大変お待たせいたしました。
今年春、全国で相次ぎ中止となった卒制展
そしてその合同振替開催展として企画した「#卒業できなかった制作展」も
開催予定日の5月に緊急事態宣言が発令され、延期を余儀なくされました。
悔しかった思い出は、時と共に流れていくのかもしれません。
ただ、流れたつもりでも心の何処かに引っかかる種の記憶があります。
引っかかってる違和感すら麻痺させて、常態化した痛みに慣れようとするけど
ふとした時に思い出してしまう。そういう記憶に、今年の3月をさせないために
何か少しでも、私たちにできることを、と思って始めた企画です。
だから、絶対に私たちだけはこのことを忘れちゃいけないし、卒業生の未来の姿を想像し続けないといけないし、ちゃんと終わらせることは大切なことだと信じて、なんとか延期日の調整ができました。
#卒業できなかった制作展
開催日は、2021年2月12日〜19日の1週間です。
場所は変わらず「逃げBar White Out」
少しでも安心してご来場いただける可能性を増やすために、本来の卒制展から1年越しの開催という日程になってしまいました。
入場料は変わらず無料です。そしてクラウドファンディングに支援いただいた皆様へのリターンも継続してご利用いただけるよう、イベントやライブペイントなども実施します。
加えて、リアル開催だけでなくオンライン配信も同時に行い全国の人に見てもらえる仕組みづくりを企画しています。
また、卒制展に発表するはずだった作品に加えて、卒業生たちには”感染予防グッズ”をモチーフにした、今だから作れる新作を発表してもらいます。
新作制作のための予算も「神奈川県文化芸術活動再開加速化事業補助金」に採択いただき、無事に補助いただけることになりました。
もともと催されるはずだった卒制展に比べれば小さな規模にはなってしまうけど、ただただ振替開催するだけでなく、今の自分たちだからできることを精一杯やっていければと思います。
取り急ぎ、延期日のご報告でした!
今後の情報は公式HP、逃げBarのTwitterアカウントにて!