!!!!!UPDATE (4/7) - 

完成したばかりの『big book 2019』の一部を公開いたしました!!

TOP画像からご覧ください。big design awardの公式インスタグラムでも随時公開していきますので、ぜひチェックしてみてください!!

big design awardとbig bookにお力添えいただいたすべてのコントリビューター、そして、未来の支援者の方々に心より感謝申し上げるとともにご報告がございます！

メディア掲載（一部）

WWD JAPAN｜ワールドも支援する新ファッションコンペ第1回「ビッグ デザイン アワード」　初代グランプリにロビン・リンチ

FASHIONSNAP.COM｜アントワープ学長が審査員、賞金総額700万円の国内最大ファッションコンペ「big」が作るファッション業界の未来とは？

i-D Japan｜アジアに誕生したグローバルコンペ〈big design award〉のファイナリストたち

2019年8月、30カ国123組に及ぶファッションデザイナーからの応募が集結した第1回big design award（主催・big株式会社）の受賞セレモニーが終幕しました。

審査委員長であるウォルター・ヴァン・ベイレンドンク氏が最終審査を終えて私たちに語ったように、14組のデザイナーは、皆が皆ハイレベルでしたが、特にデザインやアティチュードにおいては実に多様性のあるセレクションでした。生まれ育った環境も、ファッションを学んできたプロセスもそれぞれ異なる素晴らしい才能が、東京の地に集結したのです。

bigは、国内最大規模の賞金総額700万円を手にした各国から来日した4名の2019年度の受賞者とファイナリスト、それぞれ異なるフィールドの第一線で活躍する国内外の最終審査員が参加し、多くのサポーターとともに、東京、そしてアジアを拠点とするグローバル・ファッション・コンペティションとしての確実な第一歩を踏み出しました。

photos by yuichi ihara

この成功に続き、心躍ることはまだまだたくさんあります。

世界的アワードを勝ち取ったり、ファッションウィークで卓越したプレゼンを発表したり、初めての個展を開催したり……。初代ファイナリストの活躍を伝えるニュースが世界各国から続々と届き、あっという間に半年が経ちました。

ここに、記念すべき『big book 2019』の刊行をアナウンスするとともに、私たちのプロジェクトを支援してくださるサポーターを募集します。

4名の受賞者、14名のファイナリストをご紹介！

大賞（賞金500万円）：Robyn Lynch（アイルランド）
準大賞（賞金100万円）：Heaven Tanudiredja（インドネシア）
準大賞（賞金50万円）：Shuting Qiu（中国）
準大賞（賞金50万円）：Stina Randestad（スウェーデン）

ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク｜ファッションデザイナー、アントワープ王立芸術学院学長
ダーク・ヴァン・セーヌ｜ファッションデザイナー
カートウン・リュン｜Numéro China編集長
ナオミ・マーティン｜SHOWstudioの元コンテンツプロデューサー
タカノ綾｜現代美術家
池上高志｜複雑系研究者/東京大学大学院総合文化研究科教授
家入一真｜CAMPFIRE, Inc. 代表取締役社長

※敬称略 

一次審査を通過した14組のファイナリストが制作した素晴らしいポートフォリオに対して、審査員たちは驚嘆の表情を浮かべました。微笑みながら、ため息をつく。そんな絵に描いた、まるで、夢のような光景でした。

セレモニーの閉幕から数日後、私たちは、彼・彼女たちの傑出したポートフォリオを中心に、審査員から寄せられたテキスト、気鋭写真家Renate Ariadne氏による撮り下ろし写真といったコンテンツを再編集することにより、次代を担うデザイナーの足跡をアーカイブすることにしました。今後、長く続く足跡は、美しく、魅力的に、確実に残しておかなければなりません。

そして、特に皆さんにお伝えしたいことは、私たちの最初の出版プロジェクトである『big book 2019』は、初代big design awardの受賞者とファイナリストだけでなく、まだ私たちが出会っていないすべてのデザイナー、クリエイター、ファッション業界内外の関係者に捧げる一冊であるということです。

私たちが体感したように、未来を担う強烈なクリエイティビティに感化されてほしい。このエネルギーを皆さんと共有したい。国内外のファッション業界を志す学生だけでなく、すでにプロとして活躍する様々な領域のデザイナー、ファッション教育に携わる方、はたまたアートブックファンまで手に取っていただける内容となっています。

インディペンデントマインド。クオリティへの情熱。クリエイティビティとDIY。『big book 2019』の制作チームも多分にもれず、ファイナリストたちのエネルギーに感化されてきました。2人の日本人アートディレクターと組み、彼・彼女たちの作品を決して改竄することないよう慎重に制作は進められました。

200点以上の画像を収録し全273ページからなる『big book 2019』は、ボール紙のカバーと6つの冊子によって構成されています。分冊になっているブックレットを綴じる役割もはたす本体カバーには、ファイナリストの名前が金色の箔押しで加工され、ポートフォリオがプリントされた2パターンの帯が付いています。

なかなか見る機会のない厳選されたポートフォリオは、数百ページの中から厳選し、マテリアル、シェイプ、インスピレーション、ヘアメイク、ドローイングにカテゴライズされた5冊のブックレット（48ページ3冊、32ページ2冊）に分冊されています。

横長の蛇腹（三つ折り）ではファイナリストが最終審査のためだけに制作した映像作品が紹介されています。また、各デザイナーのルックを捉えた撮り下ろし写真やバックステージを収めたカットに加え、デザイナーの紹介、審査員寄稿といったテキストを集約したブックレット（48ページ）は本体カバーと合体しています。廃棄物を出さないミニマルな梱包方法を選択した『big book 2019』は、クリエイティブな本棚に入るべき蔵書としても、分冊されたブックレットを気楽に持ち出すこともできます。「カオティックなエネルギー」を凝縮しながらも、とことん美しい装丁を追求したこの本との付き合い方は、読者の方々に委ねられています。

・273ページ、B4変形、画像211点、国内定価7200円（予定）
・一般非公開ポートフォリオ約156点
・最終審査会のためにファイナリストが制作した映像作品
・最終審査員からの寄稿
・ファイナリスト・デザイナープロフィール
・気鋭写真家Renate Ariadneによる撮り下ろし写真
・審査会当日の様子を収めたドキュメンタリー写真　など

bigは、素晴らしいクリエイティビティを披露してくれたノミネートデザイナーの活動と、ますますの活躍を中長期的に後押ししていくことに重きを置いています。世界各地のファッション・プライズは既に、デザイナーの勝利を「めでたしめでたし」で終わらせるものではないからです。

複雑化した今日のファッション業界、そして、ファッションの未来に、才能あるデザイナーをフックアップするファッションアワードの存在は欠かせないものとなっています。旧来的なファッションシステムや業界という名の垣根にとらわれない、新鮮かつイノベーティブな発想力も求められていくに違いありません。国際的なファッション業界のフィールドにおいて、アジアを基盤としたプラットフォームとして成長していくbig design awardもまた、次代のデザイナーの才能を祝福し、より良い将来のために力を注いでいく新しいコンペティションなのです。

14 finalists photo by yuichi ihara

すでに始動しているオープンアトリエ＆ショールームである「big labo.」をはじめ、独自のメンターシップなどのサポート体制の構築と運営から『big book 2019』の刊行まで、同じアティチュードが貫かれています。

『big book 2019』を手に取っていただきやすいリターンをご用意しています。

big design awardやbig bookに向けたコメントがファッション業界内外から届いています！順次、更新していきます。

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