こんばんは
日々のご支援本当にありがとうございます。本日で87%のご支援まで来ました。本当にありがとうございます。
コロナの騒動は続きます。きっと人類が思ってる以上に続く気がします。今日はエイプリールフールだ。こんな発言が嘘になればいいのに。そんな事を思いながら書いてます。
皆様もどうぞご自愛ください。困っていることがあったらそれとなく教えて下さい。何かできる事あるといいなぁ。
幸せな嘘の話。
ノーレミの代表曲に「線香花火」って曲があります。今まで書いてきた曲の中で1番うまくできた!ってしっくりいく曲です。今でも思う。なんでこんな歌できたんだろって。どこかの企業の蚊取り線香とかとコラボしたいです。笑 楽曲提供します。笑
この曲について。
この曲のテーマは「幸せな嘘もこの世にはある」というキャッチコピーです。
この曲の歌詞は私の地元の駅から職場までの約一時間で書き終えた曲だった気がします。
私自身、曲を書くときは歌とメロディと歌詞が全て同時に降りることが多く、この曲はそれこそ1番のサビが全部降りてきました。若干は修正しましたけどね。
「二人で並んだ花火 落ちないように必死で 風が僕を押すから なんて言い訳をして 君の白い頬に唇寄せた 淡い淡い夏の日」
この主人公は風が吹いたって言い訳してキスをしたんです。そんな事私はしたことありません。歌って不思議。どっから降りてくるのやら〜。
時は進み、2番
Bメロ
「僕は君より生きるよ 君を最後まで守るために」
サビ
「二人で並んだ花火 落ちないように必死な 我が子の背中で僕はあの日を思い出すよ この日までついてきた嘘の中で 1番幸せな嘘を」
大人になった主人公はあの日の嘘のことを子供の背中を見ながら思い出します。今までたくさん嘘ついてきたかもしれないけど、あの嘘が1番幸せだったなって思うのです。
間奏
実はこの間奏がこの曲で1番の肝だと思ってたりする。ここまでクリーンが中心だった音の世界でギターのRichはペダルを踏む。深くディレイのかかった音はこの家族の時の流れを表している。深く深くなっていく時の進みが終わる頃にラストのサビへ
「一人で座って花火」
そう、この主人公は一人になって線香花火をする。「星空になった君と」あの日を思い出しながら。そこに吹き付ける風で彼女を感じる。
「今度は我慢をしている 涙落ちないように」
「夏風に揺られて君を感じた 花火は砂に消えていく」
「今日もあなたの負けね だから涙を流して 笑顔が大好きだから前を向いてよ」
「この次の世界も花火できるよ そんな声がした」
2番のBメロで「君より生きる」なんて言いきった主人公は約束を守った。けどずっと寂しくて悲しいんだろう。歌は1回しか歌えないけど、この主人公はきっと何回も花火をしては涙を我慢している。
「僕の心の線香花火は あの日の淡い夏空の下」
あの日の嘘から始まった気持ちは、きっと主人公が生き続けている間燃え続けている。
こんな夏を彩る幸せな嘘の話でした。
このコロナの騒動が落ち着いて線香花火できる日が来ますように。
そしてもっと良い曲書くぞ〜!!!
ノーレミ 伊織
線香花火のLIVE verはこちらから!歌詞つきです。