はじめに・ご挨拶
はじめまして、写真家の廣田比呂子(ひろたひろこ)と申します。
ウズベキスタンという国をご存知ですか?
サマルカンドという地名くらいは聞いたことある方はいるかもしれません。
14世紀、シルクロードの交易地として栄え、青の都と呼ばれるほど、たくさんの青いイスラム建築はサマルカンドブルーと呼ばれていて、空よりも青い街と言われています。
2015年夏、ウズベキスタンをはじめて訪れました。
正直、ウズベキスタンの場所もどんな国なのかもわからず、当時はまだビザが必要で情報もあまりなかったので不安しかありませんでした。
まず、治安はどうなのか、食べ物や衛生面は大丈夫なのか?
かなり少ない情報の中、ウズベキスタンへ向かいました。
しかし、1週間の滞在でウズベキスタンの魅力にすっかりはまってしまいました。
日本での生活に比べると不都合なことはたくさんありますが、それは日本が便利すぎるだけなのです。
人々は楽しそうに、そして幸せに暮らしているように見えました。
観光客にもやさしく、みなさん好奇心いっぱいで近寄ってきてくれます。
治安も問題なく、澄んだ空気、美味しい食べ物、歴史的な街並みはおとぎ話の中を歩いているような気分になり、とても居心地のいい場所でした。
ウズベキスタン人は日本人のことが大好きで、とても尊敬していて憧れています。
いつか日本に行きたいと一生懸命日本語を勉強している若者もたくさんいます。
それは、戦後、シベリアから抑留された約60万人とも言われる日本人捕虜たちの働きによってできた首都タシケントにあるナヴォイ劇場の存在も大きいのかもしれません。
しかし、日本人はあまりウズベキスタン人のことを知らず、ちょっと申し訳なく思いました。
2016年、ロシアから独立以来25年間政権を握っていたカリモフ大統領逝去により、大統領がかわりウズベキスタンは大きく変わろうとしています。世界的な企業もどんどんウズベキスタンに進出しようとしています。
2018年より、日本人は観光にはビザも必要なくなり、思い立ったらいつでもいける身近な国にもなりました。
ウズベキスタンは今後、外国人を受け入れるべく、wifiがどこでも通じ、クレジットカードも使えるようになり、観光客がより観光しやすく国を挙げて体制を整えようとしています。
ウズベキスタンがかつてそうだったように、文化の交易地として栄えるのは大変素晴らしいことだと思うのですが、ウズベキスタンの経済が発展すればするほど、
ウズベキスタンにしかない美しいものが失われてしまうのでないかと不安に思っていました。
2015年は写真を撮るために行ったわけではないのに、結果たくさんの写真を撮っていました。
帰国後、ウズベキスタンで撮った写真で私はいくつかの賞を受賞し、グループ展を開催することもできました。
写真家としての道が開け、写真を撮らせてくれた見ず知らずのウズベキスタン人には大変感謝しています。
いつか写真で恩返しできたらとずっと思っていました。
それから4年経った2019年9月、ウズベキスタン政府国家観光発展委員会のご招待で再びウズベキスタンを訪れました。
かつては空港を降りてから、1時間以上かかった入国が15分になり、入国にあたって記入する書類もなくなり、空港ではsimカードも買えるという発展ぶりにすでに別の国に来たのでないかと驚きました。
ホテルで水が出ない、電気がつかないなどの小さな事件はあいかわらずありましたが、それはそれでウズベキスタンに来た!という洗礼のひとつとして受け入れれば楽しい思い出になります。
ウズベキスタン人のそこはかとない明るさと古代からある歴史的な建物の壮大さは健在でした。
金色に光る歯と太い眉毛のおばちゃんたちに囲まれ、どこから来たのか?(多分そう聞いている)とこっちはわからなくても一生懸命ウズベク語で話しかけてくる感じ、そして、すぐ近くだからうちに来てお茶を飲んでいかないか、とちょっと強引なおもてなしを各地でうけました。
道端で遊んでいる無邪気な子どもたち、写真を撮ってるなら俺を撮れ!とすぐ話かけてくるやさしいおじさんたち、
ウズベキスタンにいると、なぜか、心が解放されていきます。
2020年に東京、銀座のギャラリーで写真展を開催することが決まっています。
こちらにつきましては2020年3月以降に情報解禁予定です。
それにあわせて写真集を製作する費用をご支援いただきたく、クラウドファンディングに挑戦します。
よろしくお願いいたします。
このプロジェクトで実現したいこと
2020年5月から東京銀座で開催するウズベキスタンの写真展開催に伴い写真集を制作の印刷費用をご支援いただきたい。
より、クオリティーの高い印刷で2019年のウズベキスタンを後世に残したいと思います。
プロジェクトをやろうと思った理由
ウズベキスタンのことをもっと多くの人に知ってもらうべく、写真展を開催します。
写真展にお越しいただけない遠方の方、また海外の方にも写真を届けたい、そのために印刷物に残したいと強く思ったのですが、本を印刷するにはかなりの費用がかかることがわかりました。
これまでの活動
2010年より写真家として活動をはじめる
・第5回キャノンフォトグラファーズセッションファイナリスト
(SAMARKAND BLUES)写真家瀬戸真人氏選抜
・APA AWARD 2016 奨励賞
・中国四川省成都市主催 Go Chengdu写真コンテスト3位
資金の使い道
・写真集の印刷費(自費出版)
・CAMPFIRE手数料
リターンについて
① 500円
・お礼メール
② 3,000円
・お礼メール
③10,000円
・お礼メール
・完成した写真集1冊(サイン入り)
・写真集のspecial thanksにお名前掲載(希望者のみ)
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
④30,000円
・お礼メール
・完成した写真集3冊(サイン入り)
・写真集のspecial thanksにお名前掲載(希望者のみ)
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
⑤50,000円
・お礼メール
・完成した写真集5冊(サイン入り)
・写真集のspecial thanksにお名前掲載(希望者のみ)
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
⑥100,000円
・お礼メール
・完成した写真集10冊(サイン入り)
・写真集のspecial thanksにお名前掲載(希望者のみ)
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
実施スケジュール
2020年5月の写真展には完成目標です。
最後に
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
ウズベキスタンの素晴らしさを世界に伝えるためにご支援よろしくお願いいたします。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るありがとうございました
2020/03/21 04:24こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
途中経過のご報告
2020/02/28 22:47最初は、写真集を作りたい!という小さな夢でしたが、たくさんの方に応援していただき、私はこの本をより多くの方に届けたいという気持ちが強くなり、どこかご協力いただける出版社を探しました。本を出版社から出すということは、本にとっての可能性がより広がり、多くの方に届けることができます。街の本屋さんやamazonなどでも販売が可能になります。偶然、本屋さんで手にとっていただくなどの新しい出会いも期待できます。海外のブックフェアなどに出すこともできます。皆様のリクエストによっては、図書館に置いていただくことも可能になります。そして、このたび、写真集の流通を赤々舎様にご協力いただけることが決まりましたことをご報告させていただきます。皆様のご支援に勇気をもらい、出版が現実的なものになりました。引き続きのご支援をお願いいたします。 もっと見る
途中経過のご報告
2020/02/28 22:26こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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