マエボン2編集長の赤松です。本日3月20日はクラファン最終日。支援者様も200人を達成しました。本当にありがとうございます。クリエイター総勢83名。制作に関わった方は100名を超えます。制作期間は実質約2ヶ月。残り、約5時間。そして明日21日が入稿日で、今回は、少しだけほぼ完成している誌面をご紹介します。まずは目玉の特集インタビューページを。●作家・エッセイスト 岸田奈美さん岸田さんと私たちでめぐった、宮島の旅。そこでたくさんの失敗に関するエピソードを伺いました。本紙では、本紙特別書き下ろしのコラムも見ることができます。●水曜どうでしょう 藤村忠寿ディレクター&嬉野雅道ディレクター取材は私が担当したのですが、失敗に関する考え方や人生のヒントになる金言ばかり。私が取材中にちょっぴり怒られているエピソードも、失敗に関するアドバイスになって記事になっています。本当にこのお二人に取材できてよかったです。次に、そのほかの企画ページを。●歴代リーダー座談会前田デザイン室のプロジェクトリーダーが集まった「失敗」に関するエピソードを元に聴いた座談会の記事です。仕事じゃないプロジェクトだからこそ、チームで進めていく難しさを体験したリーダーたち。それぞれの体験談がリアルに綴られています。●プロジェクトHE -おならの先を求めて-ほんとに作りました「おなら大丈夫イス」。冗談のようでほんとの話。大人が本気でふざけることの大切を私はこの記事で知りました。記事の制作メンバーも本気でこの記事に向き合って、作り上げていく様子に感動すら覚えています。ちなみに本気でイスを製造販売している会社もバックアップに入っていただいています。それ以外の企画は、●宇宙兄弟コラボ企画漫画『宇宙兄弟』とコラボして実現した企画。Twitterとも連動した企画もあり、宇宙兄弟を知らない方でも楽しめるページを目指しました。● みんなの失敗談Twitterで話題のあの人・前田デザイン室メンバー・Twitterで募集。たくさんの失敗談を集めました。クスリと笑えるエピソードやドキッとするエピソードまで、盛りだくさん。● 漫画リレー企画総勢22名ものクリエイターが関わった全8Pの漫画が散りばめられています。1コマ完結型でどれもクオリティが高く、お世辞ナシでおもしろい。そのほか、もっともっとたくさんの企画がありますが、長くなってしまうので、あとはぜひ本誌を見てもらえると嬉しいです。-- 最後に本当に疲れました。毎日仕事から帰ってきて、制作作業。お休みもほぼ丸1日、制作作業。もうお家はぐちゃぐちゃですが、めちゃくちゃ頑張りました。たくさん失敗しました。もっとたくさん活動報告や発信もしたかったんですが、なかなか時間を捻出するのが難しかったです。これも失敗ですね。でも。本当におもしろくて、めちゃくちゃクオリティが高く、読みごたえがある雑誌ができたと思います。ご支援者様はもちろん、制作メンバーや、この雑誌に関わったすべての方に感謝します。皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。くどいようですが、クラウドファンディング終了まで、あと5時間。まだもし悩んでいらっしゃる方、絶対損はさせません。ぜひご支援をお願いします。https://camp-fire.jp/projects/232906/
みなさんこんにちは! 本プロジェクトのクラウドファンディングでライティングを担当しておりますタニシタと申します。こちらからは『マエボン2現場レポート』と題した活動報告を、フルスイングでお送りします。 本日お送りするのは、『漫画リレー』制作現場の【後編】です。(前編はコチラ) 北国の貴公子・こうみよしはる氏と、スーパーデザイナー・キーちゃん(いずっち)は、どのようにして童心カオス状態の漫画リレーを畳もうとしているのか?? トライアル終了後、メンバーの抱える不安やトライアルの感想や課題などを洗い出すことにしたリーダー達。トライアルを通して、メンバー達は・・・●登場人物を増やしすぎると、後の人が模写するのが大変。●4コマにすると前半の人が圧倒的に負担が少なく、後半が重たい。●キャラ設定や色彩、全体の構成など丁寧にやらないと、読み手に伝わらなくなるのでは?という課題を感じたと言います。そして何より油断すると内輪だけで楽しんでしまいそうな企画だからこそ●何も知らない人が読んでも、ちゃんと面白いこと。●読む人を巻き込んだ楽しさに落とし込むこと。を意識することの大切さも、再認識。そこで、リーダー達が決めたのは、大人数で「読者に伝わる、おもしろい漫画」を作るために欠かせないもの、つまり、全体の柱となるガイドライン(テーマ、構成、キャラ設定etc)を設定するということ。分かりやすく、おもしろい。かつ敷居が低く、みんなが参加しやすいテーマやストーリー。考えてみると、これがなかなか難しく・・・。そんな中、漫画も描けるコピーライター・小澤良祐氏の登場により、話が一気に進みます。小澤氏の提案したのは『桃太郎』をベースとした、オリジナルストーリー。『桃太郎』は、結末が決まっている王道の昔話。それだけに崩しやすく、アイデア次第でいかようにも展開できる、最高の素材だったのです。こうして「桃太郎ここを変えたらおかしくなった!」ネタをメンバーでありったけ考え出し、「起・承・転・結」となるよう【挑戦】【失敗】【挫折】【失敗はおっぱい】の4つのテーマに割り当てて行くことで、話はまとまりました。こうして、カオスだった漫画リレーの世界に『桃太郎』という“秩序”が与えられたわけです。“秩序”という受け皿が、クリエイター達から溢れ出す童心を受け止めます。もう、カオスなんて言わせません。さあ、ここからはひたすらネタの絞り出しです。おふざけ大好きな前田デザイン室が、もっとも本領を発揮できる場面ではないでしょうか。まずはこうみ氏より、意味不明案によるネタの火蓋が切られます。トマトです。桃からトマトが出ました。リーダーに負けじと怒涛のボケ倒し合戦が繰り広げるメンバーたち。その一部がこちら。たった一晩で投下されたのは、19個ものネタと漫画の絵。みんな、楽しそうったらありゃしない。そのまま波に乗るように、「ボケ書き込みシート」なるGoogleスプレッドシートに各々のネタを書き込んでいきます。ここで参戦したのは、最近自著の売れ行きが好調なメガネ税理士・谷口孔陛さん。負けじとばかりに渾身のネタを投下して行きます。税理士までもがクリエイター。それが、前田デザイン室。そうして集まったネタをもとに、リーダー達がネーム(ラフ案)を作成。ネームのコマごとに担当を割り振り、絵を描いてもらうことで、一連の制作フローが完成となりました。ちなみにこちらは、まだ何も描かれていないページレイアウト。ここにリーダーが描き込んだネームを元にクリエイター達が、各々のスタイルで漫画を描きリーダーのフィードバックを受けながら、磨き上げていきます。ぞくぞくと皆から提出された漫画に冴え渡る、キーちゃん先生(いずっち)の赤ペン。漫画リレーに参加していないメンバー達までもが、なにやら漫画リレー企画のスレッドにお宝(赤ペン入りのラフ画)が大量に投下されていると噂を聞きつけ、次々と見学に集まってきます。贅沢な手ほどきを受けながら、磨き上がられていく漫画たち。2月28日には、ZOOMでのキーちゃん先生(いずっち)による直接レクチャーも。この漫画リレー、どのような作品に仕上がるのでしょうか?結果は、マエボン2で!<おまけ> キーちゃん先生(いずっち)のワンポイント講座漫画リレーを進める中で、漫画を描くためのアドバイスをいくつも投下されていたキーちゃん先生(いずっち)。その中から初心者さん必見の【知っておくだけでアウトプットが伝わりやすくなるポイント集】をご紹介します。<クラファン情報>クラウドファンディング開始から2週間目の3月7日達成率は現在153%、支援者115名です!!なんとありがたいことか!納期の遅れと言う「失敗」を、最高の作品をみなさまにお届けすることで取り戻すべくメンバーたちは引き続き、全力で制作を進めています。応援のほど、何卒よろしくお願いいたします!<漫画チームクリエイター>こうみよしはるキーちゃん(いずっち)おり谷口孔陛木村ちひろ小澤良祐タケウチマキカタコリぱんだセキトかもゆうこベーさん吉田早耶香あゆみ土田真巳ゆきgaasuuしもしも HITOMISEKIHALeriりこったみこま(順不同)<現場レポート>構成・執筆:タニシタユカバナーデザイン:けーらん監修:浜田綾担当コンシェルジュ:ぶんぶん
みなさんこんにちは!本プロジェクトのクラウドファンディングでライティングを担当しておりますタニシタと申します。こちらからは『マエボン2現場レポート』と題した活動報告を、フルスイングでお送りします。今回、みなさまにご報告せねばならないことがあり【番外編】としてお送りさせていただきます。その内容とは…マエボン2の失敗報告です。すでにご連絡させていただいている通りマエボン2、当初予定していた納期に間に合いそうにありません。発刊日は、当初予定の3月28日から4月5日に延期となりました。延期が確定した2月28日深夜。しょんぼり気味のもん編集長から、全メンバー宛にこんな投稿が。当初設定した3月28日というゴール日に、強いこだわりを持ち続けていたもん編集長。納期変更の決断をするに至った理由は何なのでしょう。それは、大きく2つあると考えています。1つ目は、初速の遅れ。2つ目は、体制とコミュニケーションの問題です。それぞれについて、経緯をまとめました。--------------1.初速の遅れこのマエボン2プロジェクト。企画1ヶ月、制作1ヶ月とタイトなスケジュールでであることは最初から分かっていた話。しかもメンバーは日中、別に本業があるわけで、各々が1日に使える時間には限りがあります。その中で、このスケジュールでやるのです。そして雑誌の制作には、トラブルが付きもの。取材依頼が断られて企画を再構築しなくてはならないなんて当然あり得る話ですし、入稿直前になって予期せぬ事態に見舞われることだってあります。それらを踏まえると、後ろへのスケジュールの皺寄せは、できるだけ減らさねばなりません。つまり、初速を上げること。これが、鉄則なんです。ところが1月初旬に就任したもん編集長。その真面目さと責任感ゆえ、色んなものを抱え込み、なかなか人に頼ることができずにいました。「みんなにお願いする前に、ここまでやらなきゃ」おそらく、こんな感じだったのではないでしょうか。タイトなスケジュールにも関わらず、プロジェクト本開始の狼煙を上げることがなかなかできないまま時間は経ち…メンバー全員でようやく出発することができたのは、2月3日。この段階でもまだ、あらゆる準備を自分で進めようとするもん編集長。工程管理のエクセル表や、クラウドファンディングのリターン設計、全企画のまとめ、取材依頼のフォーマットなどなど…1人でドリブルしまくります。「もん!パス、パスだして!」「落ち着け、もん!」メンバー達が叫びます。それでもまだまだ、背負い込みます。いっぱいおっぱいなのに、助けてとなかなか言いません。当初のスケジュールでは、2月29日の段階で原稿の9割が完成していなくてはならないはずでした。ところが蓋を開けてみると、26日時点での完成度は2割ほど。誰もが現実的なスケジュールではないと感じていたと思います。良いものを作ることよりも、納期に合わせに行かなくてはという空気が、もやっと広まります。そんな時。初代マエボンの編集長であり、マエボン2の副編集長でもある浜田綾さんよりこんなコメントが。今回のテーマは失敗。達成感の感じられない「失敗作」を世に出すのか。制作過程で「失敗」し、立て直し、私たちのできる最高のものを作り上げるのか。もん編集長は、迷います。そして、決めました。まるで、「先生、俺、バスケがしたいです...」のシーンを彷彿とさせるやり取り。(ちなみに、もん編集長は元バスケ部らしい…)2.体制とコミュニケーションの問題こうして、正式に納期を伸ばすことが決定したマエボン2。さらにここで、前田室長より「納期を伸ばすだけじゃ、多分完成しないよ」との指摘が入ります。どういうことでしょう。プロジェクト開始時よりマエボン2の全体を見守り続けているコンシェルジュの3人に話を聞いてみました。すると、全体・チームごとの体制の不明瞭さや、編集長の役割、メンバーとのコミュニケーション不足に不安を感じていたとのこと。もん編集長の足りない部分を補うように、メンバー間の潤滑油として機敏に動いてくれていたコンシェルジュ達。そうは言っても、限界があります。編集長だから決められること、決めるべきこと。編集長が発信することに、意味のあること。それらは、編集長本人でなくてはどうにもならないのです。しかしそれまでの体制では、あらゆる決定事項や作業がもん編集長に集中し、プロジェクト全体を見る余裕を奪い、誰がどこで困っているかも分からず、旗振り役に徹することなど到底できる状態ではありませんでした。当然、もん編集長の判断待ちにより動きが鈍るチームも。明らかに、体制を改善しなくては回らなくなっていました。編集長、AD(アートディレクター)、編集班、各企画のリーダー。そして、デザイナーやライター。誰が何を決め、どう動くのか。どこが止まっていて、助けが必要なのか。そして二度と同じ失敗をしないようにと、全体を可視化し、もん編集長に集中するタスクを分散できるよう、体制変更を行いました。そんな中、全プロジェクトの進捗を洗い出し、スケジュール管理を担当することとなった前田デザイン室の頼れる兄貴・アソウシュウメイさん。彼の言葉が、とても印象的だったのでここに置かせていただきます。現在もん編集長は、各チームの潤滑油となり、全体を鼓舞する役割を担うべく、再び走り始めています。ようやく、みなに頼り、支えられることができるようになったのです。心のブラを、外すことができたのです。楽しみにお待ちいただいていた皆さん、お待たせしてしまい、本当にごめんなさい。必ずや、最高の作品を作り上げてみせます。今しばらく、楽しみに、私たちの挑戦を見守って下さい。<現場レポート>構成・執筆:タニシタユカバナーデザイン:けーらん取材協力:ぶんぶん、のざかゆきこ、おり、もんざえもん監修:浜田綾
2月22日(土)より始まった #マエボン2 クラウドファンディング。なんと!!!なんと!!!!開始1週間目の本日、100%を達成いたしました!!!ありがとうございます!!!!メンバー一同、涙で空が滲んでます。100%達成への力強いひと押しをくれたのは、ミスターモザイクパンツこと、BtoCマーケティングデザイナーの川端康介さん。モザイクパンツプロジェクトに引き続き、今回も高額なリターンをご支援下さいました!今回のリターンで、川端さんのイベントを前田デザイン室がプロデュースさせていただくことになります。必ずや、最高のものにいたします!!ここから私たちが目指すのは、“マエボン2人口”を増やすこと。たくさんの人にこの雑誌を読んでいただき、失敗を恐れずに挑戦できる“失敗人口”を増やすことです。ということで・・・次に目指すは、支援者300人の達成!これからも、応援をよろしくお願いいたします!執筆:タニシタユカバナーデザイン:けーらん監修:前田高志、浜田綾
リターンお届け時期 延期のお知らせ今回はみなさまにご報告とお詫びのお知らせです。予定しておりました3/28の発刊について、4/5に延期させていただきます。制作が遅れてしまっていることが理由で、このままでは良いものを作ることが困難だと判断し、チーム体制の見直しを行いました。楽しみにしていた皆さんにはお詫び申し上げます。この延長した期間で十分な制作時間を確保し、より良い雑誌に仕上げることをお約束します。今後も活動報告で、制作情報をご報告できればと考えておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。