こんばんは、ハイド&ルークの廣岡です。
新型コロナウイルスの影響が各所に出ていますね。当店「ARISE CO-WORKING」では、直接お客様からお話を伺いましたが、企業のテレワーク推奨により、今週に入ってから当施設を利用するという方が増えました。
ここ大洗町では、3月15日に予定されていた町で2番目に大きなお祭り「大洗 海楽フェスタ」が延期になったり、宿のキャンセルが発生しているという話も結構聞くようになってきました。観光業が盛んなこの町において、間違いなく町全体にも大きな影響が出ております。
とはいえ、学校も休校になるような現在の状況を考えれば、私自身も「仕方のない事」だと思います。
ただ経済活動が正常ではない状況でとにかく心配なのは、倒産してしまうような企業・お店が出てしまうのではないかという事です。弊社は幸いなことに現状大きな実害はありませんが、これが観光客向けの旅行業・商店・飲食業などを営んでいる人にとっては死活問題ですよね。
とにかく怖いのは、このような事態が起こった際、体力のない企業(お店)から潰れて行ってしまうという事です。当たり前ですが。
国も対応策を出したりしておりますが、例えば補助金や融資の申請をする事すら余裕がない、単純に人がいない、補償対象にはならないけど被害は出ていて潰れてしまうなど、現実的に考えられる事だと思います。
私自身も起業して1年も経っていない中思うのは、このような予期せぬ事が起きた時に、どう対応して良いかわからない、対応策の引き出しが無い、なんて事は平気であるよな、と思うわけです。ハッキリ言って私も怖いです。
怖いですが、指を加えてただ事の終息を待つのも心苦しく、何か出来る事はないかと想いを巡らしているような状況です。
弊社のミッションは「町が生き続る仕組み作りを行う」事です。例えばこういう時、どんな仕組みを作ったら良いのか、という事を凄く最近考えるようになりました。例えば…
①賞味期限が切れそうな商品を集めて販売するリアル・ネット上の何らかの仕組みを作る。
②町で働く人の人材ネットワークを構築し、足りない所・ダブついている所を共有してコントロールする仕組みを増やす。
③個店で販売している商品の通販代行を行い、少しでも店舗の収入を増やす一助になる。
他にも色々な事が出来るような気がします。
プロジェクトページにも書きましたが、震災の風評被害の後、客足が冷え込んだ商店街に、アニメ「ガールズ&パンツァー」ファンの方が訪れるようになった結果、「商店で働く人たちの笑顔が戻った事が一番嬉しい」と言っていた町の方がいて、とても印象的でした。
しかし思わぬ事態が起こり、望まない形で商店がなくなってしまうという可能性がある昨今、それを防ぐために、不測の事態が起こった際にも収入のアテがあり、苦しい状況を耐えて、また落ち着いた時にお客様を笑顔で迎える。そんな状況を作り出したいと思います。
ただ「すぐには」出来ません。ツールも会社の体力もありません。
まずはいち早く、今回クラウドファンディングを行わせて頂いているポータルサイト「ARISE GIFT」をしっかりと稼働させ、今回の教訓を活かした形で、町のためになる「仕組み作り」をしたいと、決意を新たに致しました。
必ず、「ARISE GIFT」は町のため、町で働く人のためになるようなポータルサイトに致します!!
上記で上げた③に関して言えば、システムが組め、町の方の了解が得られればすぐにでも実装できるはずです。こんな状況だからこそ、EC(通販)の必要性も強く感じました。
ご支援を募っている現状で心苦しくもあるのですが、このような窮地にも「民間」だからこそのスピード感で対応できるようなサイト運営を必ず実装したいと思いますので、引き続きクラウドファンディングのご支援、なにとぞ宜しくお願い致します。