こんにちは、<カフェ&リビングウチダ>川島です。
今回のプロジェクトに関わってくれているメンバーをご紹介します。
【リノベーションとレスキュー】
左からモニさん、私、チバさん、ユカさん。
元々は同じ会社組織で、古着を扱う仕事をしていました。
職場が一緒だった事もあり、解体現場に出向いても「古くて味のあるもの」を同じ価値観で共有できるので、とても心強いチームです。
ウチダプロジェクトが始まる1年前から、解体される古民家に出向き古材や古道具をレスキューしていました。
現在も施工メンバーとしてウチダをDIYしています。
皆大工仕事とは全く無縁の仕事をしているのですが、
それぞれ得意な分野を持ち寄り、知恵を出し合いながら改装を進めています。
さすがに素人の私たちがすべて自分たちで改装できるはずもなく、
下地づくりや電気工事などは地元の工務店さんにご協力頂いています。
【空間デザイン】
ウチダの空間デザインは長野県で古材のリサイクルショップを運営する「ReBuilding Center Japan(以下リビセン)」に依頼しています。
代表の東野唯史さんは、これまでmedicaraという屋号で全国を転々としながらその土地その土地に仮住まいしてゲストハウスやレストランのデザイン・施工をしてきました。長野県下諏訪〈マスヤゲストハウス〉。蔵前〈Nui.〉など、建物に刻まれてきた歴史を受け継ぎなら、新しい価値を見出し「いい空間」づくりを行うプロフェッショナルです。
ReBuilding Center JAPANの経営理念は「ReBuild New Culture」。一度世の中から見捨てられたモノの中から新たな価値を見出し、もう一度世の中に送り出す、という考えに共感し、店舗デザインを依頼しました。
こちらはカフェのイメージ。託児所を利用しない方も利用できるカフェで、コーヒーや焼き菓子などを提供します。店内は古材を使ったドアや古い建具を利用したパッチワークの窓が取り付けられます。
託児所ではこども達が自由に遊びまわることができる広々としたリビングルームに加え、お昼寝ルームも設置します。この他にも遊び心あるデザインと工夫がちりばめられています。
アズノさんのデザインをひとつずつ形にしていく作業は、とても手間がかかるけれど、空間を自分たちで作っていける喜びはとても大きくて、このお店が完成する頃には沢山の人の手が加えられていくはずです。
お金を払ってすべてを任せてしまうことは簡単ですが、施主自ら改装したり、みなさんにお手伝いにきてもらったりしながら空間のひとつひとつに思い出をつめこんでいく。そうして完成する空間はきっと沢山の人に愛される「良い空間」になるはずです。