はじめまして。本好き・物語好き主婦は出会いのある古本屋を広めたいのです。
はじめまして。宮浦淳子(みやうらじゅんこ)と申します。奈良県在住の小学4年生、2年生男子2人の母をしております。
普段は子育ての傍ら日本に1軒しかないマニアックなネットショップ、アンティークフォトフレーム専門店sa-mémoire(サ・メモワール)を運営しております。
「物語」を伝えるのが好きで始めたお店で、アンティークフォトフレームとアンティークタイルの専門店です。ネットショップを運営する以外は本屋と図書館通いを欠かさないただの本好きです。
本好きが高じて今年の2月からは大阪・文の里にあるユニークな古本屋「みつばち古書部」にて古本の委託販売をさせていただいております。
その、一介の主婦がこの「みつばち古書部」のスタイルをアメリカに導入、展開することができるのでしょうか?!皆様のご支援を賜りたく、このたびプロジェクトを立ち上げさせていただきました。
本を得られるだけではない古本屋さんは、きっとアメリカでも通用すると思います。
まずは「みつばち古書部」がいかにユニークなスタイルの古本屋であるのかご説明します。
委託型の古本屋さんですが、出店者が日替わりで店番をするというシステムです。一つの箱をレンタルし、箱の中は自分独自の古本屋として運営します。
それぞれの箱の中には、個性あふれる古本屋さんの宇宙が展開されています。まるで出店者の脳内がわかってしまうような商品の並びは、箱の中で別世界が広がっているようなものです。
ですから、訪れる方も箱の中を見て「私、この箱の出店者の方と話が合うかも!」と思うことがしばしば。本をきっかけに話の輪が広がります。
どんな本を置くかは完全に自由。店番の日は希望申告制で、店番をしなくてもいいです。無理やりということがなく、自分がお客様と関わることを選べます。
日替わり店主のお店なので常にお店の雰囲気は生まれ変わっています。
そして、出店者は自分の本が売れているか確認しに行ったり、本を補充に行ったりと、定期的にお店に通うことになります。
出店者も店番をしている出店者も、そしてお客様も本が好きで集まった人ばかり。自然と会話が生まれます。実際店内の写真を撮影に行ったとき、私は店番の方と長々とおしゃべりに花が咲いたのでした。
ただ、本を得られるだけでない楽しさを味わうことができるこのお店を、私はアメリカに導入したいのです。
アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ。メキシコ国境まで30キロメートルという、南カリフォルニアの海辺の街は、気候も温暖で、一年のうち300日が晴天に恵まれて、治安もいい街です。
アメリカ人が住みたい街ランキングに毎年入るというこの穏やかな街に、新たな発見やコミュニケーションを楽しめる場を創造したいと思っています。
本好き主婦が「物語に出会える場」作りに目覚めるまで。究極のアナログ的なコミュニケーションが生まれるところを作りたい!
少し長い話になりますが、お付き合いください。
私は子供のころから本が好きで、家の斜向かいが図書館だったこともあり、活字を読んでいないと落ち着かないような子供時代を過ごしました。
成長してからは書店でアルバイトをしたり、趣味で小説を書いたりと、本に対する愛は色んな形で持ち続けていくのですが、そんな中、自分の子どもたちが全く本に興味を示さないことに愕然とします。
しつこく図書館に通って子ども向けの本を借りてみるも、手付かずのまま返却期限を迎えることもしばしば。どうしたら本、ひいては「物語」という新しい世界の扉を開く楽しさを味わってもらえるのだろう?と心の中で疑問を抱く日々を過ごしてきました。
また、私自身がカフェ通いが好きだったこともあり、いつかはブックカフェのような、気楽に本に出会える場を作れるようになりたいと思うようになりました。
そんな中、ある日出会った人から自身の「アンティーク品好き」を指摘されたことをきっかけにして、ネットショップをオープンさせます。
アンティーク品だけが持つそれぞれの「物語」が持つ力の虜になり、こういう形の「物語を届ける仕事」もあるということに喜びと感動を見出して運営してきました。
また、並行して「みつばち古書部」に出店するようになるのでした。
その私のネットショップをある日シンガポール人のラザック・チェンさんが見初めたことが、話の発端です。
彼はアメリカ育ちのシンガポール人で、現在は映画製作の仕事に就いていますが、前職はファッションマーケティングの仕事をしていました。
かねてから自分の店をアメリカで出そうと計画を温めていたラザックさんは、私のネットショップのある種独特のセンス(そもそも扱っているものがマニアック)が琴線に触れたようです。
映画と本、ファッションとアンティーク品。それぞれ「物語」と「感性を生かしたモノ選び」が好きな私たちは意気投合し、ラザックさんは私に出店計画に協力するよう打診し、それに私がのったことで話は動き出したのでした。
せっかくなら面白いことがしたい。突然降ってわいた面白いオファーに、私はかねてから心に抱いていた「本に気楽に触れられる場を作ること」という夢を実現させるいい機会なのではないかと思い至りました。
メンズ、レディースの両方を扱うセレクトショップの真ん中に古本屋さんを作る。ライフスタイルショップといって、最近では服飾品と雑貨や本が一堂に集められている店は珍しくなくなりました。私もそういうお店は大好きで、目的外の買い物をしてしまうことが多々あります。
ライフスタイルショップは「意図せず出会う」を実現する面白いスタイルのお店で、買い物本来がもつ醍醐味を味わえると思うのです。服を買いに行って本に出会う楽しみ。本を買いに行って服に出会う楽しみ。
化学反応ともいうべき楽しみの連鎖は、日替わり店主制というユニークなスタイルを古本屋さんに導入することでさらに広がると私は確信しています。
今はネット上で、世界中の会ったこともない人と簡単に繋がることができる時代です。そこを、敢えてリアルの店舗で本で人と人が繋がるという、究極のアナログ的手法で楽しみを広めていきたいのです。
長くなりましたが、これがプロジェクトをやろうと思った理由です。
そして、もしもこのショップが成功をおさめたら、日本でも同じような型のショップを開いて、服と古本が生み出す化学反応を日本のご支援くださった皆様にも味わっていただけるようにしたいです。
これまでの活動
2019年11月 ネットショップ、アンティークフォトフレームとアンティークタイルの専門店「sa-mémoire(サ・メモワール)」をオープン、運営する。
2020年2月 大阪・文の里の日替わり店主制古書店「みつばち古書部」にて「連れてって文庫」を出店する。(4月2日には私が店番をさせていただきます。お近くに来られた方はぜひお越しください。)
他には、子どもたちに本を好きになってもらいたくて、下の息子が在園していた幼稚園にて絵本の読み聞かせや絵本に題材をとった劇をする活動を以前はしていました。
応援メッセージのご紹介
41歳・女性
「出会いと出会いの化学反応から生まれる幸せに焦点を当てた、パワースポットのようなお店を提案します」
-服屋さんと古本屋さんの融合から生まれる無限大の出会いの可能性を求めて-
この度、常日頃から人生における様々な出会いを大切にし、有形無形様々な出会いを行動力に変えて人生の糧や原動力にしている方とその大切なご友人の開くお店がオープンすることとなり、応援したく筆を取らせて頂きました!
店主選りすぐりのファッションと古本たちが1つのお店の中にぎゅっと詰まったお店、、
服屋さんと古本屋さんという異色のお店が1つになるとどんな化学反応が生まれるのか、、
私自身もお店の開店を知りとてもワクワクしています。
ファッションや本が大好きな店主とお客様、訪れる度に変化を感じて頂けるラインナップ、そしてお買い物を楽しむお客様同士の中で自然にコミュニケーションが生まれるようなアナログ感のあるアットホームな、でも冒険心にも満ちたワクワクさせてくれるお店作りをされることと思います。
店内に足を踏み入れたとたん、ファッションや本好きなら思わず、おおーっ!と声をあげたくなるその時々のラインナップを揃え、一期一会の出会いを楽しめる時間を思い切り楽しまれてください。
70歳・女性
クラウドファンディングについてよくわからない世代だけど、服と本とを考える発想が面白い!
親子でショップに行ったとき、子どもたちも退屈しないで居られるお店になるからいいんじゃないの?と思いますね。
孟母三遷というように、子育てって環境が本当に大事。本好きな子供たちが増えるかもしれないことを願って、この活動に参加したいです。
資金の使い道
現時点では以下の使い道を予定しております。変更があるときはブログにて随時お知らせします。アメリカに新しいスタイルの古書店を導入する活動を報告するブログ!
古本屋の什器など内装費用
古本屋のシステムの宣伝広告費用
現地スタッフへ古本屋システム説明のための渡米費用1名分数日間分(コロナウィルスの影響により、渡米の時期が後にずれこむこともあります)
古本屋内で販売するオリジナルグッズの製作費用(今のところエコバッグとブックカバーとしおりを予定しておりますが、変更がありましたら随時お知らせします)
リターン用オリジナルグッズの製作費
手描きイラスト入り渡米道中記(目標金額を達成した時のみ製作予定)の小冊子製作費
リターンについて
リターン品は以下の物を予定しております。
1口3000円のご支援で・・・ショップオリジナルのキーホルダー(日本では入手できません)
1口10000円のご支援で・・・ショップオリジナルのエコバッグ(日本では入手できません)
1口30000円のご支援で・・・ショップオリジナルのエコバッグに石粉粘土製オリジナルブローチ(アメリカやサンディエゴに関係した絵柄を検討中)1つをお付けします。
1口50000円のご支援で・・・ショップオリジナルのエコバッグに石粉粘土製オリジナルお弁当ブローチ1つをお付けします。お弁当はとんかつ弁当です。1点1点アクリル絵の具で手描きしております。
1口100000円のご支援で・・・ショップオリジナルのエコバッグに石粉粘土製オリジナルお弁当ブローチ1つ、アメリカやサンディエゴに関係した絵柄のオリジナルブローチ2つをお付けします。
ご支援くださった方全員のお名前をショップの本棚の側面(予定)にカッコよく手描きサイン風に記入させていただきます。
全員にブログにて途中経過をご報告させていただきます。(ブログはただいま製作中です。ご支援下さった方に追ってURLをお知らせします。)
目標額を達成した場合のみ、渡米時の顛末を手描きイラスト入り旅日記にして小冊子を作製・配布させていただきます(ご支援金額に関わらず全員です)。渡米後に製作開始となりますので、お届けはかなり後になります。
※リターン品は資金が集まってから製作を開始しますのでお渡し時期はお時間をいただきます。ご了承ください。
実施スケジュール
5月 オリジナルグッズの製作開始、古本屋什器、内装の発注
7月から8月の間(子どもたちが小学生につき、渡米時期に制限があります。ご了承下さい)
ご支援が目標額に達した時のみ渡米して現地スタッフに直接説明します。
7月~ リターン品の発送開始
※随時、途中経過につきましては現地からの情報が入り次第ブログにてご報告させていただきます。
※ショップの服飾部門は古本屋の開設を待たずにオープンする可能性があります。
最後に
駅前にコンビニすらない田舎に住む一介の子持ち主婦が、アメリカ・西海岸に古本屋を出店する・・・!
一見、荒唐無稽な話と思われるかもしれませんね。
子どもの頃から本が好きだった自称・元文学少女がたまたま一つの出会いから見出した、気楽に本に触れられる場を生み出せそうなチャンス。
私にとっては、この出会いがすでにまだ見ぬワクワクする物語の初めの1ページのようなものです。
日本生まれの新しい古本屋さんスタイルを使い、海の向こうの温暖な街で、知らない誰かが誰かと本を通じてつながる幸せを提供出来たらこれほど愉しいことはありません。
それを見届けるお手伝いを一緒にしていただけないでしょうか?物語の結末を共に味わいましょう。皆様の暖かいご支援をよろしくお願い致します。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。(渡米の顛末を記した小冊子の発行は目標金額に達した場合のみ実行されます。ご了承下さい)
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