2020/04/19 21:43

メールで通知が行っている方、何度も申し訳ないです。

今日(4/19)でクラファン終了まで残り7日間となりました!あと1週間!

昨日のキクチユウジさんへのインタビューはご覧いただけましたでしょうか!

今日は、小説家希望の男の子、かい役を演じた藍野璃久さんにお話を伺いました。藍野璃久さんは主題歌や挿入曲も担当していただいています。


ここでしか聞けないエピソードも盛り沢山なので是非最後までご覧ください!



①この映画に出演しようと思ったきっかけは?

監督のすみあいかと、下北沢でMVのロケハンをしている時に、直接誘ってもらいました。元々映画を創りたかったので、何か自分が携われればなと思い、即答で出演を決めました。

その時、何か凄いことが起こる予感がして、胸が高鳴っていたこと、今でも覚えています。


②役と自分は似てますか?(理由も!)

すごく似ていると思います。っていうか僕です。

かいくんは典型的なサブカル男子で、僕もサブカルチャーが大好きだし…

自分に少し酔ってる所とか、でも意外にも繊細な所とか

劇中のセリフで僕の実際の発言が使われていたり…


③この映画を通して、なにを伝えたいですか?

僕は出演させて頂くと同時に、主題歌を担当させて頂きました。主題歌の題名である「ロンググッドバイ」という言葉に僕は「僕達が大人になれたら、また会おうね」という意味を込めています。

(左•キクチユウジ、右•藍野璃久)

子供でも大人でもない中途半端な高校生という立場故に、人とぶつかり合ったり、傷つけあったり…その度に自分の未熟さを痛感します。

大人になったら、大人になってやっと、本当の意味で人のことを愛せる気がするのです。

本当の意味で人のことを愛せる余裕などまだ持ち合わせていないのです。

この作品は、僕達の未熟さの詰まった作品です。等身大の我々の感情をそのまま受け取ってください。

(左から 空人、愛里、藍野璃久、キクチユウジ)


④撮影時のエピソード(あれば)

思い返せば、寒かったという記憶しかない…

僕自身あまり人と打ち解けたことがないのですが、この映画の共演者、制作陣には、初めて会った時からなんとなく同じ匂いを感じていました。

撮影現場にはとても居心地の良い空気感、時間が流れていて、出番がない日も撮影現場へと足を運んでいる自分がいました。

(左•藍野璃久、右•キクチユウジ)


みんなと一緒に一つの作品を創れたこと(文化祭すらまともに参加しない僕には、この言葉の響きがとても青春のように感じた…) そして何よりみんなに出会えたこと。これは、僕にとって一生の財産です。ありがとう…


⑤見てくださる方へのメッセージ

僕が高校を卒業する時、廊下ですれ違うあまり話したことのない同級生達を見ながら、「この人達とは、もう一生会わないのかな…」とふと考えたりしました。僕が彼ら、彼女らと知り合いになれたのは、70億人の中で"ただ同じ学校に通っている"という共通項があっただけです。人間関係を構築するものってあくまでもそんな単純なものだけのような気がします。だから、同じ学校に通わなくなったら、もう他人に戻ってしまうのかも知れません。そんなことを考えると「もっと仲良くしておけばよかったな…」とか考えてしまうのです。

僕達の人間関係は環境というものに依存している。その事実を目の当たりにすると、何故だか人というものはちっぽけなものに感じてしまいます。とても寂しい気持ちになります。だからこそ、我々は「運命」というものを信じているのではないでしょうか。「環境」という条件を超えた"何か"を探しているのではないでしょうか。その"何か"を探して、人々は他人を愛し、愛されるのではないでしょうか。桂と翠の二人を繋ぐものは何か。それは、環境かもしれないし、愛かもしれません。この映画が人と人の繋がりについて考える そんなきっかけになってくれたら嬉しいです。


次回は最終回!主演の璃子さんにインタビューしていきます!お楽しみに!




上映会延期について 

5/23,24に予定しておりましたショートムービー「金木犀のせいにしよう」の上映会は新型コロナウィルスの影響で延期とさせていただくことになりました。

状況が落ち着き次第追ってご連絡させて頂きますが、今のところ7月を予定しております。

楽しみにして頂いていた方には大変ご迷惑おかけいたします。

今後どのように変動していくのか定かでは無い為、状況次第ではまた変更させていただく場合がございます。

有難いことに、クラウドファンディングやエキストラなどで沢山の方にご協力して頂いているので何かしらの形では実施したいと思っております。

皆様からの応援メッセージがとても嬉しくて、予定通り上映会が出来ず皆さまにご迷惑おかけしてしまった事とても悔しく思っております。

今後とも「金木犀のせいにしよう」を応援していただけたら幸いです。


スタッフ一同