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さくらんぼのお手伝いも終わり、そろそろトレイルへの準備を進めていきたいと考えています。
まず、考えなくてはいけないのは、食料補給地・許可書です。
前回は、パシフィック・クレスト・トレイルで一括して許可書を頂いたので必要ありませんでしたが、今回は個別に取らなくてはなりません。
また、シーズンが終わる頃に歩くので、防寒、補給地がシーズン終了して利用できないかどうかも調べなくてはいけません。また、ヨセミテバレーから南に歩く行程を考えているのですが、天候によっては、ゴール地点のMtホイットニーは標高が高く雪に見舞われる可能性もあります。
南から北を目指す行程も考えなくてはなりません。
シーズン終わり頃ゆえ、ありとあらえる想定と準備が必要になります。
その中でも、今回このエリアで必ず必要になる道具があります。そんな道具を紹介します。
ベアキャニスター
写真が現物になります。
私が持っているものは、強化プラスチックでロックのかかるケースになります。
(他にも古い金属製の物、高価なカーボン製の物があります。)
要するに、熊から食料を奪われないようにする為の入れ物になります。
ヨセミテ国立公園エリアに生息するのは、ブラックベアーになります。
体長は約2m。雑食です。
ヨセミテエリアのブラックベアーは、他のエリアと比べて、非常に賢い。
熊の生息域の多くの国立公園では、食料を袋に入れて木に吊るして保管します。
(吊るし方もある程度ルールがありますし、方法も2種類あります。)
ヨセミテ国立公園でも以前はそうでした。
しかし、木に吊るしても食料を奪う熊が多く、ルールが改定になり、一部区間でベアキャニスターの携帯が現在義務付けられています。
重量約1.1kg(重い・・・)。このケースに入るだけしか食料を持つ事が出来ません。
何を食べるか?何を持って行くか?により、歩ける日数と補給の場所を決めなくてはなりません。食料だけではありません。匂いのするもの(持って行きませんが例えば、歯磨き粉や香水)なども、このケースにいればければなりません。
また詳しくは、何かの形で色々と説明できればと思います。
こんな道具があるのは、日本では考えられませんよね!