2020/03/25 18:41

シリーズでお伝えしている「リターン品紹介」のコーナー、本日は大洗の潮風をたっぷりと浴びたコシヒカリ「大洗 日の出米」と、お米をご提供頂いた「夕日の郷 松川」のご紹介です!

■大洗 日の出米(夕日の郷 松川)

https://uhimatsukawa.wixsite.com/matsukawa

実は本クラウドファンディング開始日に行った配信番組で、私は「涸沼に行った事がないので、今度行ってみたい」と発言しました。そうしました所、涸沼湖畔にある施設「夕日の郷 松川」で働いている大洗地域おこし協力隊の富張さんが、翌日「配信みました!是非今度来てください!」とわざわざ「ARISE CO-WORKING」 にご挨拶に来て下さいました!

そんな事があり、早速私も施設を訪問させて頂き、今回の「大洗 日の出米」のリターン品をご提供いただけないか相談させて頂き、あれよあれよとラインナップさせて頂きました!富張さんの行動力により、新しいリターン品を追加できました事、この場を借りて御礼申し上げます。

今日は、そんな富張さんに、お米の事、施設の事、地域おこし協力隊の事など、様々な事を伺って参りましたので、是非ご覧下さい!

富張洋樹さん

―まずは、「日の出米」のお話の前に、この施設(夕日の郷 松川)の目的や役割を教えて頂けますでしょうか。

一番の目的は「地域の交流」です。例えば農業体験などのワークショップを行ったり、直売所に置いてある農作物などを通じて、この近隣、特に町に住んでいる皆さんの交流の拠点にできればということで設立されました。

―町が運営している施設なんですか?

管理自体は町ですけど、運営は町から委託をされた団体が行っています。

―その団体があって、富張さんは大洗町の「地域おこし協力隊」として派遣されているという解釈であってますでしょうか。

そうです。町役場から派遣されています。

―普段の活動内容をおしえていただけますか。

普段はここ「夕日の郷 松川」の運営補助を行っています。具体的に言うと、直売所に出す商品の納品・仕入れ業務の同行、農家さんを回って野菜を持ってきたり、直売所での販売ですね。他、施設内にあるキャンプ場・バーベキュー場の運営管理も行っています。

施設には、キャンプ場・バーベキュー場が備わっています

―多岐にわたっていますね。「農業体験」みたいな「体験型のイベント」も行っているそうですが、そちらも仕切られているんでしょうか?

はい、そうです。「農業体験」は、現状年2~3回の開催なんですけど、今後はそういったイベントも本格的に増やしていければと検討しています。

―この場所は、何と言っても「涸沼の湖畔」でとても落ち着いた場所なんですけど、改めて「涸沼」の魅力を教えて頂けますか。

やはり一番の魅力は、何といっても「夕日」ですね。ちょうどこの施設から湖を眺めると、正面に筑波山が見えるのですが、年に2回「ダイヤモンド筑波」という、筑波山の山頂に夕日が沈むタイミングがあるんです。直近で言うと、今月(3月)の5日前後でした。筑波山の後ろに夕日が沈んでいくと、湖面も赤く染められて綺麗で、本当に幻想的なんですよ!

それと涸沼は「ラムサール条約」にも登録されているような湖で、様々な野鳥を見る事が出来ます。あとちょうどこれ、昨日の写真なんですけど…

[掲示している写真を見ながら]

―え?これ釣ったんですか?マジですか!?なんですかこの魚?

これ鯉です。

―え!?

鯉釣りのプロの方が、よくキャンプ場を利用されていて、昨日湖畔で釣りをされて、あのサイズを釣り上げたと。

―もう「主(ぬし)」じゃないですかこれ。

ほぼ「主(ぬし)」レベルですね(笑)。これは鯉ですけど、シーズンごとに色々な魚を釣る事が出来るのも特徴です。例えば6月頃にはハゼなども釣れます。更に、野鳥観察も楽しめる。美しい夕日も楽しめる。そんな施設です。またこの場所は、中心街から離れている事もあり、かなり静かにキャンプができるのも大きな特徴です。

―ありがとうございます。「主(ぬし)」の写真は施設に写真が掲示してありますので、美しい夕日の写真と合わせて、是非見に来て頂ければと思います!

施設内には、ダイヤモンド筑波の写真が所狭しと掲示されています。
(撮影が下手ですいません…)

ちなみに、「ダイヤモンド筑波」を見られるチャンスは、次はいつになるのですか?

次回は10月中旬ですね。その時の環境によっても左右されますが、10月10日前後になるのではないかと思います。今月の「ダイヤモンド筑波」の際には、撮影目的で20人近くの方がいらっしゃいました。

―大洗は海だけじゃないぞ!という事ですね!

はい、その通りです!

―施設のご紹介、ありがとうございました!
 そして、今回リターン品としてご提供頂いたのが「大洗 日の出米」です。大洗ブランド認証品にも指定されているこのお米の特徴などを教えて頂けますでしょうか。

日の出米自体は大洗で作られているコシヒカリで、(大洗町)水田農業担い手組合の組合員しか作る事は出来ません。それにより、誰が作っているのか、どこの田んぼでどのように作っているのかが明確になります。また、町内の子供達に安全・安心を届けたいという想いのもと、通常より化学肥料・農薬を5割減らしたの「減農薬・減化学肥料」という方法で作っています。そういった意味で、町の方にも馴染みを持って頂いていますので、結果町の「誇れるお米」として販売しています。

―(手元にある商品を見て)このお米は田口次男さんが作られているお米ですね。

田口さんは水田農業担い手組合の組合長さんで、ウチにも他に芋などを卸して頂いている、大規模な農家さんですね。

―実は大洗でお米を作っているイメージあまりなかったです。

そうですよね。私も無かったです。ただ、周りの市町村に比べると、大洗は米農家さんの絶対数は多くは無いですね。その代わりではないですが、拘って作っています。周りの農業が盛んな地域にも負けないように、我々もPRを頑張りたいと思います!

―ありがとうございます!
 今日はいい機会なので、「地域おこし協力隊」についても少しお伺いしたいなと思います。「地域おこし協力隊」は、行政が募集をかけて、その先の移住を念頭に3年間、その市町村に移住して、行政から「こういうことをして欲しい」という業務委託を受けて従事する、というのが全国的に行われている、という認識で合っていますでしょうか。

はい、大丈夫です。

―富張さんが大洗で「地域おこし協力隊」になろうと思ったきっかけを教えて下さい。

私はそもそも大洗に定住して、この地に骨を埋めたいと思っていました。そんな時に地域おこし協力隊の募集の情報を見つけ、まずは大洗で職を得てから、その後の土台にできればいいなと考えました。3年の任期を終えた後、その後もその土地に残るかどうかの最終判断は各々で行うのですが、私は大洗に居続ける予定です。

―実際に大洗に移住したけど、色々仕事などの兼ね合いで、1~2年後に東京へ戻っちゃう、みたいな方もいらしゃると聞きますので、3年間まず住みながら仕事が出来るのは良いですよね。実際大洗に移住してみて、困っていることなどはありますか?

私もここに来るまでは東京で勤めていたのですが…

東京で勤めてた時より、はるかに、幸せです!!
人生で、今が1番幸せなんじゃないかってくらい、幸せです。(笑)

―(余りの力強い口調に爆笑)素晴らしいです!!!!それは、特にどういう所で感じますか?

一番感じたのは、やっぱり住民の皆さんの温かさですね。大洗の方、みんな基本的におしゃべり好きなんですよ。初対面であっても、「おまえ、どこのだれだっぺ?東京から来たのか?あぁ~すげーな」なんて親身に話して下さって、顔を合わせていく内に、例えば「野菜持ってけよ」とか「魚もってけよ」とか声をかけて下さる。困っている事があれば相談に乗って下さって、顔見知りの人を紹介して下さったりと本当に親身になってくれる、助けてくれるというのを強く感じます。

こちらとしても、助けてもらった以上は何かお返しをしたいじゃないですか。例えばこちらでは珍しい物を持って行ったりとか、あちらが困っている時に逆に助けに行ったりして、それでまた繋がりが強くなっていく。そんな正のサイクルが生まれるんです。本当に良くして頂いて、それを幸せに感じていますね。

―私も神奈川に住んでいる訳ですけど、都心はこんなに住民同士の距離感が近くないですよね。色々な所で言っていますけど、大洗ってFace to Faceの「商売の原点」が生きていると思っています。都会に住んでいると忘れてしまう心地よさですよね。

そうですよね。「ガールズ&パンツァー」のファンの方々も、それが理由で町にいらっしゃっている方は多いと思いますよ。

【ここで偶然、お米の生産者の1人である田口次男さんが来店されました】

田口次男さん

(挨拶などを済ませ)

―今回、「大洗 日の出米」をクラウドファンディングのリターン品として出させて頂く事になりました。ありがとうございます!田口さんにもお伺い致しますが、「大洗 日の出米」の特徴を教えて下さい。

田口:やっぱり「安心安全なお米」という事ですね。手間はかかっていますが、減農薬でしっかりしたお米を作っています。極力農薬は使わないで、籾も「温湯種子消毒」と言って、農薬を使わずに消毒できる形にしています。

―そうなのですね。

田口:後は、やっぱり「学校の給食に出している」という事には自信を持っています。せめて子供たちには、安心・安全なものを食わしてやりてぇなーって思うじゃないですか。

―お呼び止めしてしまってすいません。コメントありがとうございました!

田口:いやどーも。そんなお米なので、皆さんも宜しくお願いします。

―ありがとうございました。

【田口さん退出】

―富張さん、話の続きをさせて頂ければと思うのですが、移住希望の方へ何かメッセージはありますでしょうか。

移住するとなると、その土地に馴染めるのか、という所が大きいですよね。それは「地域おこし協力隊」に限らず。「住む」のと「旅行で来る」のは全然違いますから。私はこの通り、とてもとても楽しいです(笑)。本当に幸せです。

―「地域おこし協力隊」に応募は、毎年行っているのですか?

いや、毎年ではないです。なので、希望される方は、町のHPなどを細めにチェックする事をオススメします。タイミングが合わないという方もいると思いますので、その辺は「ご縁」ですね。

―富張さんのお話を聞いて、何だか私も幸せな気持ちになりました(笑)。本日はありがとうございました!という事で、大洗町の「誇れるお米」日の出米を、是非宜しくお願い致します!


☆夕日の郷 松川

茨城県大洗町成田町2573-1
オープン:施設 9時~17時/駐車場 8時~日没
定休日:毎週水曜日
TEL:029-212-3900 / FAX:029-212-3915
MAIL:uhi.matsukawa@gmail.com

地図:https://goo.gl/maps/x6sbHCuWTVE2bjEo

施設には物産直売所が併設され、「大洗日の出米」もこちらで販売しています!野菜など、お手頃な価格で販売されていますよ!昨日の記事で紹介した、間引きされた後のメロン「摘果(てきか)メロン 」を、私はこちらで頂きました。

「夕日の郷 松川」は町の中心街からは離れていますが、それでも車で10分もあれば到着致します。海だけではない「大洗町の魅力」を、是非感じてみてはいかがでしょうか⁉


■大洗の潮風を浴びたコシヒカリ!「大洗 日の出米」(5kg)

9,000円

☆「大洗 日の出米」(5kg)/☆メッセージTシャツ(サイズ4種選択可能)

涸沼の湖畔にある「夕日の郷松川」の物産直売所より、大洗ブランド認証品「大洗 日の出米」が登場!(大洗町)水田農業担い手組合が、減農薬で丹精込めて作ったコシヒカリを是非!「大洗発 ご飯が進む!セレクション」とセットで是非!