【わたしたちについて】
世田谷ハツメイカー研究所は、「自らの身体で感じ、判断し、行動へとつなげる」をコンセプトに掲げ、デジタルとアナログの素材を扱い、身体を通して知るアナログ素材の特徴と、目に見えないデジタルデータの特徴を知ることで、これからのものづくりを学んでいく小学生向けプログラミング教室です。
世田谷ものづくり学校に拠点を置き、2015年よりMakeblock社のSTEM教育用ロボット「mBot」を使用した親子で学ぶロボットプログラミングワークショップを開催しています。
2017年には、世田谷ものづくり学校内に教室を開校し、延べ100名以上の生徒がロボットプログラミングを学びました。
プログラミング少女が、世田谷ハツメイカー研究所に体験に来ました!
【日本の全国の子どもたちにロボットプログラミングの魅力を伝えたい】
私たちは、2015年から現在まで5年間世田谷を中心にSTEAM教育(※)に携わってきました。
その中で、出張ワークショップやお客様からの声を通して、プログラミング教育における地域格差を感じます。
東京ではここ数年でたくさんのプログラミング教室が開校しています。
その一方、地方ではプログラミング教育が何かということ自体が浸透していないと思います。
学びに格差が生まれてしまうのは問題です。
私たちも地方に教室を作ることも考えましたが、交通の便・メンター育成を考えるとまだまだ現実的ではありません。
まず私たちにできることがないかと考えた上、昨年よりZoomミーティングを使用したオンラインスクールを開校しました。
ですが、アプリケーションの操作が初めてなことに加え、オンラインでの不慣れなやり取りでライブ授業を行うことは、とても難しいことでした。
操作ができないから、授業を見るのが難しそうだから、アプリのインストール方法がわからないなど、プログラミングを学ぶ以前にデジタルに対しての距離感があまり近くないようにも感じました。
そこでまずは知識を身につけ楽しんでもらうため、オンデマンドという形で私たちのもっているカリキュラムを提供したいと思い、動画を配信させていただきました。
オンデマンド講座では、好きな時間に自分のペースで何度もくり返し動画を見て、学習することができます。
「コンピューターが得意なこと」「人間にしかできないこと」それは何かを知っておくことが重要です。
※STEAM教育(スティームきょういく)とは、 Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育(ステムきょういく)」に、 Art(芸術)を加えて提唱された教育手法である。 STEAM教育は、STEMの4科目(科学、技術、工学、数学)を、関連する様々な教育分野に統合するという特徴を持つ。
【WWWハツメイカー研究所 オンデマンド講座 全12章の学習内容】
#1 組み立て(約17分)
プログラミングを学習する前に、まずはロボットを組み立てます。
どのパーツがどのような役割で、どこについているか、確認しながら組み立てていきましょう。
mBotの組み立ては、細かいネジをたくさん使います。
種類ごとに分けると効率良く組み立てができます。お皿を4つ用意しておくと、便利です。
#2-1 プログラムとは何か?(約5分)
プログラムって何だろう?人間が使う「言葉」とどのように違うのか考えてみよう。
私たちは想像力を使って、相手の気持ちをくみとることができる。
では、ロボットやコンピューターはどうでしょうか?
#2-2 プログラムの仕組みについて(約7分)
コンピューターの言葉はどういう仕組みなのか?プログラムの仕組みを見ていきましょう。
mBlockのプログラミングの考え方は「イベント駆動型プログラミング」といいます。
実は私たちも普段、イベント駆動型プログラミングによく似た動きをしています。
#3 Bluetooth接続&モーター十字キーコントロール(約10分)
パソコンとmBotを接続してみよう。
mBotを自由自在に動かせるようにプログラムしてみよう。
電波にはいろいろな種類がありますが、mBotが使っているBluetoothはデジタル信号を使っています。
たとえば、AMラジオの電波はアナログ信号を使っています。
デジタル信号とアナログ信号の違いを知っていますか?
#4 ブザーで作曲(約23分)
音の高さや長さを自由に設定して、好きな音楽を作ってみよう!
mBotには、ブザーがついています。
ブザーの仕組みを知っていますか?
また、mBotの音階は少しわかりにくいので、変数を使って自分で音を設定してみましょう。
#5 LEDライトを光らせる(約11分)
mBotのボード上のLEDライトの色を変更します。
色の仕組みを理解しましょう。
LEDライトは、光の三原色(RGB)を混ぜて色を作ります。
RGB各色256パターンの色があり、組み合わせると約1677万通りの色を表現できます。
#6 超音波センサー自動ブレーキ(約14分)
超音波センサーを使って、自動ブレーキで障害物を回避するmBotにしてみよう。
超音波を知っていますか?
たとえば、コウモリは超音波を出して、空を飛ぶときにものを避けています。
条件分岐を使って、障害物があったらものを避けるプログラミングを作ります。
#7 ライントレース自動運転(約20分)
ライントレースセンサーを使って、自動運転で走行するmBotにしてみよう。
今まではBluetoothで無線接続していましたが、処理が間に合わない場合があります。
mBotに自分の作ったプログラムをインストールする方法を使ってみましょう。
#8 光センサーで部屋の明るさをはかろう(約9分)
mBotは光の明るさを測ることもできます。
いろいろな場所の明るさを調べてみましょう。
光センサーのブロックは、「レポーターブロック」といって他のブロックと組み合わせて使う必要があります。
#9 赤外線センサーメッセージ(約10分)
赤外線リモコンを使って、mBotにメッセージを送ってみましょう。
mBotにプログラムを入れることで、リモコンのボタンをオリジナルにカスタマイズすることができます。
どのようなプログラムをいれましょう?
#10 超音波テルミン(約10分)
超音波センサーを使って、手を動かすだけでテルミンのように音を奏でてみましょう。
テルミンとは、1919年にロシアの発明家テルミンが発明した世界で最初の電子楽器のことです。
演奏できるように練習してみましょう。
#11 光センサーグラフ(約11分)
データを数字だけで見ていると、イメージが掴みづらい。
ステージにグラフを書いてみましょう。
光センサー以外にもグラフにできそうなものはあるかな?
#12 タイルコースゲーム(約21分)
mBotを自動運転させて、タイルで作ったコースをゴールまで動かすゲームをやってみよう。
ここでは、関数を使用します。
複数の命令をまとめて1つの処理にすることができます。
また処理に好きな名前をつけることもできます。
#おまけ動画1(約10分)
内容:マウスの使い方、mBlockのブロックの使い方
※「mBot本体+オンデマンド動画12章セット」または「オンデマンド動画12章セット」をリターンで選択していただいた方限定とさせていただきます。
#おまけ動画2(14分)
内容:プログラムの組み方、図形を描いてみよう
※「mBot本体+オンデマンド動画12章セット」または「オンデマンド動画12章セット」をリターンで選択していただいた方限定とさせていただきます。
月に1回、オンラインライブにて質問にお答えします!
動画内で分からないことがありましたら、ライブ配信にてお気軽にご質問ください。
また動画の最後に出題するお題の答え合わせをします。
※オンデマンド講座を購入した方のみご参加いただけます。
※お子様のみご参加ください。(隣で保護者様のサポートはOKです。)
※顔を映せる方のみご参加いただけます。
※Zoomミーティングを使用します。(会員登録など不要です。)
※ご購入されたか不明の方がいた場合、本人確認をさせていただく場合がございます。
※準備が整い次第、こちらのページにリンクを記載致します。
【監修・オンラインライブ講師】
久木田 寛直 Hironao Kukita
株式会社Azhai Communications(アザイ・コミュニケーションズ) 代表取締役/一般社団法人STEM教育協会 理事/駿台電子情報&ビジネス専門学校デジタルクリエイター科 講師/世田谷ハツメイカー研究所 代表
東京造形大学美術科学絵画専攻卒業。グラフィックデザイン、Webデザイン、美術制作、音楽制作を行うとともに、IID世田谷ものづくり学校にて産学提携を軸とした、プログラマーやデザイナーの育成カリキュラムを実施している。2015年より、mBotを使った親子向けワークショップやプログラム教室を展開している。
[TV出演]
・BSフジ beプログラミング2 算数担当
[ラジオ出演]
・bayFM A-labo index
[著書]
・FOM出版 Makeblock公式書籍「mBotで楽しむレッツ!ロボットプログラミング」
・技術評論社 小学校の「プログラミング授業」実況中継
[その他講師実績]
・内閣府主催理工チャレンジ講師 http://www.gender.go.jp/c-challenge/
・駿台教育研究所講師 https://sundai-kyouken.jp/
[メディア掲載]
・リセマム 「子どもたちは大人の発想を超えていく」プログラミング教育が今、必要な理由とは?
https://resemom.jp/article/2018/03/02/43269.html
・こどものミライ オフィシャルライター
https://kodomomirai.com/author/kukita/
【オンデマンド講座・講師】
齋藤響 Saitoh Hibiki
株式会社AzhaiCommunications
mBotを使ったプログラミングやScratchでのゲーム制作に興味がある。ハツメイカー研究所で子どもたちにプログラミングを教えながら、自ら作成したグラフィックやプログラミングを使い、ものづくりを研究している。
【活動実績】
・新・才能の芽を育てる体験学習「ロボットプログラミング講座」講師
2019年7月25日(木)・26 日(金)・29 日(月)・30 日(火)にIID世田谷ものづくり学校で行われた「新・才能の芽を育てる体験学習(主催:世田谷区教育委員会)」の一環として、ロボットプログラミングワークショップを実施致しました。
参加者は、世田谷区内の公立小学校に通う小学生で、申込総数2,550名のうち、抽選で当選した288名です。(1回24 名×12 回)
・世田谷区内公立小学校の授業サポート
・世田谷区内公立小学校でワークショップ実施
・世田谷区内すべての公立小学校の先生向けセミナー
・環境エネルギーラボ2019にてワークショップ実施
・せたがや産業フェスタにてワークショップ実施 など
【mBotで学べること】
・約20種類のパーツがあり、ロボットの構造を学びながら、約40~60分で組み立て可能
・6種類のセンサーがあり、応用次第で使い方は無限大です。
ブザー:ブザーが鳴る仕組み、音について理解を深める
LEDライト:光の三原色とは何か、約16万通りの色を表現できる
光センサー:光の明るさを測ることができる
超音波センサー:超音波とは何か、もしなら(条件分岐)を使って障害物を避ける
ライントレースセンサー:黒い線の上を辿る、線を辿る仕組み
赤外線センサー:赤外線とは何か 、リモコンとの通信、mBot同士の通信ができる
・プログラミングは、Scratchをベースに開発されたWindows/Mac OS向けのビジュアルプログラミングソフト「mBlock」を使用
【受講後は自分で研究して世界大会にチャレンジ!】
mBotを使ったロボットコンペティンション「MakeX」が世界60ヶ国で開催されています。
2019年度には、中国・広州で世界大会が行われ、総勢450チーム・2500名が参加しました。
MakeXのコンセプトは「創造・協力・共有」です。仲間と協力しながら、課題を解決しましょう。
mBotの使い方をマスターして、世界大会を目指してみよう!
【FAQ】
・オンデマンドとは何ですか?
→観たい時に視聴することができるサービスです。 わかりづらいところを何度も繰り返し再生したりと身につくまで学習することができます。 (視聴期限は、ご購入から6ヶ月間)
・iPadやiPhoneでも受講はできますでしょうか。
→オンデマンド自体のご視聴は、iPadやiPhoneなどのスマートフォンやタブレットでもご視聴可能です。
しかし、プログラムをする際にはパソコンが必要です。 iPadやiPhoneではアプリケーションが使用できません。
・Bluetoothのバージョンに指定はございますでしょうか。
→mBlock 5には、USB経由とBluetooth 4.0経由の2つの方法でデバイスを接続することができます。
詳しくはこちらのページよりご確認ください。
http://docs.makeblock.com/mbot/jp/
・初心者ですが、受講は可能でしょうか。
→動画は何度も繰り返し見返せます。 初心者の方でも自分のペースで進めることができます。
・保護者の付き添いは必要でしょうか。
→パソコン操作になれていないお子様にはサポートをお願い致します。 動画は繰り返し視聴可能です。
進捗に合わせて、動画を停止させながらお子様のペースでご視聴ください。
・パソコンを触ったことがなくても、受講できますでしょうか。
→おまけ動画では、マウスの操作の仕方からご説明させていただいております。
パソコン操作が初めての方は、「mBot本体+オンデマンド動画セット」または「オンデマンド動画12本セット」をご購入の上、おまけ動画からのご視聴をおすすめ致します。
・インターネットに繋がっていなくても、視聴できますでしょうか。
→基本的にインターネットに繋がっていない場合は、ご視聴できません。
・必要なパソコンスペックの目安はございますでしょうか。
→こちらのページをご覧下さい。(https://www.mblock.cc/ja-jp/download)
・動画を観ても分からないところがあります。
→月に1度ライブ配信を開催致します。 ライブ配信にご参加いただき、ご質問ください。
・ロボットとパソコンの接続がうまくできません。
→接続方法に関しましては、こちらのページをご覧下さい。
(https://www.fom.fujitsu.com/goods/downloads/data/fpt1628_p40-p45.pdf)
コメント
もっと見る