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新しい政治を生み出すために、シノドス国際社会動向研究所をつくりたい!

シノドス国際社会動向研究所では、社会調査の専門家と理論家・思想家を結びつけ、海外の研究機関と連携し、日本の政治を変革していくための資源を提供していきます。

現在の支援総額

2,199,050

109%

目標金額は2,000,000円

支援者数

168

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/02/15に募集を開始し、 168人の支援により 2,199,050円の資金を集め、 2017/03/26に募集を終了しました

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支援者数168

このプロジェクトは、2017/02/15に募集を開始し、 168人の支援により 2,199,050円の資金を集め、 2017/03/26に募集を終了しました

シノドス国際社会動向研究所では、社会調査の専門家と理論家・思想家を結びつけ、海外の研究機関と連携し、日本の政治を変革していくための資源を提供していきます。

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▼はじめまして!

みなさま、はじめまして! シノドス代表の芹沢一也と申します。

シノドスについては、こちら http://synodos.jp/ をご覧ください。

今回、新しく「シノドス国際社会動向研究所」を立ち上げるにあたり、みなさまのお力をお借りしたく、クラウドファンディングをはじめることとなりました。

 

▼シノドス国際社会動向研究所立ち上げメンバー 

橋本努(北海道大学教授・社会哲学) http://www.econ.hokudai.ac.jp/~hasimoto/
吉田徹(北海道大学教授・ヨーロッパ政治) http://lex.juris.hokudai.ac.jp/~yoshidat/
富永京子(立命館大学准教授・社会学) http://kyokotominaga.com/
高史明(東京大学特任講師・社会心理学) http://researchmap.jp/Fumiaki_Taka/
小林哲郎(香港城市大学准教授・社会心理学) http://researchmap.jp/munimuni
荻上チキ(シノドス編集長) http://www.tbsradio.jp/ss954/
芹沢一也(シノドス代表) http://synodos.jp/staff

 

▼シノドス編集長、荻上チキからのメッセージ
 
▼どうしてわたしたちの思いは政治に届かないの? 

現政権が高い支持率を誇る一方で、野党勢力は何とも頼りなく映る。多くの方が、そう感じているのではないでしょうか? 

わたしたち有権者が、現政権の政策を総体として評価し、その結果として高支持率につながっているのであれば、もちろんそれは喜ばしいことでしょう。そうであれば、野党が少しくらい頼りなくとも、問題はないのかもしれません。 

しかし、ことはそれほど単純ではないでしょう。政権への不満はたくさんあるものの、「他にマシな政党もないから」という理由で、消極的に支持している人は多いはずです。現に、現状の高支持率は、消極的支持によるものが多くを占めている状況ですから。 

つまり、いまの政治に自分たちの思いが届いているとは感じていない人たちが、たくさんいるということです。では、そのような思いはなぜ、政治にきちんと反映されないのでしょうか? あるいは、どうすれば政治にわたしたちの思いは届くのでしょうか? 

わたしたちがシノドス国際社会動向研究所を立ち上げようと考えたのは、この課題をとらえ、そして解決するためにほかなりません。

 

▼悪いのは魅力のない野党? 

課題はどこにあるのでしょうか? 

「議会の主役は野党」とよく言われます。与党が意のままに政治を行えるのであれば、議会は必要ありません。議会制民主主義においては、少数者である野党が、さまざまな「異なる声」をぶつけていくことで、与党案をブラシュアップしていくプロセスが必須です。 

だからこそ、なおさら説得力ある選択肢や対案を示せない野党が悪い! こう言いたくなる気持ちはよく理解できます。しかし、わたしたちはその前に、もっと別の課題があると考えています。 

それはほかならぬ、わたしたち自身の「価値基盤」がよくわからないということです。いまの政治に違和感を抱いており、ほかに魅力的な野党があればその政党を支持したいが……というとき、わたしたちはいったい何を求めているのでしょうか?  

たんに、ときの政権が気に入らないというのではなく、わたしたちはどういう社会をつくりたいと望んでいるのでしょうか? また、自分と同じような社会意識や関心を持つ人びとは、ほかにどのくらい、そして社会のどの場所にいるのでしょうか?  

ここが不透明なままでは、オルタナティブな政治など立ち上がりようもありません。つまり、野党を求める価値基盤が成熟していないとも言えるのです。そして、この価値基盤が成熟しないまま、長期政権によって既得権層が生まれるという悪循環がつづいています。

 

 

▼「オルタナティブな市民」とそのあり処 

わたしたちの目的は、社会調査によって、「オルタナティブな市民」とそのあり処を明らかにするというものです。いまの政治に違和感をもつ人びとの思いをひとつのものとして、社会のうちにはっきりと結晶化させたいのです。 

それゆえ、わたしたちが行おうとする調査は、たんなる社会調査ではありません。社会の新たな意識分割のあり方を実証的に明らかにしつつ、政治的対立軸そのものの更新を目指します。 

空から魅力的な政党が降ってくるのをただ待つのではなく、共通する価値の発見を通じてオルタナティブな政治構想を生み出していく。ひいては、議会制民主主義の一翼を担う、「市民」と政党との新たなカップリングをつくりだしたい。こう願っています。 

そのために、シノドス国際社会動向研究所では、社会調査の専門家と理論家・思想家を結びつけ、海外の研究機関と連携し、日本の政治を変革していくための資源を提供していきます。

 

▼新しい中間層イメージの形成に向けて 

現政権が気に入らない人たちがいる一方で、リベラルに落胆している人たちもいます。それはリベラルの側にも大きな欠落があるからです。 

いわゆる市民運動は、社会的に排除されがちなマイノリティの視点から、その市民権を保護する運動として現われました。そうすることで多くの功績を上げたのですが、残念ながら中間層の要望を吸い上げることを怠ってしまったというのも事実です。 

分厚い中間層に支えられた、かつての安定した豊かな時代は過去のものとなり、いま世界ではデモクラシーが大きく揺らいでいます。これからは、より多様な価値観を基盤に活力ある社会を、政治を通じてつくり上げていかないといけません。 

こうした時代にあってわたしたちは、理論に裏打ちされた社会調査によって、多様な価値観に開かれた「新たな中間層」を可視化し、実体化しようと考えています。そこに現われる集団こそが、利害関心を共有した市民層として、オルタナティブな政治を担う人びとだと考えるからです。 

この新たな中間層が立ち現われたとき、政治はその「声」を、決して無視しえなくなるはずです。

わたしたちのプロジェクトにご共感いただけましたら、ぜひクラウドファンディングというかたちでご参加いただければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします!

 

  
 
▼資金の使い道 

みなさまから頂いた資金は、研究所立ち上げ(社団法人化)のための費用、研究所運営(事務方人件費など)のための費用、社会調査実施にかかる費用、文献資料収集にかかる費用(文献購入、複写、行政手続きなど)、メンバー研究会にかかる費用(宿泊交通費など)として、大切に使います。

 

▼リターン

・3000円
サンクス・メールと経過報告メールをお送りします。 

・5000円
サンクス・メールと経過報告メールをお送りします。
シノドス・ステッカーをプレゼントいたします。 

・10000円
サンクス・メールと経過報告メールをお送りします。
シノドス・ステッカーをプレゼントいたします。
リサーチ報告書(第1回)にお名前をクレジットいたします。 

・30000円
サンクス・メールと経過報告メールをお送りします。
シノドス・ステッカーをプレゼントいたします。
リサーチ報告書(第1回)にお名前をクレジットいたします。
ご希望のメンバーのサイン入り著作をプレゼントします。 

・100000円
サンクス・メールと経過報告メールをお送りします。
シノドス・ステッカーをプレゼントいたします。
リサーチ報告書(第1回)にお名前をクレジットいたします。
ご希望のメンバーのサイン入り著作をプレゼントします。
シノドス国際社会動向研究所FBグループ(クローズド)にご招待します。
※リサーチ報告書(第1回)発表までの期間となります。 

・300000円
サンクス・メールと経過報告メールをお送りします。
シノドス・ステッカーをプレゼントいたします。
リサーチ報告書(第1回)にお名前をクレジットいたします。
ご希望のメンバーのサイン入り著作をプレゼントします。
シノドス国際社会動向研究所FBグループ(クローズド)にご招待します。
※リサーチ報告書(第1回)発表までの期間となります。
メンバー研究会にオブザーバーとしてご参加いただけます(旅費等は自己負担となります)。
※リサーチ報告書(第1回)発表までの期間となります。

 

アカデミアと社会をつなぐ「GoodMorningアカデミア」。ぜひ、ほかのプロジェクトもご覧ください。
https://camp-fire.jp/channels/academia

 

最新の活動報告

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  • シノドス国際社会動向研究所経過報告02 富永京子(シノドス国際社会動向研究所理事)

    2017/06/14 13:53

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • シノドス代表の芹沢一也です。はじめての活動報告となります。 「シノドス国際社会動向研究所」(シノドス・ラボ)はいったい何を目指しているのか? 欧米におけるポピュリズムの席巻から日本政治の課題まで、そしてそのなかでリベラルを「保守」することをめぐって、橋本努、吉田徹、高史明が語り合いました。ぜひご一読ください! 「保守すべきものとしてのリベラル――シノドス国際社会動向研究所が目指すこと」http://synodos.jp/politics/19328   すでにパトロンになっていただいているみなさま、本当にありがとうございます。こころから感謝いたします。クラウドファンディングが終わり次第、改めてお礼のメールを差し上げたく思います。また、ひとつお願いがあります。あと少しで目標金額達成です。わたしたちのプロジェクトの周知、拡散にご協力いただけますととてもありがたく思います。どうぞよろしくお願いいたします! 「新しい政治を生み出すために、シノドス国際社会動向研究所をつくりたい!」https://camp-fire.jp/projects/view/21892   、 もっと見る

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