はじめに:私たちの活動とフィリピンの義足の現状
はじめまして!徳島 泰(とくしま ゆたか)と申します。
私は現在、フィリピンの首都マニラにて、世界で初めての「フル3Dプリント義足」の事業に奮闘しています。
(3Dプリント義足と私:徳島泰)
3Dプリンタを使った新しい製造方法で超格安の義足を作って、これまで義足が買えなかった開発途上国の障がい者の皆さんに、3Dプリント義足をお届けしようとするものです。私はこのためにインスタリムという会社を起業しました。
私たちの3Dプリント義足の価格は、約4万円(2万ペソ)です。これは、日本の一般的な義足の価格(30万〜50万円以上)と比べて10分の1以下で、世界でも最も安い義足の一つです。
現地の新卒初任給がだいたい4万円/月ぐらいなので、一般的なフィリピン人の皆さんには十分に手にとっていただける価格だと自信を持っています。
2014年から始まったこの試みは、紆余曲折ありながらも、今月(2020年2月)までに、トータル100名以上の方に3Dプリント義足を届けることろまで進んでいます。今のところ、歩みは順調と言えます。
(3D義足を手に入れて、嬉しそうに歩く男性)
しかしその一方で、私たちは日々、どうしても義足を買うことができない貧困に苦しむ障がい者さんたちにも多く出会い、想像していた以上に超格差社会であるフィリピンの障がい者さんたちの、厳しい、そしてとても根深い「障害者の貧困」問題に直面し、歯痒い思いがつのるばかりです。
今回はクラウドファンディングを通じて、日本の皆様に、私たちのプロジェクトの意義と、フィリピンの貧困の障がい者さんの貧困の現状をお伝えし、「全てを諦めてしまった貧困の障がい者さん達が、”人生を取り戻すための最初の義足”」を提供するための支援のお願いができればと思います。
まず、背景からお伝えさせてください。
解決したい社会課題:なぜフィリピンに義足が必要なのか
なぜフィリピンには、日本と比べてそんなに多く、義足が必要なのでしょうか?
それは栄養が偏った食事によって患う、糖尿病に最も大きな原因があります。
低賃金なフィリピンの普通の労働者たちは、ほとんど毎食が、値段が安いご飯(ライス)を大盛り、おかず(塩っ辛いお肉や魚の干物)をほんのちょっとだけというメニューの食事をとります。これが最も安くでお腹を満たせる方法だからです。食べるものの8〜9割以上が糖質というのが普通の食事です。
日本も貧しかった頃は「日の丸弁当」で、梅干しで大量のご飯を食べてお腹を満たしていることが普通だったことを思うと、理解できると思います。
(フィリピンの典型的な食事。少しのお肉とごはん。野菜はなしで、コーラを合わせる。)
このような食生活を続けているので、フィリピンには糖尿病の人が日本とは比べ物にならないほど大勢います。30代、40代の働き盛りので糖尿病になってしまった方も、本当に大勢います。30歳以上の1/3〜1/4は糖尿病か糖尿病予備軍と予想されていて、フィリピンは、世界で最も糖尿病の罹患率の高い国のうちの一つと言われています(弊社調べ)。
そして、フィリピンの低賃金労働者たちは、基本的に病院に行けないことが殆どです。
なので「あれ?体の調子がおかしいぞ」と思いながら、糖尿病をこじらせてしまいます。
気がついた時には足が腐って(糖尿病性壊疽)しまっていて、もう切断するしかない、そうなってから初めて病院にたどり着きます。そんな風に足を切断する人が、フィリピンの首都マニラ近圏だけでも、年間3万人以上いるのです(弊社調べ)。
(どこででも見られる、フィリピンの労働風景)
それにもかかわらず、マニラで義足が作れる施設は、貧困な人たちにでも通える公立の施設では、2箇所だけです。そしてその2箇所で作れる義足は年間300〜400本程度がやっとです(需要の3%にしか義足を提供できない計算になります)。
(公立の義足製作所。一本ずつ彫刻のように手作りするので、生産量は非常に小さい)
家族を養うために粗食に耐えて一生懸命働いて、節約して病院にもいかずに頑張ってきた結果、脚を切断するしかなくなったほとんどの人等が、義足を手に入れる手段がないのです。
そもそも...:なぜ超格安の義足を開発しようと思ったのか
私がこのプロジェクトを始めるようと思ったのは、5年前にJICAの青年海外協力隊員時代に出会った、ある男性と出会いがきっかけでした。
フィリピンの田舎町ボホール島の小さな診療所で出会った彼は、働き盛りの30代で当時の私と同年代でした。彼の足はすでに真っ黒で(腐っていて)、痛みに耐えて歪んだ顔をしながら、”それでも治療はしていない”と言っていました。
(足が腐った30代の患者と出会ったクリニック)
私は「なぜ切断手術をして義足を付けないの?このままじゃ体に毒が回って死んでしまうよ」と問いかけたのですが、彼は何も答えてくれませんでした。
ボホール島には義足を作る施設がなく、足を切断したところで義足も手に入らないこと、
だから、
「例え切断して生き延びたって、歩けない人ができる仕事なんて田舎にはないから、無駄な食いぶちが増えるだけ。それなら早く死んだほうがいい。」
というのがボホール島のあたりまえであること、を知った当時の私は、めちゃくちゃにショックを受けました。
(糖尿病で腐ってしまった患者の足)
私はこのとき『開発途上国の誰もが購入できる、超格安の義足を開発する』と決意しました。
この問題はきっと、フィリピンだけの問題じゃなく、世界中の途上国で起こっていることだと思ったからです。そして、自分なら、私が出会った彼と同じように足が腐ってしまったのに何もできず、ただ死ぬのを待つしかない世界中の人達を、救えるかもしれないと思ったからです。
4年かけて世界で最安価格帯の義足を実現。それでも。。。
協力隊から帰国後、4年をかけて、3Dプリント義足とそれを製作するための製作システムを開発しました。
プラスチックだけで作ることができるので、原材料を格安にすることができて、約4万円という破格を実現することができました。
しかしそれでも、やはり足を切断してしまって仕事を失い、貧困の渦の中に落ちてしまった人たちにとっては、4万円は大金です。「自分には到底手がでない価格だ…。」と考えてしまう人も大勢います。
ローンやクレジットカードなども用意していますが、脚を切断して障がい者になってからずっと仕事ができず、家族に厄介者として扱われ続けてきた人等は、そもそも購入する勇気を持つことができません。すっかり自信を失ってしまっていて、「自分だって義足をつけたら仕事ができるんだ!」というポジティブなことが一切考えられなくなってしまっています。
「自分は役立たずだから…。」と人生を諦めてしまって、希望が持てなくなってしまっていて、義足を買う勇気を振り絞ることができない人が、本当に大勢いるのです。
(やることがなくて、日がな1日家の前に座っているだけの貧困障害者)
私は、『義足さえあれば、動けるようになって運動もできて、きっと糖尿病だって良くなるのに・・・』と、いつも、どうしようもない暗い気持ちになってしまいます。
セミナー「切断しても、人生は終わりじゃない」を開催!
私たちはこんな風に、脚を切断してしまったことで人生を諦めてしまった障害者の方たちに会うにつけて、「なんとか彼らに希望をもってもらいたい」と考えるようになりました。
そして去年から、マニラの各市町村を回って、彼らを励まし、前を向いてもらうためのセミナー「Life is not end, even if you amputated! (切断しても、人生は終わりじゃない!)」と名付けた参加型ワークショップを、継続的に開催しています。
(Life is not end, even if you amputated! セミナーの様子)
セミナーは、地元の市役所の福祉担当の方などにも協力していただきながら、普段は家で隠れるように暮らすしかない障がい者さんたちに大勢ご参加いただくのですが、セミナーが始まってすぐは暗い顔をしていた障がい者さんたちが、ワークショップで障がい者の有名人のサクセスストーリーや、「義足を使うことでこんな仕事ができたよ!」という成功例を聞いたり、その感想をシェアしたりするうちに、次第に勇気づけられて、どんどんと勇気を取り戻して、次第に暗い顔から上気した笑顔に変わっていく姿をたくさん見ることができています。
(セミナー後の、笑顔の参加者のみなさん)
それでも「自信がない・・・」障がい者さんにウェイティングリスト!
多くの障がい者さんたちがこのセミナーを通じて、「なんとか義足を買えるように頑張っりたい!」とか「自分も義足を買って、仕事を探してみたい!」とかと言ってくださいます。
糖尿病になって脚を切断するまでは、一生懸命働いてきた患者さんばかりなので、最初の義足さえ手に入れれば、きっと仕事もできるようになって、貧困の連鎖を断ち切ることができる!と、本当に嬉しくなります。
なのですが、しばらく立ってそのような患者さんに再会してみると「親戚にお金を借りられないか相談したけど無理だったよ・・・」とか「家族に反対されてしまった。。。」と、あんなに笑顔だった笑顔から一転、また前のように暗く俯いて報告される事が本当に多く、その度に、心が締め付けられるような気持ちになります。
そして、そういう障がい者さんを見るにつけ、私は彼ら彼女等に「じゃあしょうがないね」と冷たく突き放すことがどうしてもできずに、黙ってしまうばかりでした。
そういうことが暫く続いたある日、地元のある慈善団体が義足代金を支援したい、と申し出てくれました。本当に嬉しく、涙が出る思いでした。彼らは限られた予算の中から、月に2〜3名程度の義足を患者さんに支援してくれると約束してくれ、今でも、その約束を守り続けてくれています。
私はこのような方がフィリピンにも居ることを知り、急いで「ウェイティングリスト」を作成しました。そして、どうしても自分で義足を購入することができない障がい者さんに「支援の数はまだ少いけど、待っていてくれれば。。。」と、このウェイティングリストに名前と連絡先を載せてくれるように頼みました。
ウェイティングリストが200名以上に到達。ぜひご協力をお願いします!
そうこうして市町村を回るうちに、私たちのウェイティングリストは、現在200名以上に到達しています(2020年1月末時点で217名)。
もちろん地元の財団や、その他CSRで支援をしていただける可能性のある企業にもお願いして回っていますが、なかなか簡単に次々とは支援をしていただける所が見つからず、今でもウェイティングリストは増え続けていくばかりです。
せめてこのうちの何名かにでも”人生を取り戻すための最初の義足”を提供するのに、日本の皆様にもご協力いただきたいと考え、クラウドファンディングに申請させていただきました。
今まではこのような貧困障害者さんに支援する窓口はフィリピンに設置していませんでしたが、クラウドファンディングを通して、日本の皆様にも私たちの活動にご参加いただく機会とさせていただきたく思っています。
資金の使い道
今回、募集する125.5万円は、フィリピンの義足を買いたくても買えない、貧困の障がい者さんへ、1本4万円の(でも性能的には日本の義足とほぼ変わらない)義足を提供させていただく使途で使用させていただきます。
皆さまのご支援により目標金額が集まれば、フィリピンの脚を失って全てを諦めてしまっている障がい者さんの人生を、1からやり直すことにつながります。このような人たちに義足が用意できれば、総勢25名以上の障がい者さんと、その家族が収入を得ることができます。(All-inで実施しますので、たとえ1名分しか集まらなかったとてしも、必ず実施させていただきます。)
以下のような内訳を考えています。
■義足制作費:約100万円 (約25名分)
■患者さん交通費など:約7.5万円(患者さんの家から私たちの義足製作所までの交通費などです)
■手数料:約15万円 (キャンプファイヤー規定の14%)
(合計:122.5万円)
実施スケジュール
今回のプロジェクトの実施スケジュールは以下のようになっています。
2020年2月: クラウドファンディングスタート
2020年3月31日: クラウドファンディング終了
2020年4月 :患者さんへの義足制作開始
2020年6月 :リターン発送開始
【All-in方式で実施します】
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合(たとえ義足一本分に満たない金額しか集まらなかろうと)この計画は必ず実行し、必ずリターンをお届けします。
リターン
リターンは、リターン欄に記載の通りです。
最後に:プロジェクトの展望
今回のプロジェクトの目に見える成果物はお金ですが、それ以外にも多くの目に見えない成果があります。
例えば、現在私たちの義足を使ってくれている50歳過ぎの女性は、知的障がいをもつ娘さんをお持ちで、これまでは義足がないことでうまく彼女の世話をすることができませんでした。今では彼女のトイレの補助をすることも、彼女と散歩にでかけることもできるようになりました。「やっと娘に母親らしいことができて娘も喜んでいる」と、笑顔で話してくれました。
(障がい児の娘を持つ、お母さん義足ユーザー)
まだ10代の母子家庭の男の子は、母親の介助なしには学校に行くことができず、自分の登校のためにお母さんが仕事の時間を短くして、一家の稼ぎが少くることにとても苦しんでいました。それなのに学校でお金が必要なときは常に「お金をください」と言わざるを得なく、自分は家族という対等な立場ではなく、家族のお荷物のような存在だと感じていました。義足を履いて自分1人で学校に行くことができ、またアルバイトもできるようになったことで、自分に自信が持てるようなったばかりか、またフルタイムで働けるようになったお母さんは給料が大いに増えて、義足のおかげで自分の家は貧乏じゃなくなったと話してくれました。
(母子家庭の義足ユーザーと、最近の調子を尋ねる私)
このように、脚切断の障がい者さんが自立を取り戻すということは、その人の人生が取り戻されること以上に、その患者さんの家族の人生を取り戻すことにも繋がっています。私たちは、私たちの義足をフィリピン全体に、ひいては世界中の開発彫刻に広げて、たくさんの障がい者さんと、その家族に、より良い人生を送ってほしい、そして、すべての障がい者が卑屈にならず、自信をもって人生を楽しめる世の中になって欲しいと思っています。
自分たちでは義足を購入することができない、本当に貧困の障がい者さまの人生を取り戻すのには、皆様のご支援が必要です。
どうか私たちに力を貸してください。生まれた環境が悪かったから、粗食に耐えて働いて働いて、結果糖尿病になってしまって脚を切断するしかなく、結果、自分の人生を生きることができずに、全てを諦めてしまった、そんな全ての人に、自立して仕事をすることで、人から必要とされる喜びを再び感じてほしい、「再チャレンジのチャンス」が与えられて欲しい、と心から願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
インスタリム について
世界で初めての「フル3Dプリント義足」を開発し、2018年に創業。フィリピンの事業所は2019年から操業しています。
・オリジナル義足用3Dプリンタ
・オリジナル義足用CAD(設計ソフトウェア)+AIアルゴリズム
・オリジナル3D義足用デザイン
を元に、フィリピンから世界への事業展開を目指し、世界中の義肢装具を購入できない約9,000万人に向けて、これまでにない低価格・高品質な3Dプリント義肢装具をつくり、世界中に届けるために活動しています。
日本の開発拠点には、わたし徳島の他に、マネジャー、AIエンジニア、3Dプリンタエンジニア、デジタル義肢装具エンジニアなどの、主に開発メンバーが居て、日々安くて品質のよい義足の開発に勤しんでいます。
フィリピンの義足製造所は、わたし徳島の他には、義肢装具士、理学療法士、受付、営業、市役所担当、3Dプリンタオペレーター、会計などのメンバーで、現在月に20〜30名ほどの義足を生産しています。
公式WEBサイトはこちら
徳島 泰 について
1978年生まれの41歳で、京都府出身です。趣味は、動物と戯れることと、仕事とは全く関係ないものづくり。
なかなか実現できない目標は、早起きして健康的な朝ごはんを食べて1日1万歩歩くこと。好きな食べ物は九条ネギとお漬物です。
最新の活動報告
もっと見るロックダウン中のマニラより。一刻も早い貧困層への支援が望まれます。
2020/03/31 18:43支援いただいた皆様、ご連絡・ご報告が遅くなって申し訳ありません。コロナ騒動で連日騒がしい中、私たちが活動しているフィリピンにおいても、コロナウィルスの蔓延による政府対策が始まっています。フィリピンのコロナウィルス感染者数は、今のところ日本とそんなに変わらない数字ですが、医療環境が整っていないことを憂慮してか、世界で最も早く3月12日に、首都マニラの都市封鎖(ロックダウン)が決まりました。(都市封鎖のために各所に置かれている検問。銃を構えた軍人が待機しています。)マニラのロックダウンは。、・外出禁止・食料品と基本的な医療品販売などの許可された業種以外は営業禁止・許可された業種以外はリモートワークのみ許可・これらに違反すれば逮捕という厳しい規定で、結構本格的に取締りが行われていて、各市と市の間を銃を構えた軍人が検問をしていて、自分の住んでる町から出られないように見張っていたり、パトカーが巡回して違反している人がいないか監視したりしています。(「家にいるか、私たちと一緒にいるか」:フィリピン国家警察がフィリピンのマスコミ経由で市民に発表した広告)いつもは喧騒でごった返している街が、今はどの通りもガランとしていて人もほとんど通っておらず、街の様子が大きく様変わりしています。(いつもと違って誰もおらずガランとした大通り・・・)私たちインスタリムもこのような状況では営業を続けることはできないので、首都封鎖の予定日である3月16日~4月14日までは義足制作の仕事はお休みさせていただいており、100%リモートワークとして、ユーザーさんにお電話して義足の調子をお伺いするフォローアップや、新しいユーザーさんに対する営業活動などをしています。とはいえ、このような状況で心配なのは、貧困層のみなさんの暮らしぶりです。路上販売やサービス業、その他貧困層が日雇いでこなしていた仕事は、このロックダウンによってほぼ全て禁止になってしまっています。これまで、その日暮らしで何とか生活をやりくりしていた日雇い労働者の皆さんは、ほとんど仕事を失ってしまっているのです。(自宅待機なのにも関わらず、食堂に集まってきてしまう住人たち)このロックダウンの1ヶ月で、いったいどれくらいの人が仕事を失って、どれくらいの人がご飯を食べられなくなってしまっているのか、本当に想像もつきません。フィリピン政府も積極的に炊き出しや配給を進めていますが、聞くところによると、2週間分として届いたのがお米ちょっとと缶詰だけった、というようなケースもあるようです。(ツイッターより。これは2週間分なのか不明ですが、参考のため。)仕事を失った人が皆、配給でまともに食べていけている、というような状態では、決してないというのが現実のようで、本当に心配しています。とは言え、私たちが今できるのは、首都封鎖が終わるのをじっと耐えて待ち、封鎖が解除された後に一刻も早くフィリピンの市民社会を立て直し、経済を回し、仕事を失ってしまった人に新しい仕事についていただくために頑張ることだけだと思っています。貧困層の方が1人でも多く、そして少しでも早く仕事を見つけられるために、私たちは一本でも多くの義足を貧困層の方にお届けするために、全力を尽くしたいと思っています。日本も多くの方が、このコロナの騒動で大変な状況にある中、フィリピンの方に寄付を、とお願いするのは心苦しい気持ちでもあるのですが、こんな苦しい時だからこそ、より苦しい状況の方に手を差し伸べていただくお願いをさせていただけないだろうか、そう思っています。 もっと見る
世界最大のピッチコンテスト「XTC」の日本予選にて、日本代表(上位2社)に選出されました!
2020/02/27 16:13支援いただいた皆様にご報告です。昨日2月26日、東京のNagatacho Bricks で開催された、「XTC」というスタートアップコンテストにて、多数の応募の中から日本代表として選んでいただき、決勝の世界大会への出場権を獲得しました。XTC日本事務局の公式サイトでは、>Extreme Tech Challenge(XTC)は、技術とイノベーションで国連SDGsの17重要課題に立ち向かうスタートアップを発掘・支援する世界的ピッチコンテストです。とされていて、また、毎年10,000社以上のスタートアップの応募の中から、世界大会に進めるのは30社のみとされているので、見方によっては、また少なくともSDGsの文脈では、世界10,000社のうちのトップ30社として選んでいただいたとも(大袈裟ですが)、言えるのかもしれないなと思っています。世界大会となる決勝戦は、今年6月にパリで開催されます。支援いただいた皆様に恥じないよう、そして何より、フィリピンの貧困の障害者さんに少しでも多くの義足を提供できるようになるよう、日本代表として恥ずかしくないピッチをしてきたいと思っています。今から身が引き締まる思いです。 もっと見る
皆様へ支援の御礼と、本日(2月25日)付けの日経新聞に掲載のご報告です。
2020/02/25 16:59開始3日目で既に目標額の1/3近くを支援いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本当に感動し、また身が引き締まる思いでいます。コメントいただいた皆さま一人ひとりに、個別にお礼をお伝えしたいのですが、キャンプファイヤーでどうやってコメントバックしていいのかわからず、こちらにて、ご支援いただいた、またページをご覧になってくださった皆様に心から御礼申し上げます。言葉では表しきれない感謝の思いばかりです。本当にありがとうございます。御礼かたがた、特にご支援いただいた皆様に、新聞に掲載のご報告をさせてください。本日2月25日付の日経電子版に、インスタリムの記事が掲載されました。偶然にも、このキャンプファイヤーで使っている写真と同じ写真が日経にも掲載されていてびっくりしました。https://r.nikkei.com/article/DGKKZO55853420Q0A220C2M12300?s=5これからプロジェクトの詳細やスタッフの紹介など新着情報をあげていきます。少しでもこのプロジェクトを身近に感じてもらえたら嬉しいです。たまに覗きにきていただければ。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。徳島 泰 もっと見る
コメント
もっと見る