青森ねぶたウルトラノ會 公開日記 4/17(月)
頭の中を空っぽにして "セブンねぶた" のイメージ画を描きました。これまで急いで描いた白黒のペン画を掲載しておりましたが皆さんにもう少し分かりやすいものを描きたいと思っていたこともあり・・・時間が作れて本当に幸いでした。
ねぶた師の方々が描くような古風な「ねぶた絵」の雰囲気を出したいと思いましたが、画材不足に悩まされ、描きたかった仕上がりイメージとは少々かけ離れたものとなってしまいました。しかし無音の中でペンを走らせた数時間は何にも代え難い "至福のひととき" となったことは言うまでもなく…☆
イメージ図を描き進めながら思ったことはウルトラセブンの造形美、エレキングのユーモラスな生命力です。どんな発想と道筋でこの造形にたどり着いたのかと想像を巡らせてみたり、デザイナーの成田亨(とおる)さんもこの線を描いていたに違いないと勝手に感動したり・・・プロの方のような絵は描けませんが、せめて歳の功だけでも愛情を注ぎたい、成田さんの線を尊敬の念を持ってなぞってみたい!と真剣に向き合いました。何冊もの "じゆうちょう"をウルトラ怪獣で描き尽くした幼い頃の自分を思い起こし、黙々とひたすらに…☆
作業中、何度も浮かんでは消えたセブンの闘う姿やダンやアンヌの姿、昭和40年、50年の頃の懐かしい風景や家族の姿がありました。遠い記憶と半世紀を超えるウルトラマンシリーズのルーツが混ざり合った気がした特別な時間は、きっとこのプロジェクトをご支援くださっている方々に与えていただいたものだと思うに至り、感謝の心で満たされました。
ウルトラセブン放送開始50年記念の今年、ウルトラセブンは物語の懐の深さとデザインの思慮の深さに50年の歳月の重さが加わり、その味わいをより一層深いものにしている気がしています。この記念すべき年にこのプロジェクトを開催できる喜びと責任を心に受け止め、最後まで尽力を尽くす所存です!
皆さまの周囲に当プロジェクトをご紹介いただけますと幸いです。
ラストまでご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
青森ねぶたウルトラノ會
kiiro
ジュワッ