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「黒森神社」の危機を救え!地域住民発「宮古地方の歴史の背骨」修復プロジェクト

  • 岩手県宮古市
  • まちづくり・地域活性化
  • 岩手県
キャンプファイヤー ふるさと納税のバッヂ

1850(嘉永3)年に建造された「黒森神社本殿」(宮古市指定文化財)は、国指定重要無形民俗文化財「黒森神楽」の根拠地であり、清純な空気に包まれた境内が市民憩いの場にもなっています。これまで、地元住民の努力で維持されてきましたが、幾多の風雨雪や経年劣化による損傷が目立つようになり、社殿本体への損傷を防ぐため屋根替えが必要となりました。

現在の支援総額

1,836,000

51%

目標金額は3,600,000円

支援者数

76

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/03/02に募集を開始し、 76人の支援により 1,836,000円の資金を集め、 2020/06/30に募集を終了しました

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「黒森神社」の危機を救え!地域住民発「宮古地方の歴史の背骨」修復プロジェクト

  • 岩手県宮古市
  • まちづくり・地域活性化
  • 岩手県

現在の支援総額

1,836,000

51%達成

終了

目標金額3,600,000

支援者数76

このプロジェクトは、2020/03/02に募集を開始し、 76人の支援により 1,836,000円の資金を集め、 2020/06/30に募集を終了しました

1850(嘉永3)年に建造された「黒森神社本殿」(宮古市指定文化財)は、国指定重要無形民俗文化財「黒森神楽」の根拠地であり、清純な空気に包まれた境内が市民憩いの場にもなっています。これまで、地元住民の努力で維持されてきましたが、幾多の風雨雪や経年劣化による損傷が目立つようになり、社殿本体への損傷を防ぐため屋根替えが必要となりました。

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実施理由/背景

「宮古地方の歴史の背骨」といわれる黒森神社を守りたい

はじめまして、黒森神社を未来に残すために活動している地元住人チームと宮古市です。
今回は私たちが黒森様として親しみと畏敬を持ち、宮古市の指定文化財として保全できるように維持管理に努めている黒森神社の本殿の修復費用を集めるためにクラウドファンディングに挑戦することにしました。
今までは私たちが頑張って維持管理をしてきましたが、環境的な要因による損傷を大きく修復する必要が出てきたため、皆様から少しずつ支援をいただき取り組んでいければと思います。

黒森神社とは、1850(嘉永3)年に黒森山麓の山口地区に建造された神社です。
盛岡藩の江戸時代の記録には、「黒森権現社」として多くの記録が残っており、市の有形文化財(古文書)には本殿造営の記録「黒森神社普請古文書」もあります。
また、神社に保管されていた獅子頭「権現様」は岩手県指定有形文化財(彫刻)に指定され、約700年前の南北初期のものから、1485(文明17)年、江戸時代、明治期などにつくられたとされる合計16頭が保管されています。

こういった有形文化財のほかにも、神社の権現様を奉じる「黒森神楽」は国指定の重要無形民俗文化財として大切に残されており、岩手県沿岸の集落を廻村巡業する神楽として知られ、江戸時代から変わらず現在も継続されています。
黒森神社は、これらの文化財を結びつける中核的存在「宮古地方の歴史の背骨」とも言える重要な文化遺産です。
建造当時の社殿が保存されることで貴重な文化遺産群の歴史的価値を維持することにつながります。

皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします!

プロジェクト内容説明

長年の傷が大きな損傷につながる可能性、そして資金不足

今残っている黒森神社本殿は、1934(昭和9)年に銅板葺きに改修されて以来、風雨雪害や経年劣化による損傷が重なってきていたことから、専門家に診断していただいたところ、屋根替えが必要との指摘を受けました。
特に屋根の鬼・鰹木・千木の腐食が激しく、コーキングによる防水やベルトによる固定も限界となり、内部に一部雨漏りによるカビの発生が確認されました。
屋根の軒が波をうって下がっており四隅の破風が腐食している箇所、そしてキツツキの穿孔による破損も10ヶ所ほど見られる箇所などについては鉄板を貼るなどして応急処置を施してきました。

これまで地元有志が本殿や境内の維持管理を行い応急処置を重ねてきましたが、これ以上修復が遅れれば本体へも大きく損傷が進むと考えられます。
地元住民も、岩手県内屈指の文化遺産であることを理解していると同時に親しみを感じ大切に守ってきており、自ら寄付を募るなど修復のために取り組んできました。しかし、境内の整備に関する支出などもあって資金が不足しているのが現在の状況です。

目指すところ

地域の歴史文化を継承しながら、皆さまに親しまれる憩いの場を目指して!

黒森神社は宮古地方史の中核的存在であり、本殿の修復はもちろん、それに限らず黒森神楽や古文書など関連文化財の価値を維持することにもつながります。
神社境内には歴史を感じさせる巨木も多く、清純な雰囲気から地元住民を中心にウォーキングなどで訪れる愛好者もここ最近増えてきています。まさに地域の憩いの場になりつつあります。

2019(令和元)年には黒森神楽を奉納する神楽堂が建築され、境内木の枝打ちなど神社境内の整備も行われました。
以前から神社境内では音楽の演奏や子供たちのダンスなども行われており、神楽鑑賞などの文化的側面だけでなく、市民の憩いの場、地域コミュニティの場としての可能性が広がってきています。
また、7月の黒森神社例祭の頃には参道に綺麗なアジサイが咲き誇り、ウォーキングや観光に訪れた方たちの目を楽しませてくれます。
これからも地元住民を中心に神社本殿の維持や境内の環境整備に努め、地域の歴史文化を継承しながら多くの方々に親しまれる場にしていきます。

寄付の使い道

寄付金は、黒森神社本殿(宮古市指定有形文化財建造物)の修復に充てさせていただきます。
具体的には、既存の屋根葺き材(銅板)を撤去し、小屋裏を記録撮影した後、小屋組みを解体修理し、新しい銅板で屋根葺きをします。
最後に、社殿本体(木部)に防虫剤を吹きかけて、末永く社殿が保存できるようにします。
総事業費:約720万円の1/2、目標寄付金額360万円を目指しています。

自治体からのメッセージ

「地域の宝」を皆さまの「お気に入り」の地に

宮古市の黒森神社に関心をお寄せいただきまして、ありがとうございます。
黒森神社は、国指定「黒森神楽」をはじめ古代から現代まで関連文化財が残され、市民の憩いの場にもなっている、まさに「地域の宝」です。
三陸ジオパークの構成資産にも選定されており、歴史を感じさせる巨木と清純な雰囲気が訪れる人々を魅了しています。
宮古を代表する名勝地「浄土ヶ浜」、市街地の飲食店や「魚菜市場」からも近く、アジサイや神楽の観賞等、さまざまな角度からお楽しみいただける場所です。
黒森神社修復へお力添えを賜り、皆さまが訪れてみたい「お気に入り」の地に加えていただけましたら幸いです。
宮古市長 山 本 正 德

事業スケジュール

令和2年4月~6月:修復工事
令和2年7月19日(日):黒森神社例大祭:修復した社殿のお披露目、黒森神楽の奉納

歴史的建造物としての価値を損なわないようにするため、修復工事の事業者、管理監督などについては、文化庁で取り組みを進めている岩手ヘリテージマネージャー(歴史的文化遺産活用推進員)へ相談のうえ、指導を受けながら進めることにしています。

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