ご挨拶
山形県立博物館では、今秋、9月23日より雅楽のプライム企画展(特別展示展)が開催されます。山形には北前船によって京都から運ばれた江戸時代の柴崎家雅楽関係資料をはじめ、舞楽人形や舞楽屏風など、貴重な雅楽関係の資料がたくさん残っています。展示展に併せて、11月12日(日)、雅楽演奏団体の伶楽舎様をお招きして、博物館でミニ・コンサートを開催したいと考えております。
しかし、残念なことに、県立の博物館では音楽コンサートの予算が組めません。そこで「雅楽ミニ・コンサート実行委員会」を設置し、皆さまのご支援を募っております。
どうぞご支援のほど、宜しくお願い致します。
〒990-0826 山形県山形市霞城町1番8号 霞城公園内 (地図を参照下さい)
Tel.023(645)1111 山形駅から徒歩約10分
雅楽ミニ・コンサート実行委員会
代表 荒川和人 民間雅楽研究家
中村仁美 雅楽演奏家
私は20年来、宮内庁楽部元楽長の安倍季昌先生に、雅楽の篳篥(ひちりき)を師事しております。五年前から安倍季昌先生とご一緒に、山形県尾花沢市に伝わる篳篥伝授書や神楽歌譜面、天知本催馬楽抄の写本などの調査を進めてきました。
この度、山形県立博物館にて、雅楽の世界でも、余り知られていない山形県に残る貴重な雅楽関係資料を集めたプライム企画展(特別展示展)を開催して頂けることになりました。
時代の転換期を迎え、わが国の皇室が注目を集める中、皇室祭祀の中核を成す雅楽の企画展示会が、少しでも素晴らしいものになります様、当方も尽力させて頂きたく思います。
どうぞご支援を、宜しくお願い致します。
▼伶楽舎(れいがくしゃ)の紹介
雅楽の合奏研究を目的に 1985 年に発足した雅楽演奏グループ。音楽監督・芝祐靖。
発足以来、現行の雅楽古典曲以外に、廃絶曲の復曲や正倉院楽器の復元演奏、現代作品の演奏にも積極的に取り組み、国内外で幅広い活動を展開している。特に、現代作曲家への委嘱作品や古典雅楽様式の新作の初演には力を入れ、年2回のペースで開催している自主演奏会で度々発表している。
また、武満徹『秋庭歌一具』の演奏に関しては定評があり 2001年5月、同曲を演奏したサントリーホールでの自主演奏会が評価され、2002 年2月中島健蔵音楽賞特別賞を受賞、同時に録音したCD『秋庭歌一具』(ソニークラシカル)は平成 14 年度芸術祭レコード部門優秀賞受賞。また、平成15年度芸術祭大賞を受賞した「薬師寺最勝会復興上演」の新作(猿谷紀郎作曲)初演を担当。
他に、解説を交えた親しみやすいコンサートを企画し、雅楽への理解と普及にも努める。また、文化庁「文化芸術による子供の育成事業」他、小中高校生を対象としたワークショップ、レクチャーコンサートなどの教育プログラムも多く行っている。
なお、「伶楽舎」の名前は、「伶倫楽遊舎」、則、古代中国の楽人の祖とされる「伶倫」に因んで、原稿の雅楽のみならず、廃絶曲や新作など、従来の枠にとらわれない自由な活動を目指してつけられた会名である。
▼資金の使い道
11月12日(日)雅楽演奏団体(伶楽舎様)をお招きする出演料、出張旅費、運搬費、宿泊費、楽器等のメンテナンス費、及びリターンの購入費に使います。(演奏者の人数は寄付金額に連動して変わります。)
▼リターンについて
ご支援を頂いた皆様には、支援金額に応じて以下のリターンをご用意しています。
<3,000円以上、5,000円未満>
山形県立博物館の「優待券」(無料入場券)を郵送します。
<5,000円以上、10,000円未満>
山形県立博物館の「優待券」(無料入場券)に加えて、オリジナル「雅楽一筆箋」を郵送します。
<10,000円以上>
山形県立博物館の優待券(無料入場券)、オリジナル「雅楽一筆箋」に加えて、今回の雅楽展示展の図録(非売品、先着限定21部)を郵送します。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
ご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。
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