こんにちはeri/かくらいです。ご無沙汰しております。梅の花もちらほらとほころびてきて少し春めいてきましたね!みなさまお変わりないですか?昨日は東北地方を中心に大きな地震がありましたが、ご無事でしたでしょうか?数日気をつけてすごしましょうね。さて、昨年延期になりました展覧会『ミミ、おもちゃの王国へ!』開催のお知らせです。◆ EXPOSITION『ミミ、おもちゃの王国へ!』◆場所:ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ・期間:2020年3月23日(火)~4月4日(日)(毎週 火・木・土日 四日間×二週間)・営業時間:12:00~18:00 定休日:毎週月曜このお知らせができて、とてもうれしいです!クラウドファンディングにご支援いただいたみなさまのおかげで開催できる、感謝の気持ちでいっぱいの展覧会です。わたしもこの一年コロナ禍を受け、考え方も前とは少し変わりました。考え方が変わると絵も変わる。絵描きなのでちょっと絵の話を聞いていただこうかと思うのですが、わたしが絵を描くにあたって心がけていることは、「絵でしか表現できないことをしよう」ということで、自分が好きな「よき!」と思う線を引くことに生命をかけたりしています。線はこの世界と自分の境界で、生きていくための問いかけで手段だったりします。理想にしてるのは、「ラフでゆるやかだけど決まっているめちゃかっこいい線」なのですが、どうも時々目指している線とは違う線を引いてしまうことがあります。ことばでうまく表現することが難しいのですが、なんていうか「できる技術を総動員&全部盛りしました!オレ!!がんばりました!!!」といった感じの、ちょっと肩に力が入りすぎな、コレやらんでいいことまでやってませんかね…という線で描かれた絵。イラストレーターのお仕事として、クライアントに技術を求められる絵を描いている時はそれでよいのですが、自分自身好きに描いていい時にそういう絵を描いている時は、たいてい心の中で言い訳してます。「だってこう描いた方が受けいれられるし…」って。そういう絵って描いた直後は好きでも、後から見るとあまり好きではなかったりします。わたしは自分の絵をもっと好きになりたいし、理想の線を自由に描けるようになりたい。大事な線を活かすためにはもっと考えを深め、なにかを捨て磨き抜くことが必要。ではなにを捨ててなにを選ぶ?だれのために?なんのために?この一年は、先が見えないとは言いつつも、時間的にも経済的にも言い訳無用の制約が少ない幸福な状況でもあったので、自問自答を繰り返しつつ理想の線を模索し描き続けてきました。で、結果。臆病で優柔不断で強欲なわたしが一本の線を選んで引くということは、けっこう勇気がいる難易度び高い作業で、本当に引きたい線を引くことにずっと自信がなく、無視や批判が怖くて挑戦をさぼってきたけれど、この一年の間にたくさんの恩恵を受け、もっと世界を信用して投げやりにならず誠意をもって伝えていく努力をしたいし、していかなければな!というように考えが変わりました。これはわたし的に大きく前進したことです。みなさんのおかげです。ミミなんて、生きていく上で必要ではないものの代表選手のようなもの(今、心の中のミミたちがブーイングをしています)ですが、そんなミミに目を掛けてくれてこのような機会を与えていただき、みなさまありがとう。一年も延期になったのだから準備万端でしょ、と思いきや、意外とできてなくて今バタバタしているところですが、自分の描きたかった線で作りたかった世界をご覧いただけるようがんばります。そうそう!会場にはオリジナルカスタマイズソフビミミ&ワルミミたちも並ぶ予定ですのでおたのしみに!(新しくエアブラシを導入したので、ふわっとしたグラデ塗りのミミもご覧いただけるかも?)生の描いた絵をご覧いただきたいですが、もしも国からの要請などで実店舗を休業せざる終えない場合はギャラリーが休業になることも考えられます。その場合はオンラインでの開催となります。詳細はギャラリーやわたしのtwitterでお知らせさせていただきます。そうではみなさま、どうかどうか元気でお会いできますように!お体には十分気をつけて、お過ごしください。Om Shanti Shanti Shanti♡(←最近ヨガで覚えたお気に入りのことば)Many, many dear regards and a big hug to you!!eri/かくらいみさいる




