『僕がしてきた挑戦の歴史(高校時代)』
僕が一番最初に『なにか』に挑戦するとき
ほとんどの人が僕を見て笑っている。
『なーにを夢見てんだか』
『そんなの無理に決まってる』
『今度は〇〇かよ』
『なにがしたいんだ?』と。
<目次>
■高校時代の挑戦
■無謀な目標設定
■0→1の過程
■0→10の過程
■10→50の過程
■バカにしていた大人・友達の反応の変化
■迎えた最終ライブ
■メッセージ
■高校時代の挑戦
高校時代にモテたくて始めた『アコースティックギター』
ギターを弾けるようになったら歌を届けたくなりました。
高校2年の6月。
文化祭で相方と歌を披露しました。たくさんの人が聞いてくれました。
それで調子に乗って、『週一回の駅前路上ライブ』を決意。
■無謀な目標設定
3年の夏の最後のライブまでに『駅前に100人集めてやろうぜ』という
なんとも無謀な目標を立てました。
ギターが弾けるようになっただけの僕たちをみて大人や友達は
こっちを指差して笑います。
『なーにを夢見てんだか』
『そんなの無理に決まってる』
■0→1の過程
はじめはだーれも聴いてくれません。
当たり前です。
でもね、『外野はうるせー』ってガムシャラに路上で歌い続けました。
自分で曲も作っちゃえって曲も製作して歌ったりもしてました。
するとたまに1人聴いてくれたりしてくれるんですね。
この時の生活を振り返ると
『学校は寝る場所』
『自宅は路上ライブの練習する場所』になってました。→尾崎豊状態
体調不良で学校休んでも週1回路上に立つことは休みませんでした。→尾崎豊状態
■1→10の過程
そうやって日課の如く継続していると
学校で練習しているだけなのに、声をかけてくれる先輩、同級生、後輩が現れ始める。
先生は職員室の窓際でこっちをみている感じ。
そして路上ライブを毎週月曜夕方17:30〜といったように
路上ライブをこなしていくに連れて
だんだん街ゆく人が僕たちのことを覚えてくれるようになります。
『いつもここで歌ってるんですか?がんばってください』
そうやって常連さんが生まれる。
するとその常連さんたちが仲間を連れてやってくる。
■10→50過程
高校3年になったばかりの春先になると、路上ライブを待ってる人達も現れて
50人近くの人達がいつも僕たちを囲んで見てくれるようになりました。
『是非、休日にもやってほしい。もっと友達連れてくるから!』
という常連さん達からの要望で
月一休日ライブを開催するようになるのです。
『継続するということ。うまくいかなくても続けること。』が
功を奏す瞬間はまさにここなのです。
ここまで来るとオフライン特有の『掛け算』が始まりだします。
■バカにしていた大人・友達の反応の変化
すると大人はどうでしょうか??
はじめは
『なーにを夢見てんだか』
『そんなの無理に決まってる』
だったのに
『もしかしたらこいつ、なんかやるかも・・・』
という風に手のヒラを返し始めるようになるんですね。
大人だけじゃないです。
周りの友達でもいました。
■迎えた最終ライブ
128名が集まったのです。
数えてくれたのは初期から応援してくれていた友達。
常連さんは号泣しながら僕たちの作ったオリジナル曲を一緒に歌ってくれている。
何度も何度も同じ場所で、同じ時間にやり続けたから、
きっと歌も覚えてくれたんだろうな。
そして、学校の窓際でこっちを見ていた先生達数名までもが
涙を流して僕達に向かって拍手を送ってくれているといった
なんとも言えない異様な光景が今でも頭に焼きついています。
(これノンフィクションの物語です)
■メッセージ
だから若い子達はがんばろう。
やったからには絶対にやり遂げよう。
結果が失敗でもいいから、悔いがないくらい一生懸命成功させるように考えよう。
英語の文法や因数分解なんかよりよっぽどやったほうがいい。
経験値を爆伸びさせよう。
『なーにを夢見てんだか』
『そんなの無理に決まってる』
『今度は〇〇かよ』
こんなのひっくり返してやりましょう。
大事なのは
『答え』じゃない、『プロセス(経過)』なんです。
『ストーリー』を生みださなければ『ヒトの心』は動かない。
だからぼくはまた『ビラ配り』に行くのです。
COLLECTION9 STUDIO