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台北の中心でアイヌの星座を叫ぶ☆英語版星座早見盤でアプローチ大作戦!

7月に台北で行われる天文学の国際会議に参加して、アイヌの星座を世界に伝えたい! 英語版の星座早見盤と説明文を作って、アイヌの星座をプレゼンテーションしたいっ!!

現在の支援総額

169,000

48%

目標金額は350,000円

支援者数

30

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/03/06に募集を開始し、 30人の支援により 169,000円の資金を集め、 2017/04/14に募集を終了しました

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169,000

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支援者数30

このプロジェクトは、2017/03/06に募集を開始し、 30人の支援により 169,000円の資金を集め、 2017/04/14に募集を終了しました

7月に台北で行われる天文学の国際会議に参加して、アイヌの星座を世界に伝えたい! 英語版の星座早見盤と説明文を作って、アイヌの星座をプレゼンテーションしたいっ!!

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◆ごあいさつ◆

こんにちは、はじめまして☆Astro Ninja Projects 山内銘宮子と申します。
父が北海道出身というのもあって、年に数回北海道を訪れているなか、北海道アイヌ独自の星座を研究をされていた故 末岡外美夫さんのご親族と出会うきっかけがあり、2011年からアイヌの星座と末岡外美夫さんの功績を伝えるため、東京を拠点に Astro Ninja Projects の屋号でアイヌの星座を研究紹介しています。

この活動は、基本は私一人で行っていますが、私+誰かとコラボレーションする形で、今までに東京をはじめ、北海道から沖縄まで、日本各地でプラネタリウムでの解説や講演に呼んで頂いたり、星座早見盤を用いたワークショップの開催、雑誌の記事執筆などの経験があります。

_____ 「アイヌの星座」とは?

 紹介している「アイヌの星座」は、主に旭川出身の末岡外美夫さん(1931 - 2002)が、1950年頃~道内各地のアイヌの人々を訪ねて、 星の話を聞き集め、数十年にわたり研究してきたものです。著書に遺された独自の星の見方をそれぞれ調べていくと、 まだ生活の中に電気もなかった時代に、 自然豊かな北海道に暮らしていた当時の人々の、自然観察力の高さやユーモアを知ることができる、楽しい星の見方です。たとえば...

 [ 寝ているカムィ(北斗七星) ]
 北海道では地平に沈むことがない「北斗七星」。この星の向きで、夏の始まり(立夏)と、冬の始まり(立冬)を正確に知ることができます。 薄明が終わり、 夜になったばかりの立夏、 立冬の空には、うつ伏せで寝ているカムィ(立夏)、 仰向けで寝ているカムィ(立冬)の姿が見られます。
 昔のアイヌの人々は、夏と冬には、それぞれ季節用のチセ(家)があり“引っ越し”をする習慣がありました。この習慣と星座につながりがあるかは定かではありませんが、当時のアイヌの人々は北斗七星を見て季節を知る術を知っていたということです。

 

◆このプロジェクトで実現したいこと◆

今年7月に台北で行われる天文学の国際会議に参加して、世界の天文学者にアイヌの星座を紹介したい!
そのために、この国際会議出席者全員に英語版で制作した「アイヌの星座早見盤」を配布したい!

◆プロジェクトをやろうと思った理由◆

 私の活動も足掛け7年間になりますが、アイヌ独自の星の見方の面白さを伝えるため活動を続けています。
 北海道から沖縄まで、講演で呼んで頂いたり、ワークショップを企画して行ってきましたが、北海道アイヌのユニークな星の見方を世界にも伝えたい!という夢を持ち続けてきました。
 今回、お世話になっている天文学者の先生からの案内で、今年7月に台湾(台北)で世界中から天文学者が集まる学会が開催されることを知り、日本から比較的近い場所、絶好の機会と思い参加申込をしました。ここでプレゼンテーション(口頭発表)ができるかは、2017年3月6日現在審査待ちで未決定なのですが、プレゼンテーション(口頭発表)+星座早見盤の配布、もしくは星座早見盤の配布をして、諸外国の天文関係者にもアイヌの星座の面白さ、貴重で、様々な人を楽しませるツールだということを伝えたいと思い、プロジェクトを立てました! 

◆これまでの活動◆

 私は2010年10月より半年間行われた人材育成プログラム、国立天文台 科学文化形成ユニット 7期科学プロデューサ養成コース受講をきっかけに、天文宇宙業界に関わるようになりました。 以来、天文普及と地域活性を目的に、フリーランスの立場で屋号「Astro Ninja Projects」を立ち上げ、講演、プラネタリウムの解説、雑誌記事執筆、WEB、アイヌ民謡ライブとのコラボレーションなど、様々な方法でアイヌ独自の星座の紹介活動を行っています。有名リゾートホテルで宿泊客のお客様におはなしをしたり、あの(?!)「ムー」でも準特集として取り上げて頂いたこともあるんですよ☆

参考:
今までの講演等の実績はこちら

◆資金の使い道◆

 今回、クラウドファンディングでご支援いただいたお金は、今年7月3日~7日まで台北で開催される天文学の国際会議に参加するための諸経費とそこで配布する印刷物(星座早見盤)の制作のため、使わせて頂きます。

内訳:
・東京~台湾からの旅費(6日間) … 航空券代 約5万円、宿泊費 約6万円
・国際会議参加費… 約4万円
・配布物(星座早見盤)の制作費 …  英語翻訳料 約5万円、印刷代 30万円(台紙 7万円、回転盤部分(特殊印刷) 23万円)※ 500部印刷、クラウドファンディングによる資金調達状況に応じ、印刷方法は変更する場合(特殊印刷を極力使用しない等)があります。

<総合計 約50万円>

(星座早見盤のイメージ)
 今回のクラウドファンディングでは、既に制作済みの日本語版の星座早見盤をベースに、今回の使用用途に合わせてデザイン変更をしながら、英語版の解説を付けたものを作成します。

◆最後に◆

 前回(2015年)に別サイトでクラウドファンディングを行い、多くの支援を頂いてアイヌ文化が育まれる北海道でのワークショップ開催、星座早見盤の制作が実現できました。
 今回は日本を飛び出して、世界の人にもこのユニークな星の見方を伝えられる機会を得、再び皆様の力添えを頂きたくクラウドファンディングを立ち上げることとなりました。世界にはいろいろな人や文化があって、興味を持ったり、楽しい気持ちになれることが、共有できたらいいです。
 私一人では成しえないことですが、今回、みんなで「台北の中心でアイヌの星座を叫ぶ☆英語版星座早見盤でアプローチ大作戦!」が達成できることを願って!
 どうぞよろしくお願いいたします!!

最新の活動報告

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  • 今回、たくさんの方の支援を頂いて、本当にたくさんの経験や発見、そしてつながりを得ることができました! 星座早見盤を配布した効果は絶大でした。台湾の科学館の方にも「私たちの国にも原住民がいるけれど、独自の星の見方があるかしら?」と関心を持ってもらえました。星座早見盤を見たことがなかった方もいて、星座早見盤がコミュニケーションツールとしても使えることを知ったし、(最初から口頭では伝えきれないと考えていたので)なにより伝えたいことが伝えられました。 国立天文台のブースに「アイヌの星座の早見盤は(ここで)配っていないの?」と尋ねにきた方もいたんですよ!4日目、5日目は国立天文台のブースに居候させてもらい早見盤を配りました(笑)結果、たくさんの方に興味を持って、楽しんで頂くことができました☆ 私のアイヌの星座の活動はこれからも続きます。星空から、その土地の歴史を文化を知ることができるという楽しさを多くの人たちに知ってほしい!北海道の豊かな文化、歴史、自然を、星座からも感じ取ってもらえるよう、なにぶん1人が中心の活動なので、早く、広くというわけにはいきませんが、一歩一歩がんばります。 また新たな試みも考えています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る

  • 私の発表は大会3日目に行いました。慣れない英語での発表は、言葉につまり、スライドもつまり、時間もつまり…で玉砕Orz せっかくたくさんの応援でここに来ているのに、なにごとぢゃ!!!__と大焦りだったのは言うまでもなく、この日はホテルに戻ってすぐにスライドをムービーにして、翌日~最終日はQRコードを添えて星座早見盤を配布しました。 発表したスライドをムービーにしてQRコードとURLを記載したメモを封入し4日目、5日目は早見盤を配布しました。 ちなみに、私が発表を行った会場は Public Education, Outreach, and Diversity というカテゴリで80名ほどが入れるお部屋だったのですが、メイン会場はこのような場所でした↓ スクリーンが2基ある500名くらい入れる会場 こちらが私が発表を行った会場です。 ・・・メイン会場での発表だったら、玉砕したまま立ち直れませんでしたね。きっとლ(ಠ_ಠლ) (その3につづく) もっと見る

  • 2017年7月3日(月)~7(金)までの5日間、台湾・台北市で開催された2017 Asia-Pacific Regional IAU Meeteing(2017APRIM)に参加し、私が2011年から研究紹介の活動をしている「アイヌの星座」を、世界各国から集まる天文学者、天文関係者に口頭発表という形で紹介してきました。 会場は台北101のすぐそば「台北国際会議中心」 研究施設に所属しない“Independent Resercher”という立場の私が、(そもそも私のアイヌの星座の研究は、広く親しみ楽しんで頂くため、紹介するために必要な研究のつもりなので)このような国際会議で発表することは、とても大それたことです。 今回、国際会議でアイヌの星座を伝えたいと思ったのには、世界の広い目でアイヌの星座を見てもらいたい。反応が見たい、という思いからでした。 (その2へ) もっと見る

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