はじめに・ご挨拶
総合型地域スポーツクラブを運営しております、NPO法人長野スポーツコミュニティクラブ東北の藤牧と、長沼ミニバス保護者の飯島と申します。
スポコミ東北は被災した東北中学校敷地内に事務所を構え、「スポーツを通して地域をつなげたい」を理念に活動する非営利法人団体です。事務所が被災し、多くの備品や事務用品が使用できなくなってしまいました。長沼ミニバスは長沼地区で活動し、長沼小学校と長沼体育館で練習をしていました。しかし、今回の災害により両体育館は被災し県大会出場を賭けた大会前に練習場所を失ってしまいました。スポコミ東北と長沼ミニバスで連携を取りながら、今後の活動に向けて準備をしていますが、保護者や事務局だけの力ではどうにもなりません。皆さまのお力を貸していただきたく、『スポコミ東北』と『長沼ミニバス』合同でこのプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトで実現したいこと
スポコミ東北は事務所が被災し、事務所としての機能が困難な状況となっています。長沼ミニバスでは週4回長沼小学校と長沼体育館で練習をしていました。災害後は近隣の体育館に空きがないため、遠方の体育館まで練習に行っています。しかし、体育館使用料が必要であったり暖房費等の捻出も必要になっています。また、泥に浸かってしまって使えなくなってしまった練習道具や備品が沢山あります。長沼小学校の体育館が使えるようになるのは半年以上先となり、長沼体育館においては再建設の目処は立っていません。このプロジェクトでは長沼ミニバスの今後1年間の体育館料と練習道具・備品の購入、また被災者の遠征費、スポコミ東北の事務所備品の購入に充てたいと思ってます。
NPO法人長野スポーツコミュニティクラブ東北の活動
「スポーツをいつでも、どこでも、だれでも、いつまでも」をキーワードに『総合型地域スポーツクラブ』を運営する非営利団体です。スポーツイベントの運営や向キッズアドベンチャーワールド、小・中・高との連携事業にも力を入れています。
下記URLにて長野県からスポコミ東北の詳細が発信されています。ぜひご覧ください。
https://www.pref.nagano.lg.jp/nagachi/nagachi-somu/documents/npo-supokomi.html
長沼ミニバスの活動
長沼ミニバスは平成4年に結成された今年で27年目の長い歴史を持つミニバスです。現在所属する子供たちの保護者の中には、自分も長沼ミニバスに所属していたという人も少なくありません。長野県大会には男子は今年で9年連続、女子は4年振りに出場を果たしています。小学校1年生〜6年生までが所属し、現在男女総数52名が在籍しています。全員スポコミ東北に入会しており、中学生との合同練習やスポコミ主催のスポーツイベントにも参加し、連携をとりながら活動を行なっています。
災害後の状況
【メインで使用していた長沼小学校体育館】
▲水が引いた後の長沼小学校体育館周辺です。体育館の中は床上180㎝まで浸水し、ステージの上も全て泥だらけでした。
▲ステージ下にあった道具・備品は全て泥に浸かってしまいました。
【決壊した堤防の真下にある長沼体育館】
▲長沼体育館は濁流によって床や壁が抜け、再起不能な状態です。
【スポコミ東北事務所】
▲床上浸水のため、全ての備品が使用できなくなってしまいました。
災害後1ヶ月の状況…
【長沼小学校体育館】
▲保護者やボランティアの方々にお手伝いいただき、泥を掃き出し床を水洗いしました。
▲練習場所が確保できなかった日には長沼小学校で投光器を付けた中での練習も…🏀
【スポコミ東北事務所】
▲スタッフ総出で片付けました。12/8に今後の活動を話し合いました。早く発進できるよう努めます。
被災した備品等
支援金額の使い道について
設備費:約20万円
備品購入費:長沼ミニバス約40万円
スポコミ東北約30万円
被災者遠征費補助:約20万円
広告費:約10万円
手数料:約20万円
最後に…
長沼ミニバスに所属している半数の子供は長沼小学校に在籍しています。今もまだ自宅に住めない子供たちがほとんどです。学校も使用できる状態ではないため、臨時のスクールバスやタクシーなどで隣りの柳原小学校に通学しています。突然、当たり前だった日常を奪われてしまった子供たちですが、11/3にあった県大会予選では災害以来まともな練習もできなかった中、県大会出場を決めた時には涙が止まりませんでした。練習する場所が無くなり、今は遠方の体育館を数ヶ所回りながらの練習となっています。そのため、災害後は全員揃ってバスケットができた事はまだ1度もありません。どうか子供たちが安心してバスケットができる環境を整えるためにお力を貸してください。 飯島
災害後、まだ避難所にいる子供たちに「こんな時だからこそ、みんなで集まって身体を動かそう!」と声をかけ30人程の子供たちが来てくれました。これからスポコミとしてどんな活動をしていけるか現在検討中ですが、スポーツを通して伝えたい事がたくさんあります。まずは環境を整えて、また子供たちが集まる機会を作れるようにスタッフ一同尽力して参ります。皆様のご支援をよろしくお願いします。 藤牧
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
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2021/03/31 23:22お久しぶりです!この度、全てのリターンが完了しました。ご支援いただきました大勢の皆様に改めて御礼申し上げます。リターンの準備は子供も大人も一緒に梱包の作業をしました。子供たちは1枚1枚丁寧にお礼のメッセージを書きました!保護者は慣れないラベル貼りや箱詰めなど、楽しく準備させていただきました♫長沼ミニバスではボールケース等の備品購入や長沼小学校が使用できない間の体育館使用料に。スポコミ東北では、災害によって使用できなくなった事務所備品の購入や復興事業の経費等に、皆様からのご支援を使わせていただきました。今回のクラウドファンディングを通して、暖かいご支援と共に、沢山のご縁もありました。子供たちも周りの大人も、当たり前にできていた事が誰かの支えがあるからできている事がいっぱいある…という事を実感させてもらった一年間でした。そして、人の温かさが身に染みた一年間でした。悲しい事、苦しい事がある中でも沢山の笑顔を見れた一年間でした。この笑顔を守る事ができたのもご支援いただいた皆様をはじめ、周りで協力してくださった方々のお陰です。心より感謝申し上げます。まだまだ長沼地区は完全復興とは言えないのが現実ですが、これからも子供たちの笑顔を見守っていきたいと思います。これで最後のご報告とさせていただきますが、皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。 もっと見る
★☆再開しました☆★ ⬅︎タップしてください
2020/09/04 09:589月1日より、ホームである長沼小学校の体育館を使用させていただけるようになりました!!初日の練習では、ピカピカの床でバッシュを履いて駆け回っていました。今回の災害により、普段通りにならなくなった事が沢山ありました。しかし、そんな中で周りの人たちと協力し合う事、相手を思いやる事、当たり前にできる事が当たり前じゃないんだと小学生ながらに感じた事があったと思います。それは大人も同じで、日々忙しくて忘れがちですが、普段通りに生活できる事が何より幸せな事なのだと実感させられました。不自由な中で、不自由な事につまづいた時、そこから自分の足で立ち向かう力を身に付けて行って欲しいと願います。全て大人が手助けするのではなく『自分で考える力』をバスケを通して学んで行く…そのサポートをして行きたいと思います。練習初日に以前取材していただいた長野放送さんが来てくださいました。子供たちの元気な姿を見てやってください。⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎ もっと見る
大変遅くなりました…⬅︎タップしてください
2020/05/22 13:493000円コースのリターンであるスポコミ東北ホームページへのお名前の掲載をUPさせて頂きました。http://www.ngn.janis.or.jp/~supocomi/index.html⬆︎⬆︎⬆︎スポコミ東北ホームページPCの購入やコロナの関係でお約束の3月に掲載ができず申し訳ありませんでした。現在、コロナの影響でスポコミ東北・長沼ミニバス共に活動はできていませんが、活動が再開できましたら、子供たちの元気な姿をご報告できればと思っております。また、リターンにあります【柳ちゃんアップル】の発送についてですが、今年秋の収穫分をリンゴジュースにするため、発送は来年2月以降となっております。まだ届いてないんですが…とのお問合せをいただいたため、こちらでご案内させていただきます。楽しみにしていて下さい☆ もっと見る
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