2020/04/02 14:17

株式会社クズナズンの田村です。

今回は私の想いと現状を活動報告としてご報告させていただきます。


私の地元は、神戸、姫路に挟まれた、いわゆるベッドタウンで、観光資源の多い近隣地域と比較するとどうしても印象の弱い地域です。

私は自己紹介にもある通り、それに不満を感じ20代はがむしゃらに行政や地域団体と連携し、地域活動を行ってきました。

その中で、行政や地域団体ではできない地域活性化、そしてビジネスとして成立し、人の雇用を生む事は何かと考え、新たなチャレンジを行いました。


兵庫県の加古川市のご当地グルメで旅行者の皆様をおもてなしし、地域の知名度、認知度を高めたいという想いで2016年にオープンしました。

経営に不慣れな部分もあったことや、たくさんの判断ミスや、経営的失敗、オープンしたのが市外ということで、誹謗中傷や嫌がらせもたくさんありました。

前を通るお客様に「偽物」と言われることもよくありました。


その中でスタッフ、友人、仲間、そして家族にも恵まれ、少しずつ認知いただき、わざわざ加古川市から通っていただける常連様、出張の際は立ち寄ってくれるお客様、そして、加古川市内から「がんばれ」と言っていただけるようになりました。


そして、弊社では、更なる地元加古川市、加古川かつめしの普及と認知度の向上の為、新店舗の計画、別業態へのチャレンジを行い始めているところでした。


入れ替わりもありましたが、スタッフと支えてくれる妻のおかげです。


そして、年初めにコロナウイルス騒動が始まり、感染拡大、自粛とどんどんひどくなっていく世の中。

契約上、売上や営業料は公開できませんが、3月度の売上がついに 一桁下がりました。



前年度から比較すると、3分の1以下です。

1月から見ると現在までで約300万以上の赤字です。



無担保融資などはありますが、それはあくまで借金です。

ここを無事乗り越えても、今後返済が絡む以上、従業員にも無理をしていただく事も増えるかもしれません。

借りずに倒産させれば、余力のあるうちに倒産させれば、従業員に少しは給料の保証ができるのではないか?先行きがわからない以上、将来の事を無視して、借りれるだけ借りた方がいいのか?

そして、人として最も最悪の事も考えてしまう日もあります…


ですがいま、大きな心の支えが、従業員、友人、仲間、家族、そして支援して下さる皆様です。

たくさんの方が商品を楽しみに待ってくれている。

必ず、皆様の元に商品を届けるんだ!という想いが、私たちを支えてくれています。


ご支援いただいております皆様。

本当にありがとうございます。 


皆様も苦しい中ではあるとはございます。

我々のリターンが届くことが、この混沌とした中での少しでもの楽しみになればと思います。



長くなってしまいましたが、引き続きのご支援、ご協力お願い致します。