2017年 ALPECIMBLA FIS CHILDREN CUP (ITA)の全日程が終了致しました。
スキーウェアーのご支援ありがとうございました。
お陰様で日本代表ウェアーという身が引き締まるユニフォームをまとい、漲る使命感のもと大会に挑む事ができました。
また、今回対応して頂いたOSメーカー「オンヨネ株式会社」様、ありがとうございました。
※代表ユニフォームの決定はSAJ事務局より各OS(オフィシャルサプライヤー)へアナウンスさせて頂き、準備・安価に対応頂けるメーカーから「オンヨネ社」に決定させて頂きました。
フォルガリア村内各国パレード
盛大な開会式
なんと!伝説のスーパースター・アルベルト・トンバが選手を激励!
インスペクション中 宮澤選手
背中にJAPANロゴ
インスペクション中の日本チーム
結果は宮澤選手SL5位、相原選手SL5位・GS5位、広田選手GS12位と健闘してくれました。
男子SL5位 相原選手
女子GS13位(1本目7位) 広田選手
女子GS20位 柳沢選手
男子GS29位 今井選手
攻めた結果のDid Not Finish 小山選手
同時に各選手多くの課題が生まれ、現在の世界の立ち位置を確認できたと思います。それによって今後成長に必要な軌道修正、向かう姿勢、心構えが大きく変化していくと確信しております。
選手個々にこの大会を期に、大きく飛躍できるヒントを得たに違いありません。
今回ご支援して頂いた方々、本当にありがとうございました。
心から感謝致します。
皆様のご支援無くしてはこの大会をこのような形で乗り越える事はできなかったと思います。
どうか今後とも可能な限り応援の程宜しくお願い致します。
ユースチームコーチ 佐藤久哉より
【ご報告】
3月11日 男女SL
女子SL
宮澤 莉央選手 5位
広田 静空選手 34位
柳沢 梨加選手 36位
男子SL
相原 史郎選手 5位
小山 敬之選手 DF
今井 勢弥選手 DF
■SL
U16初日SLは朝から気温が上昇し、バーンが少々緩む状況でおこなわれた。
全中の覇者宮澤は1本目の難しいポイントであった急斜面の入り口をノーミスでクリア。
2本目の深く揺さぶられるセットに少々苦戦しながらも、見事5位という歴代最高位タイという結果を残した。
広田選手、柳沢選手は、急斜面の入り口や緩斜面へのスピードのつなぎが上手く行かず、残念ながら本領発揮とはいかなかった。
男子では優勝候補の相原選手が1本目2位につけ、ゴールした瞬間、コース中盤まで聞こえる程会場が盛り上がった。
しかし、2本目は少々力みすぎたのが、急斜面入り口で痛恨のミス。そこから立て直しをはかるも、急斜面でリズムを崩したままゴールへ。
5位の位置に後退してしまった。
小山選手、今井選手は序盤の緩斜面をノーミスで攻めるも、片足がゲートをまたいでしまった。
3月12日 男女GS
女子GS
広田 静空選手 13位
柳沢 梨加選手 20位
宮澤 莉央選手 37位
男子GS
相原 史郎選手 5位
今井 勢弥選手 29位
小山 敬之選手 DF
■GS
一昨日のコースが緩む程の暖かさから一変、午後までハードバーンが維持されるほど好条件。
スタートの緩斜面から非常に難しい急斜面が長く続くコース。
本命選手ですらどんどん消えていく難易度に超がつくほどの難コースである。
1本目、男女のセットは超ハイスピードセットになり、急斜面で守りに入ったら大きくタイム差になってしまうという度胸試し的なセッティング。
その中で女子1本目広田選手が驚く程の良い滑り見せ1本目7位。2本目はリズム変化が続くセットに苦戦し13位と後退してしまった。
しかし、1本目の滑りはシングルに入れる実力がある事を証明してくれた。
メンタル面はもちろん技術課題も沢山見つかり更なる向上に期待したい。
柳沢選手の1本目25位は、2本目スタートが6番という好条件。
しかし、2本目も滑りに硬さが見られ、結果20位で終えた。
宮澤選手はGSに大きな課題が残り、更なる成長にはGSの集中トレーニングも必要になってくる。結果は37位。
男子期待の相原選手は1本目のスピードセットに少々リズムを崩され8位。巻き返しをはかる2本目では、急斜面ただ一人ノーミスでクリアのスーパーラン。しかし、ゴール前の斜面で大きくオーバーランをし、ゴールにスピードを繋ぐ事はできなかった。
結果は5位。
2本目の攻めの滑りは各国のコーチも絶賛していただけにゴール前の大きなミスは痛い。
今井選手は急斜面の技術的、身体的対応に大きな課題を残し29位。
小山選手もターンに左右差が大きく、ミスに繋がる無駄な動作も多い。
技術強化ターゲットが明確に課題として現れ今後の取り組みに期待。
相原選手のSL5位GS5位は本人にとって不完全燃焼の内容だったようだが立派な結果。
宮澤選手のSL5位も歴代選手の結果と比較してもタイに並ぶ素晴らしい結果であった。
また、広田選手のGS1本目7位は十分トップ争いができるポテンシャルを秘めているといえる。
これからの成長に大いに期待できる選手である。
各選手、結果そのものよりこの世界大会にて自分の立ち位置を確認できた事が今後の取り組む姿勢に大きな変化をもたらせてくれるでしょう。
重ねてのお礼になりますが、ご支援ありがとうございました。
以上