2021/07/10 09:14

おはようございます!監督のつっちーです!


いよいよ映画『#アリスの裁き』の完成が近づいてまいりました!
今日の活動報告では7月上旬の作業内容をお伝えしていこうと思います!


現在、基本的に作品全体の長さは変更ができない状態なので、エンドロールを含めて約80分の作品となっています。

先日投稿した活動報告にも書かせていただきましたが、この物語の中で重要な役割を果たしているSNSや配信の中に出てくる投稿文やコメント、ユーザー名、アイコン等の情報です。

ひたすらこの情報を作品の中に入れていく作業・確認の繰り返し。

作業していただいている編集の方も、チェックをする僕とてらさんも、普段は仕事をしています。
そのため、仕事の合間に確認したり、毎日夜中も朝も時間なんて関係なくクラウド上でものすごく密に連絡を取りました。(ソーシャルディスタンス。物理的な距離はきちんと取っています。笑)


そういった準備を行った中で迎えた、週末の3日間。
この3日間で大詰めの作業を行います。


初日の昨日は映像編集「テロップ入れ」の最終日でした。
文字要素をチェックしながら抜けがないか、間違いがないか、確認修正をここでも繰り返し行いました。

誰よりも映像をチェックしている僕たちですが、それでも見るたびに「ここにこの情報を入れないと分かりづらいんじゃない?」「このテロップは後で出した方が効果的じゃない?」と初見の方の立場になると色々懸念点は出てきました。


そして、もう一つ。
昨日の作業で重要な内容が「エンドロールの作成」でした。


出演者・スタッフ、そして支援してくださった方々のお名前を記載する皆さんご存知のあれです。今回は真っ黒の背景に白い文字で下から上に流れてきます。シンプルな中に少し作品色を出したものになっています。

書体を決めたり、大きさ、各項目の間隔のバランスなど、気にしなければいけない内容がこちらも盛りだくさん!


作業終了後、作業してくださった方たちと全員で最終確認。
「きみとぼくの革命」が歌う主題歌にのせてロールが流れるのを見たら目頭が少し熱くなりました。

なんだろ。やっぱり作品って一人でできるものもあればそうでないものもあって、この映画『アリスの裁き』は、エンドロールに記載されたたくさんの人がそれぞれの肩書・項目、またはそれ以上に動いたことによって生まれたものなわけで、このエンドロールを見てもらうことによって関わった皆様に感謝の気持ちとして返せたらなと思ったら、まぁ込み上げるものがありましたね。


ここから今の僕の正直な気持ちを書きます。


映画『#アリスの裁き』の作品の完成が近づくにつれて、僕は楽しみよりも不安が強くなっています。

作品というものは良くも悪くも残るもの。僕にとってこの作品は初めての監督としての作品。

出演者・スタッフの皆さんのお陰でプロフェッショナルな仕上がりになっています。そこは間違いありません。期待してください!

だけど、この作品で伝えたいことやストーリーを理解してもらえるのか?初見の人でもすんなり入り込めるか?


編集所でお世話になっている方にその不安を伝えると監督特有のものだそうです。

「監督が口を揃えて『日本人は粗探しをする。だから作品を観ても良かったところを言わずに悪いところばかり言う』って言ってるよ。」


この言葉を聞いて共感と納得が同時に押し寄せました。
今僕の不安はまさにこれでした。
観る人全員が100点の映画なんて色んな考えや価値観を持った人がいるわけだから中々存在しない。

だけどそんな気持ちの盾になってくれるのが、今回クラウドファンディングで制作が決定した映画作品の監督として「ご支援してくださった皆様が少しでも喜んでくれたらいいな」という気持ち。それが今の自分の不安を消せるものだということも心の中では理解しています。

「自分の応援している出演者が映画に出た!」
「リターンで好きな人のアイテムがゲットできた!」
「つっちーがやるなら一参加する!応援する!」
「#アリスの裁きに携われてよかった!」

これまで色んな角度から受け取ってきた皆様からの期待・応援・感謝の言葉を、映画『#アリスの裁き』を完成させることで皆様にお返しをしたい。その気持ちを完成まで強く持っていこう。そう思いました。


なんか、まとまりのない文章になってしまいました。すみません。笑


今日も編集所での作業。
今日と明日は音に関する編集作業を行います!!
それでは、いってきます!!


※試写会に参加される皆様へ、会場との最終調整中のため詳細のご案内は明日までに行う予定です。もうしばらくお待ちください。


監督:つっちー(2200年TV)