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医療、福祉施設で挑戦してみたい!

活動資金をもとに医療、福祉施設に行きただの塗り絵や貼り絵でない、他にない新しい方法で絵画教室を開催します。版画作家の持つ道具、版や間接的に描く思考は歩きにくければ杖や車椅子を使用する福祉用具のように、描きたくても描けない利用者さんの補助具として作業に置いて機能することを体験してきました。

現在の支援総額

0

0%

目標金額は1,400,000円

支援者数

0

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/12/25に募集を開始し、 2020/02/20に募集を終了しました

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終了

目標金額1,400,000

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このプロジェクトは、2019/12/25に募集を開始し、 2020/02/20に募集を終了しました

活動資金をもとに医療、福祉施設に行きただの塗り絵や貼り絵でない、他にない新しい方法で絵画教室を開催します。版画作家の持つ道具、版や間接的に描く思考は歩きにくければ杖や車椅子を使用する福祉用具のように、描きたくても描けない利用者さんの補助具として作業に置いて機能することを体験してきました。

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ご挨拶

私は芸術大学を卒業して銅版画の制作をしながら、福祉施設でも10年間働いてきました。今までに自身の作品を日本英国国際版画展、オーストラリア国際版画展、日本カナダ国際版画展に出品してきました。また福祉施設で利用者さんの美術の指導をさせて貰い、自身の制作活動と福祉活動を両立して生活しています。私にはいい絵を描きたい!また、多くの利用者の方にもいい絵を描いて楽しんで貰いたいという目標、夢や希望があります。


  


 自作銅版画作品 Make love and  peace


なぜ福祉施設にアートなのか!!!

私は10年間福祉施設ショートスティ、終末期病院、リハビリ病院、通所リハビリテーションで計10年間働いて来ました。多くの医療、福祉施設では日々の業務、食事、排泄、お風呂介助、シーツ交換など掃除、片付けなどの雑務で精一杯なのが現状です。どこの介護職員もいっぱいいっぱいなんです。そして、そこで生活されている利用者さんにはその業務内容しか提供しにくいのです。利用者さんに対してしている活動と言えば、ご飯前に簡単な体操をする。既製品の塗り絵のプリント用紙に色鉛筆で塗り絵を塗る。折り紙などで終わりです。私が年をとり、見た目は綺麗でご飯が美味しい老人ホームに入所し、毎日がその繰り返しでは嫌になります。早くお迎えが来ないかと言われる利用者の方を見て来ました。

私たちも、老いて認知症や脳卒中などによる身体麻痺などで福祉施設で生活することにネガティブなイメージをもちやすいのではないでしょうか? 

じゃあアートでどうにかできないか?

アートにおいて、認知症や病気などで心身が不自由な状態となったとしても、それは個性や魅力となり作品制作でプラスの要素となることを多数見て来ました。

この10年間で、業務内容の数十分の時間を利用して少しずつ福祉施設で学んだ利用者さんの運動機能や認知の状態を観察しながら、芸術大学で学んだ技術、知識、そして感覚を活用して、その人の状態や特性にあった作業道具、作業方法を開発活用してその人にあった制作過程を作り上げて来ました。


当時務めていた福祉施設での活動内容を取材されました


そして職場が変わり、今の通所リハビリテーションでは私の能力を信頼して貰い、労働時間のほとんどを利用者さんのアート制作の指導を任せて貰うようになりました。

今の職場は3年目ですが、私の指導力や指導内容の幅も広がり、利用者さんたちの作品は一弾と成長し今はアドバイスなくアート制作に励まれている方もいられます!





一人の利用者さんの作品がバタフライエフェクトを実現する!

  自作銅版画作品 Butterfly effect


例)私が指導して来た、他施設で描かれた利用者Zさんの作品集をまとめたファイルを観て貰いました。以前のZさんは日々の作業は広告で造った箱折りでした。

 紙版による間接的画法(フロッタージュ技法を使った応用)


利用者A この作品綺麗ね!誰が描かれたん?でも私には目が悪いし、手が震えてこんな綺麗な作品つくれないわ. . .  

美術作家 近くにあるデイケアセンターの利用者Zさんが描かれたんですよ!そんなことないですよ!この方法を使えば簡単に作れますよ! ほら、これをこうすれば簡単でしょ?


利用者A  これなら私にも出来そうだわ!


制作開始 人により(身体の可動域や握力、認知力、精神面など)を観察し、直接的な美術法、版などを使った間接的な美術法、または両方を使うなど試しながら描いて貰います。ストレスなく楽しく集中して描いているのかを美術作家、作業療法士とともに考えながら制作過程を造り上げて行きます。 

制作中、美術作家による配色や空間配置など作品がより良く観えるように作家の持っている感覚を使い、わかりやすくアドバイスしていきます

またAさんが楽しく制作されている光景が、隣に座っている他の利用者さんにも伝わり、私もやってみたいと言う気持ちにさせてくれます。興味を持たれた方には同じような方法で進めて行き、出来なければ他の方法を考えていきます。


美術作家 すごく綺麗な作品が出来ましたね!これフロアの壁に飾らせて貰っていいですか?


利用者A いいわよ! こんなに簡単にすごく綺麗に創れるのね!でもアドバイス貰ったしいいのが出来たのよ! 


美術作家 次はアドバイスなくいい作品が出来たら、作家デビューですね!ルーブル美術館に飾れるくらいの作品を一緒に造っていきましょ!




Aさんの作品を施設内展示する

 利用者B この作品 綺麗ね! 誰が描かれたの?. . . 

と利用者Zさんの作品が、利用者Aさんの心を動かし美しい作品を造ることが出来ました。Aさんが作品を制作展示することで新たにBさん、Cさんを動かすきっかけを造ることができます


Butterfly effectとは蝶が羽ばたくと地球の反対側で竜巻が起こるというカオス理論  (小さな風が10年後、100年後には竜巻のような大きな影響力のあるエネルギーになる

この一枚の絵は小さな絵ですが人の心を動かし人と人とを繋ぐ力があることを観てきました。また人に楽しさや希望や夢を抱かせる力を持っていると思います。

そして美術を活用した福祉施設の利用者さんの作品が、第三者が観ても芸術性の高い発信力のある物となり、ネガティブなイメージを持ってしまいがちな超高齢社会を期待と希望に満ちた社会に換えるほどの大きな力になりうると私は思います


資金の使い道 

2020年4月〜12月までの活動費用

絵画教室をスムーズに行うためのアシスタント人件費27万円

活動を社会に伝える広告費15万円

施設にない作業用具や画材、質の良い画用紙を購入(和紙や版画用具や発色のいい色鉛筆、ゴムローラー、油性インク、スプレーのり、展示額などの初期費用)18万 

施設外作品展示費用20万円

リターンにかかる必要な画材や額などの制作費用30万 

クラウドファンディング手数料20万

その他経費約10万円

プロジェクトが上手くいけば施設内に展示後、いい作品を施設外に積極的に展示発表する

ギャラリーよりショッピングモール百貨店などで展示することで一日数万人に観てもらうことが出来る   

ゼスト御池ショッピングモールなどを考えています


まだまだ良い作品が次々と造られています。


福祉施設こそアート制作に向いてる空間であり、やるなら今でしょ!

 この経済社会、競争社会で生活する多くの労働者は趣味や生きがいなどを持つ余裕がなく、それらを犠牲にして頑張られています。その状況が今の経済を回しているのです。



その反面、経済社会の一線から退いた福祉施設で生活されている方は時間があり競争もしていません。多忙で余裕がなかった人に、今ここで一つの手段としてアートを楽しんで頂くことができれば、夢や希望に溢れた理想的なライフスタイルを送るきっかけになると思います。何歳になったても、どんな時も夢や希望のある生活を!

    


実施スケジュール     

株式会社エクセレントケアシステム

小規模多機能型居宅介護 エクセレント修学院さんに協力いただき利用者対象の絵画教室を開催できることになりました! (※外部から来られた方に対しての絵画教室はしておりませんのでご注意ください)

2020年2月〜3月 事前に実施する福祉施設の壁を借り、利用者Zさんの作品展を開催する。(素敵な力作を観て貰うことで興味や関心を引き出し、絵を描きたい!と言う気持ちにさせる効果が期待できるため)

        ↓


2020年 2月〜3月頃 福祉施設を見学、利用者や職員の方と顔合わせをし絵画教室において、利用者や職員の方に負担にならずスムーズに楽しく進むように打ち合わせをする。

        ↓

2020年 3月〜4月 興味の持たれた方や絵を描くことが好きな方を対象にした絵画教室を開催する。

一日の絵画教室が終了次第、作業療法士や作業担当者とともに反省会を行う。失敗と成功を認識し、福祉施設の利用者に合わせたアート作業プログラムを造っていく。  

        ↓


    版表現が機能してくる

        ↓  

2020年X月〜 版画京都実行委員会議で活動報告する予定。また版表現が医療、福祉施設において機能している旨を伝える。ただ自身の作品を展示して終わりでなく、認定NPO法人として、版画、版表現を医療、福祉施設の新しい作業プログラムとして機能させ社会貢献していくことに方針転換してはどうかを議案として提出する。   

        ↓        

20xx年 少しずつ輪を広げ継続的にプロジェクトを実行して行くことで、それがなくては困る必須な存在にして行く。社会はそれに合わせて動いて行くのだと思います。

 それは病院や福祉施設が美術大学のような楽しい空間。アートと福祉が一体になる夢の社会になるはじまりなのではないでしょうか?  

 実現のためにご協力、応援よろしくお願い致します!

版画京都実行委員会 広報委員 福祉に携わる美術作家 吉元光生

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