はじめに・ご挨拶
京都府舞鶴市の銭湯「若の湯」です。ご覧くださりありがとうございます。
創業の1903年より地域の皆様に支えられ、117年営業してまいりました。 創業当時の若の湯
現在の若の湯
その歴史を引き継ぎました若井康江です。
広島県福山市から舞鶴市へと嫁いで参りました。
初めは右も左も分かりませんでしたが、舞鶴の皆様に支えられ、4代目として奮闘しております。
2018年3月には登録有形文化財に登録され、地域の皆様はもちろん北海道や九州など日本各地からもお客様が来て下さるようになりました。
しかしこの度、営業のためお借りしていた土地の返還に伴い、ボイラーの交換・壁や屋根の撤去・新設、配管の大規模な工事などが必要となってしまいました。多額の費用が掛かることもあり、廃業も頭をよぎりました。
しかし、「ここで終わりたくない、銭湯を続けていきたい」と思い、改修工事に踏み切りました。
以前使用していたボイラー 約20年がんばってくれました。
450円のしあわせ
これまでも原油の高騰・設備の老朽化・お客さんの減少などの様々な経営継続の危機に直面してきました。
しかし、地域のつながりが希薄になる現代において、銭湯は需要なコミュニティとしての役割を果たすと考えて、なんとか試行錯誤を繰り返し営業を続けてきました。
ここに来れば、友だちやご近所さんと会える安心感、背中を流し合いその日の出来事を話す充実感、広い空間でのびのびとくつろげる爽快感。銭湯にはささやかかもしれませんが、確かなしあわせがあります。
このプロジェクトで実現したいこと
今後も地域のコミュニティの場として銭湯の営業を続けていきたい、お世話になった舞鶴の町おこしにも貢献したいというのが一番の願いです。
そのためにはガスボイラーへの交換が必須となります。ガスボイラーの新設、それに伴う配管の新設・取り壊した屋根や壁の設置などの工事を行い、これから先も舞鶴に銭湯という憩いの場を残していきたいと考えています。
私たちの地域のご紹介
舞鶴市は海の京都と呼ばれる京都府北部に位置しています。
夏には海水浴でにぎわい、若の湯にも多数のお客様が足を運んでくださいます。
カニやトリ貝、岩ガキやおいしい魚などの海の幸も自慢です。
都市圏から遠いイメージがありますが、高速道路の整備により縦貫道を使えば京都市内から1時間程度で来ることができます。
近年はクルーズ船の寄港が盛んに行われ、外国からの観光客も増え賑わいをみせています。
これまでの活動
銭湯という場を通して舞鶴を活性化させようと、若者たちの街づくり団体「KOKIN」とも連携し様々な活動を行っています。 https://kokin.online/
2016年には、日本を代表する銭湯絵師である中島盛夫さんに依頼しペンキ絵を描いていただきました。
富士山と天橋立が描かれたペンキ絵は若の湯の自慢の一つです。
男湯 女湯
2018年には、KOKINメンバーの全面的な協力を得て、登録有形文化財への登録が行われました。
その際には若の湯まつりを行い、若の湯グッズの販売、ライブなどを行い地域の交流のひとときとなりました。
2019年には、舞鶴市のふるさと納税の返礼品として「銭湯応援!若の湯セット」が登場しました。
又、多数のテレビや新聞などのメディアにも掲載して頂いております。
2018年 KBS京都「おやかまっさん」
2019年 読売テレビ「クチコミ新発見 旅プラ」
朝日新聞デジタル・京都新聞・舞鶴市民新聞など多数掲載
2020年 NHK「ええとこつれてって」
「銭湯検定公式テキスト1 改訂版」にも掲載予定です。
資金の使い道・実施スケジュール
2020年1月12日より休業し、解体工事を行いました。
工事期間中にも様々なトラブルがありましたが、工務店さん・ガス屋さん・水道屋さん・電気屋さん・大工の徳さん始めKOKIN銭湯部の皆さんなどなど。たくさんの皆さんに支えられ一歩ずつ前に進むことができました。
また、「早く再開してよ。待ってるよ。」という地域の皆様や全国各地の銭湯ファンの皆様の声に支えられました。
そして、約半年の工事期間を経て、2020年7月10日営業再開致しました。
今後も営業をしながら、壁や屋根の補修などを引き続き行っていきます。
皆様からの支援は今回の工事費用の一部として充てさせて頂き、大切に使わせて頂きます。
新設されたガスボイラーと配管たち
リターンのご紹介
当湯では、以下のリターンをご用意させて頂いております。
ささやかなお礼となりますが、末永く営業を続けていくことで恩返しとさせて頂きたいと思っております。
①ご支援くださった皆様のお名前・ニックネーム・団体名などを掲示させていただきます。
ご希望の方は備考欄に掲載希望のお名前・ニックネームなどのご記入をお願いします。
②お礼の手紙
③「若の湯の入浴券やドリンク券」または「若の湯オリジナルグッズ]を送付させていただきます。
最後に
当初は簡単に考えていた改修工事でした。しかし着手後に、使用していた井戸が使えなくなってしまったり、ボイラーを置く場所を変更せざるを得なくなったりと様々なトラブルが起きてしまい、予定していた休業期間を大幅にオーバーしてしまいました。
その間は先行きが見えず、収入もなく、とても苦しい日々が続きましたが、「また若の湯を再開させたい。」「たくさんのお客さんに喜んで頂きたい。」という一心で、試行錯誤を繰り返し、なんとか営業再開の日を迎えることができました。
今回の改修工事を通じて強く思ったことは、「あきらめなければ夢は叶う!」ということです。
皆様の温かいお心を力にこれからもがんばっていきたいと思います。
今はコロナウイルスの影響もあり、日本全国大変な時期ではありますが、感染対策も行いながら営業を続けていきます。
皆様にお会いできる日を楽しみにしています。
若の湯 京都府舞鶴市字本58
営業時間 15時~21時
定休日 水・日
駐車場 6台
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る女将より感謝のメッセージです。
2020/10/01 21:03「あきらめない!若の湯117年目の挑戦」のプロジェクトが昨日終了致しました。皆様のおかげで目標を達成することが出来ました。心より感謝申し上げます。1月に解体工事に入ってから、4月には営業再開する予定でしたが、紆余曲折があり、ボイラーの設置場所の変更があったり、井戸が使えなくなりなったりと、泣きたくなるようなことが次々と起こりました。その度に家族や業者の皆様と何度も話し合いを重ねました。7月に再開に至った時には本当にうれしく、とにかくホッとしたことを覚えています。息子や娘、そしてその家族がそれぞれ出来ることで協力してくれたのは私の大きな支えとなりました。家族がいなければ、乗り越えてこられなかったと思います。そんな中、今回のクラウドファンディングの検討を始めました。個人の銭湯の改修にクラウドファンディングを利用していいのか?とためらいもありましたが、「なんとか続けていきたい」「あきらめたくない」の一心で立ち上げることを決意しました。たくさんの方から頂いたご支援と励ましの言葉は私の宝物です。「今日はお風呂屋さんに行こうか!」って言える町がこれからも長く続きますように。まだ利用したことはありませんか、近いうちに必ず伺います。117年の歴史を一緒に守らせてください銭湯大好きです。がんばってください!舞鶴を元気に!応援しています!舞鶴の豊かな生活と、その歴史を守るために応援させて頂きます。など、他にも胸が熱くなるメッセージをたくさん頂きました。最終的には目標を大きく越えて、合計で142名の方から209万7000円のご支援を頂きましたm(_ _)m(ネット上では87名(1543000円)、番台に直接は55名(554000円)でした。)私たちの思いにこれだけのたくさんの方が共感して行動して下さりました。これは立ち上げた時には想像もしていなかったうれしいうれしい誤算でした。皆様の思いを大切に、重く受け止め、これからも憩いの場として一人でも多くの方に喜んで頂けるよう、楽しみながらがんばっていきます。皆様からの愛が、私たちの支えとなって、これからもチャレンジする勇気と耐える力の礎となっていくと信じています。この場をお借りしまして、改めて心より感謝申し上げます。若の湯にて皆様にお会いできる日を楽しみにしています(^ ^) 若の湯一同 もっと見る
あと1日となりました
2020/09/29 21:16あと1日となりました!こちらの活動報告も、何度か寝落ちしつつ(^^;)なんとか毎日続けて来られることができました。「活動報告読んでるよ!」と声を掛けてくださる方もいらっしゃったようで大変励みとなりました\(^ ^)/ありがとうございました!ご先祖さまから117年間引き継いで来た若の湯をこれからも守っていきたいという母の強い思いに家族が一丸となりました。そして、皆さまに応援して頂き、励まして頂き、ここまで来ることができました!本当にありがとうございました(*^^*)本日もおつかれさまでした。明日も良い一日になりますように。 もっと見る
ありがとうございます
2020/09/28 23:01当プロジェクトの達成に、たくさんのメッセージを頂きました(^^)ツイッターでもたくさんのいいねやリツイートをして頂きありがとうございますm(_ _)mリターンの準備を少しずつ進めております(*´`*)また年末か年始には感謝企画もしたいな〜と話しております!(*^^*)今週は所用のため、30日(水)は営業1日(木)はおやすみとさせて頂きますm(_ _)m本日もおつかれさまでした。ありがとうございました! もっと見る
コメント
もっと見る