更地にされ、切り売りされました。しかし土地を購入した人たちはいずれも本州在住の人たちで、土地はほとんど利用されることもなく放置されたのです。その結果、40年の歳月を経て自然林が再生し今に至っています。原野商法が結果的に森を守ることになったのは、皮肉なことですね。

海に浮かぶ小さな島のように広大な畑作地帯に点在する孤立林は、植物や動物たちにとってオアシスのような存在になっています。ピン二の森でも春の訪れと共にオオバナノエンレイソウをはじめとする春植物が林床を埋めます。

ハルニレ、ヤチダモなどの樹木からフクジュソウ、エゾエンゴサクなど、いままでに200種以上の植物が確認されています。またアカゲラ、ヒガラ、ゴジュウカラなどの鳥類、キタキツネやエゾリス、シマリス、ネズミなど、小動物や昆虫たちの貴重なのすみかになっています。 

▼プロジェクトをやろうと思った理由

私たちはこの森で自然観察会やネイチャーゲームなどの自然体験活動、植物調査などの活動を行って来ました。これからも身近に人と自然が触れ合える場所として、活動を続けて行きたいと思っています。

夏休みに福島の子どもたちを、放射能の心配のない北海道に招いています。2011年から毎年、のべ100名近くの子どもたちが森にやってきました。ネイチャーゲームのプログラムを実施しているところです。

 

近所の児童施設の子どもたちも、森に遊びにやってきます。森に入ると色々なものと出会って、みんな元気になります。

 

わずかにあるカラマツの人工林で、枝打ちや間伐など森の手入れの実習を行いました。北海道にも手入れされずに放置されたカラマツなどの林があり、まずは実際に体験してもらおうと企画しました。終わったあとはレンガのピザ窯でピザを焼きました。やはり焼き立ては最高!

 

ピン二の森は総面積約6千坪の小さな森です。そのうち約4000坪を所有者の了承を得てこのような活動に利用してきました。長い年月を経て持ち主がわからなくなり、売買契約が出来ない土地が約1000坪あります。今回売りに出されたのはその残り、森の北東部1340坪の土地です。これは森の約20%にあたり、これだけの面積が例えば畑作地などに転用されれば、小さな森の生態系に大きな影響を与えることは必至です。

▼資金の使い道

資金は全額を土地の購入代金として使わせていただきます。今回の土地買取の金額は、道路からアクセスできない部分であるため、一坪=1000円と安価に売りに出されています。1340坪の土地なので、134万円です。

もし予定金額を上回った場合は、森の維持管理の費用や、森の中で行う活動の資金に当てさせていただきます。

▼リターンについて

支援していただいた金額に応じて、土地の取得にご協力いただいた証として、登録証を発行します。

どうぞピン二の森に遊びに来てください。植物や生態系についてガイドしながら、森の中をご案内します。

ピン二の森はとかち帯広空港から車で10分。無料で送迎します。

また毎年オオバナノエンレイソウが咲く時期に開催している「お花見会」にご紹待。

(ただし帯広空港までの交通費はご負担下さい)

▼「どんぐりとやまねこ」について

自然と子どもをキーワードに活動しています

子どもに絵本や物語の楽しさを伝える活動
パネルシアターの上演や絵本パフォーマンスなど公演

ネイチャーゲームなどの自然体験活動
自然を五感で体験するネイチャーゲームの実施、植物や野鳥の自然観察観察などを行っています。フィールドは帯広市桜木町にあるピンニの森。

クラフト製作・体験
木工、ステンシルなどの製作や、箸作り、木の葉メールなどの体験活動。北海道認定の木育マイスターとしても活動しています。

平和・環境に関わること
子どもたちが健やかに育っていくためには、平和な世界と豊かな自然環境が必要です。平和と環境を守る活動を行っていきます。

福島や被災地の子どもたちの保養活動
2011年の震災以来、夏休みの2週間、子どもたちの保養活動にも取り組んでいます。

代表 中村典代
連絡先 帯広市桜木町東2線83−13 電話 090-6261-6311
メール donguri8@mac.com

facebookページ https://www.facebook.com/donguri.yamaneko/

最新の活動報告

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  • 秋のイベント「 山本牧さんと森作り」を開催します

    2018/10/20 21:01

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 植樹会を実施します

    2018/04/01 17:30

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • いつまでも不動産会社に待ってもらうことも出来ませんので、資金をかき集めてとりあえず土地を購入しました。しかし今回の購入は森林の保護が第一の目的です。とくに何かに利用する目的もない土地なので、個人で負担するには重いものがあります。引き続きご支援をお願いします。 3月3日に不動産会社に出向いて代金を支払い、司法書士に登記の手続きを依頼しました。この時点で土地代の他に、所有権移転費用として44,735円を支払っています。 先日司法書士から登記識別情報通知なるものが送られてきました。現在は土地の権利証は発行されず、この識別情報を持っているものが土地の権利者と認められるそうです。写真をご覧ください。今回の土地は7筆に分割されているため、通知も7枚発行されています。 北海道はまだ雪の中ですが、陽射しからは春の気配が感じられます。スキーを履いて購入した土地の前で記念撮影してきました。寄かかっている木は、森で一番大きなキタコブシです。 5月のはじめには白い花をたくさんつけることでしょう。この木をはじめとしてケヤマハンノキやハルニレなどの木々もそのまま残すことが出来ました。ご協力いただいた皆さまに感謝申し上げます。また引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。 花の写真は昨年5月5日に撮影したものです。   もっと見る

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