こんにちは、総合プロデューサー兼MyDearest株式会社代表取締役の岸上です。
こちらの活動ご報告ですが、新作『ディスクロニア: CA』 について今回の対応プラットフォームのご質問を沢山いただいているため背景も含めてご説明いたします。
改めまして今回『ディスクロニア: CA』をご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございます。
ご支援いただいた皆様からの応援のお言葉を一つ一つ拝見しており開発チーム一同大変な励みになっています。
厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
今回の新作『ディスクロニア: CA』 について 対応プラットフォームに関しては、Oculus Quest 2 / Nintendo Switch (Non-VR)となっています。
その他のプラットフォームへの対応に関しては、現状未定でございます。
経緯としましては、今回Nintendo Switchでの開発が私たちにとって初めての試みであり、
ベンチャー企業である私たちのチームが大手ゲーム会社などと比べるとどうしても少人数であることが理由です。
実際にここは制作チームで何度も話しあったのですが、実際に対応できたとしても、半年以上などかなりの期間お待たせすることになる可能性があり、
にもかかわらずクラウドファンディング開始時点で、調子よくマルチプラットフォーム対応を明言してしまうのは、実際には非常に不義理なことになってしまうかもしれないと考え、苦渋の決断ではございますが現状はプラットフォームを2つに絞っております。
全てのプラットフォームに移植し少しでも多くの方々に楽しんでいただきたいという思いは非常に強いです。
しかし、他プラットフォームへの対応は、1つのプラットフォームにつき半年前後を要する非常に開発工数の大きなものとなっており、断腸の思いではあるのですが、どうしてもこのクラウドファンディング時点で明言できず、対応プラットフォームを絞らせていただくことになりました。
これまで『東京クロノス』と『アルトデウス: BC』ではSteamとPlayStation VR対応をしており、そちらをご支援くださって応援いただいた皆様には本当に申し訳ございません。
今回VRだけでなく通常のコンソールゲームとしてもリリースする関係上、移植作業がSteamとPlayStaionもVR版と通常のコンソールゲーム版の対応が必要となり、これまで以上の開発工数となってしまうため、このような決断を経営者としてさせていただきました。
マルチプラットフォームをいとも簡単にこなしてしまう大手が羨ましく、また今後未来にそうなれるよう努力して参ります。これは経営者である私の責任です。本当に申し訳ございません。
また、Oculus Quest 1に関しましても、これまでの作品以上にグラフィック周りやゲームプレイの品質を進化させていこうとチャレンジするにあたり(背景のポリゴン数はアルトデウスの約5倍前後の想定です)、処理負荷の観点から、どうしてもQuest1のスペックに合わせると全体の品質担保が難しく、加えてその調整だけで、他プラットフォーム対応と同等の開発工数が必要になってしまうため、対応を見送らせていただきました。日頃Oculus Quest 1でVRをお楽しみの皆さまにおかれましては、誠に申し訳ございません。
もし万が一、現状SteamやPlayStation VR、Quest 1に対応していなくとも応援しても良い、と思っていただける方がいらっしゃるのであれば、引き続きクラウドファンディングをご支援いただけますと本当に嬉しいです。
クラウドファンディングをご支援くださった方々こそが最も体感してご理解いただいていると思うのですが、僕らMyDearest作品はクラウドファンディングも一つのエンターテインメント体験であると捉えており、
クラウドファンディングからご参加いただくことが最も作品を楽しんでいただける体験になると強く信じております。
また、今後もし他プラットフォームに対応した場合には是非遊びたいと思っていただける皆様も、時間はかかるかもしれないのですがぜひ見守っていただけますと本当に嬉しいです。
皆様からのSteamやPlayStation VRヘの対応を望んでいただける心のこもったお言葉が本当に開発チーム一同の励みとなっております。
なんとしても本作『ディスクロニア: CA』を大ヒットさせ皆様のお気持ちに報いたいと思います。この度は本当に申し訳ございません。
今後とも『ディスクロニア: CA』を、そしてMyDearest作品をどうか何卒よろしくお願いいたします。