皆さん本当にたくさんのご支援ありがとうございます。
このプロジェクトを始める前は、世の中がこんな大変な時期に、ガーデニングを勧めることが受け入れられるのか?と迷ったりもしましたが、ノーベル賞の山中伸弥さんのホームページに書いてある言葉で背中を押してもらいました。
「困難な時こそ、芸術やスポーツが人々の支えになります。~それぞれの職種で何か手はあるはずです。みんなで助け合い、創意工夫で困難を乗り越えましょう。」
山中伸也による新型コロナウイルス情報発信ホームページより抜粋
目標金額を超えて、準備したリターン全てを支援いただけるよう、色んな方法でこのプロジェクトを発信し続けています。
今回は皆さんへのお礼と更なる発信として「球根農家のチューリップ生育報告」をはじめさせていただきます。今後、可能な限り多くの回数報告させていただきます。
球根農家のチューリップ生育報告No.1
4月3日 富山県滑川市の球根農家のチューリップほ場です。チューリップ特有のウイルス病の有無や生育状況を調査・指導するための”圃場検査”の日でした。富山県では球根検査条例があり、県から任命された球根検査員(20名)が、球根農家立会いのもと全ての圃場(県内に約1000枚のチューリップ畑がある)を3月~5月にかけて計4回”圃場検査”を行います。
生育状況は例年より約1週間ほど早いといった感じでしょうか。
赤いチューリップのファンアイク(003の写真)が片側だけ1列咲き出していますが、これは畝(土が台形状)の南側が太陽によって温まりやすいので、生育が早くなる現象です。
次は球根組合の前の圃場で私たち職員が育てているチューリップです。
この圃場は販売用ではなく、品種特性調査やいろんな商品の研究開発のために育てられています。原種系のチューリップがほとんどですが、今は原種系のサファイヤスターやディックファントールがいち早く咲きだしています。