はじめに・ご挨拶
●薬物依存に苦しむ人たちに希望を
薬物依存は深刻な問題です。ニュースで有名人の逮捕が伝えられるたびに話題にはなりますが、その問題と改善策は語られず、興味本位で取り上げられ、やがて忘れ去られてしまいます。
違法薬物、とりわけ覚醒剤は依存性が強く、一度落ちてしまうと生涯に亘って心身、そして社会生活に支障をきたします。また本人だけでなく家族や周囲の人々にも深刻な影響をおよぼします。
長原さん曰く。「一度覚醒剤をやったり、薬物を使用すると断ち切ることはかなり難しい」と言う。
高木書房ではこのたび、不可能といわれている覚醒剤への依存を、意志の力と仕事で断ち切り、新しい人生を歩んでいる会社経営者・長原和宣さんの2冊目の本『社会に法則あり 素直に行動 素直に生きる』を作りました。
職親(しょくしん)プロジェクト、北海道立ち上げにて体験を語る長原さん
長原さんは「どんな人でも、自分が決意し実践すれば立ち直りはできる」と断言します。ただしそれには
・世間の冷遇には耐えて耐え抜いて笑顔で返す
・人間関係を含めた生活する環境を変える
・人と交わした約束は必ず守る
など条件があるといいます。
それらを実践し、なぜ長原さんは前科者も雇っているのでしょうか。そのための努力と熱い思いを、一人でも多くの方に知って欲しいとの思いで、このプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトで実現したいこと
覚醒剤の恐ろしさを伝え、未然防止に貢献すると同時に、更生する人を一人でも多く世に出して行きたい。これが、長原さんの本を出した目的です。
プロジェクトをやろうと思った理由
薬物に手を出し、逮捕される人が後を断たず「一度手を出したら、体がそれを覚えてしまい、快感を求めてまた求めてしまう」と長原さんも断言します。強烈な快楽のために一生を台無しにしてしまうのか? それとも立ち直りシャバを堂々と歩くのか? 壮絶な葛藤から立ち直っている自分の姿を見せたい。
長原さん自身が覚醒剤の前科者であることから、薬物常用に悩む人たちと思いを共有し、社会復帰につなげる道にしたい。
今回のプロジェクトを、今回出版した本だけではなく、長原さんの肉声を一人でも多くの人に届ける機会を増やしたいと思ったからです。
これのまで活動
●この本の主人公・長原和宣さんのこと
長原和宣さんは中学生の時に不良になり、高校生でヤクザの道に入り退学処分を受けます。その後、自衛隊に入って自分を立て直したものの、信用していた人の誘いを断りきれず、除隊後に強度な覚醒剤中毒になってしまいます。
その地獄から再び立ち直るまでの、葛藤する姿を描いたのが、3年前に出した第1冊目でした。1冊目の本をきっかけに、長原さんは全国から講演依頼を受け、その回数は約2年で100回を超え、聴講した人たちに生きる勇気や希望を与えています。
また前科者の社会復帰と再犯防止、そして新たな被害者を出さない「日本財団 職親(しょくしん)プロジェクト」に注力。
そしてご自分の会社でも前科者を積極的に雇用し、それを力に全国に業務を拡大するプロジェクトを計画中です。
そんな長原さんの本を出版した高木書房は、創立53年目。小さな出版社ですが、本を通じて少しでも多くの人が善く生きられることに貢献したいと考えています。
長原さんが、軽貨物の仕事を決意した瞬間
https://youtu.be/uDUbtHxmQ0o
資金の使い道
・今回出版した『社会に法則あり 素直に行動 素直に生きる』の、紙や電子メディアでの積極的広告出稿やプロモーション展開。
・長原さんによる一般/服役者/薬物依存からの脱却を望む人々向けの講演活動の支援。
以上2点に、今回募集した資金を使わせていただきます。
リターンについて
書籍『社会に法則あり 素直に行動 素直に生きる』(長原和宣さんのサイン入り)。長原和宣さんの礼状(活動の将来像を入れた礼状。他、長原さんの講演会を開きたい希望があれば要望に応じます)。
実施スケジュール
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。刊行済みのこの本が、薬物依存に悩む方やそのご家族、関係者に一冊でも多く届くためのプロモーションをネット、紙メディアで早速に展開します。
最後に
過去を悔やんで生きるだけでは何にもなりません。
「罪を犯した人が社会復帰するには、前向きに生きて社会に貢献する。そうすれば自分の人生を豊かにし、皆さんに喜んでいただける」
そう話す長原和宣の生き様を知ることで、薬物依存に悩む人に限らず生き方に悩む人、またそのご家族に希望を与えることができます。
講演の相談もお待ちしております。
『長原和宣ブログ』(https://ameblo.jp/k-nagahara/)毎日更新しています。
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