2020/05/10 01:08

【〜1年ぶりのピッチ〜】


2月3日より奈良に住み始めました。


僕がこのクラブを

選んだ理由の【天皇杯】

その舞台が直ぐやって来ました。



2月19日

試合前日の夜の事です。

試合の前の日は生姜焼きと決めていて、いつものルーティンをこなし、11時前に布団に入りました。


今でも覚えてます。布団に入ったのに全く寝れないのです。


初めてです。

あんな試合の前日にワクワクしていたのは。


寝なきゃいけないという気持ちと、ワクワクして早く試合がしたいという気持ちが体の中で闘っていました。


「明日はこのプレーから1点取って、あとは、あのプレーから1点取って、最後にダメ押しの3点目を取る!!」


具体的にイメージを膨らませてたら、全然寝れませんでした。



翌朝。

朝起きると同時に感じる鼓動。


「え、なんでこんなにドクドクしてるんだろ」


高ぶっていたし、緊張なんていつしたかもわからなかった為、分かりませんが恐らく緊張です。


そんな風に思っていると、

次第に気持ち悪くなってきました。笑


ジッとしてられず、

カフェでマンチェスターシティーの試合の動画を見る事にしました。


自分はボランチで出ると言われていたので同じポジションの選手を注目して見ていました。


「あぁ、やっぱダビド・シルバって上手いなぁー、あの斜めのランニングいいなぁー」


なんて思いながら、1試合フルで見て昼過ぎに帰宅し、昼食を取りました。


その間も、モチベーションを更に上げる為にYouTubeで「本田圭佑選手のドキュメンタリー動画」を見ました。


高ぶる鼓動が、予定より早く自分を出発させます。


グラウンドに着くと、いつも通り体の体操のルーティンをこなします、、、




やっと、その時が来ました。



【いろんな思いが込み上げてきました】



恵みの雨が降り注ぐ中、

ゲームスタートです。


自分も試合の笛と同時に緊張はなくなり、試合を楽しんでいる自分がいました。


一発勝負という事もあり、

試合が落ち着いたのは30分すぎでした。


落ち着いていて、どんなイメージをしていたか凄く覚えていて、あのダビド・シルバのランニングのシーンをいつやろうか伺っていたら、イメージとかぶる形があり、これはいけると思い、2列目から背後へ斜めに走り出します。


予想通り相手はついてこれず後手になり、背後を取ると、慌てた相手が自分に引っかかり【PK獲得!!】


ベンチの監督からは、【誰が蹴るんやー】


そうすると、ベテランの選手が「ゆきほ、お前が蹴れ」とチームのストライカーを指名しましたが、自分は決めていました。


手にしたボールを自分でセットします。


右にしか蹴ったことがないので

いつも通り右下に蹴り、GETです。


「いやー最高でした!!」


ゴールと同時に前半終了。



後半は、余裕が出て自分の欲も出てしまうシーンもありましたが、とにかく楽しい。

このピッチで1番サッカーを楽しんでいると思いました。


そうして、後半も追加点を上げました!!


終わってみると、4-0で快勝です。


個人としてとも2ゴールと結果もでました!


家に帰ってからも、何回もゴールシーンを、見返し余韻に浸ります。

サッカー選手なら誰もがやる事だと思います。


次の、天理大戦に勝てばやっとでてくる【奈良クラブ】



隣のグラウンドでその選手達が練習していると、あー早く試合したい。


気が早いですが、あんなプレーしてとか、こんなプレーしてとか考えちゃってました。



とわいえ、

次の準決勝、天理大戦にまず勝つ!!


帰宅すると、やっとこのピッチに帰ってこれたといういろんな気持ちを横に即就寝。


こうして始まった、自分の中の

【ジャイアントキリング】スタートです!


荒井 友斗

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