町医者のライフワークの一つが「にじいろ基金」。簡単にいうと、寄付行為を目的とした団体です。2018年12月に、有志3名で立ち上げました。毎月、素晴らしいゲストをお招きして定例会を開催します。その参加費を基金として積み上げて、子どもたちに寄付します。現在、4箇所(学校など)に、定期的に図書を寄贈しています。この基金の定例会は、今回開放する場を本拠としています。先日も開催しました。定例会では、ゲストにより物語が語られ、参加者により物語が展開していきます。そして残り、つながっていきます。様々な物語が広がっていく場が、今回のプロジェクトでさらに開放されていきます。—— にじいろ基金設立趣意書 地域には、世間で広く知られていない輝いている人材がたくさん眠っている。私たちは、気づきました。また、地域には、周りに知られず孤独に悩んでいる人がたくさんいる。私たちは、気づきました。 知られず輝いている人、知られず悩んでいる人に、光を当て、希望をお届けしたい。そう願い、私たちはにじいろ基金を設立しました。 輝いている人の物語をお聞きし、少しだけその輝きをおすそ分けいただく。分けていただいた物語と輝きを、困っている人にお届けする。輝いてい る人も困っている人も、社会の中で輝きや物語で繋がっていけば、きっと豊かで、やさしい社会へと昇華していくものと信じています。 私たち、にじいろ基金では、地域で輝いている人をお招きし勉強会を開催し、その勉強会で得た収益を困っている方々に寄付をしていきます。 私たちの基金は小さく、大きなことはできません。しかし、お金や物だけでは語りきれない、もっと尊いものを繋いでゆきたいと考えています。平成31年4月1日にじいろ基金発起人 松嶋 大 (ことのはグループ 代表)折笠 無我(一般社団法人生きがいづくり研究所 代表理事) 平山 智宏(有限会社スタイル薬局 代表取締役)