これまで、学校に行けなくなったり、退学してきた経験をして、それでも自分の人生を諦めたくない!と思えるようになれたのは、関わってくれた人達がいたからでした。 【どんな状況でも関わり続けてくれた人がいたこと】 学校というコミュニティーとの繋がりが弱くなったり切れたりすることは、孤立する可能性を高めます。 それでも、繋がっている場所や関わる人がいることは、また頑張ってみようかな、と思えるキッカケになれると思うのです!!! 現在は、高校中退を経て、高卒認定を目指している子と一緒に毎週勉強会をしています。 今回のクラウドファンディングで集めたお金は、教材費や運営費などに使わせていただきます。高卒認定試験は9教科受験するので、集まったお金で全教科の参考書を揃え、今よりさらに充実した勉強のサポートを行うことができます。 また、毎週活動するメンバーの交通費にも使わせていただき、今後は、遠方の子にも対応していきたいと考えています! 高卒認定勉強会を本格的に始めて1ヶ月、毎週子どもに会って話をすることが本当に楽しいです!!また、抱えているものに対してどんな関わりをしていけばいいのかをPIECESやCYWのみんなと模索する日々です。『次の一歩を踏み出した子を応援したい、』その気持ちはますます強くなりました! 今こうして活動ができることが本当にうれしくて、これまで色々な気持ちを経験してきたからこそできる関わり方をしていきたいと思っています。 ぜひ、みなさん応援よろしくお願いします。
たとえ、高校中退したとしても、どんな状況の時も関わっている人がいるという経験は、次の一歩を踏み出すキッカケになると思うのです。 私の高校生活は、休むことが多くて、学校に行っても保健室で過ごすことは珍しくなかったです。そして、特進クラスにいながら、授業にも出れずに勉強についていけなくるというのは絶望しかありませんでした。 でも、授業を受けられなくても登校できたことを褒めてくれた先生。先生と話をするためだけに、下校時間に登校することもありました。 どんな気持ちで過ごしているのか、これからどうしていきたいのか、いつも私の気持ちを聞いてくれました。 たまに調子が良い時は、時間をつくって補習をしてくれたり、大好きな体育に少しでも参加できる方法を考えてくれたりもしました。 私の置かれている状況を理解して、できることを一緒に考えてくれた人がいた経験は、『まだ、自分の人生を諦めたくない!』という気持ちにさせてくれました。 こうしてなんとか大学には進んだが、2年で退学。病気が理由であっても、ここまで応援してくれた人達のことを思うと苦しかったです。 しかし、それでも通信制への編入という選択を肯定してくれた人がいたこと、治療がうまくいかなくて全てを諦めそうになっても「しっかりしろ!」と言って励まし続けてくれた人の存在があったからこそ、何度も何度も軌道修正しながら今に至ります。 高校中退したり、学校にいけてなかった経験のある人には、この経験を否定的に捉える人が多いように感じます。 だからこそ、関わる人がいることや繋がっているコミュニティーを通して、高校中退を機会として捉え、次の一歩を踏み出すキッカケをつくっていきたいと思います。 また中退して所属がなくなることは、孤立するリスクが高まるからこそ、孤立を防ぐという機能も果たしていけるように活動していきます!! 仲若由帆
高卒認定勉強会を行うのは、「どんな状況に置かれている子も、応援したい!!」と、強く思うからです。 私は、高校1年の時に線維筋痛症という病気を発症しました。でも、見た目ではまったくわかりません!友達といる時はだいたい笑っていたので、本当に病気なの?ってよく言われました。 実際は、常に痛みが身体中で動き回っていて、箸やシャーペンが握れないぐらいの痛みや握力の低下、日常生活を送るだけで肉離れを起こすぐらい筋力も落ちていました。 そんな状態で、学校を休むことが増え、学校に行っても保健室で過ごしたり、授業に出ても全くついていけなかったです。そんな時に、「おまえ休みすぎじゃん?」と笑って言われると、本当に悔しかった。 特に朝の痛みがひどくて、遅刻が続いていた頃。朝起きて家を出るまでは、『痛い!けど学校に行かなきゃ!』という自分との戦いでとりあえず泣いて、薬飲んで、お母さんに背中を押されて、登校していました。 そうしてたどり着いた教室に入ると、「遅刻多いなー」という一言に瞬殺されました。 遅刻するぐらいなら行かない方がよかったのか。もっともっともっと痛そうな顔をした方がいいのかと思った。この痛みが見えたらいいのにと思った。 だんだん、学校に行ってもしんどいだけと思い、頑張れば行けそうな日も休むようになりました。今思うと、みんな心配してくれてたし、テスト前は勉強を教えてくれました。しんどい時に一緒に泣いてくれた、友達や先生もいました。でも、自分でもどうしようもない状態が続いていたから、どんな一言にも過敏に反応していたのかもしれません。 目に見えないしんどさは、みんな抱えていると思います。それは、ひとりひとり違っていて、比べられるものではないはずです。学校に行けてない、辞めた背景にも、病気であったり、勉強についていけなくなった、友達とうまくいかなかったなど、抱えているものには、想像できないようなこともあると思います。 しんどい時は余裕がないから周りの言葉にも敏感になりやすい。そして、不安なのは誰よりも本人であると思います。 だからこそ私は、学校に行けてないことや辞めたことを否定せずに受け止めたいと思っています。この勉強会の場所が、どんな状況も受け止められる場でありたい。最初は私たちと話をするだけでもいい。長い時間をかけて関わっていく中で、進む道を一緒に探っていけたらいい。高卒認定という選択をした時には、勉強する環境を整えます。 もちろん、高卒認定という選択じゃなくても子どもたちが目指すところを応援出来るように、必要としている機会をつくったり繋げていきたいです。それがコミュニティーユースワーカーとして、私が目指す高卒認定勉強会です。
こんばんは、今週も高卒認定勉強会を開催しました! 今回は、なんと!! 高卒認定をとって今年大学に進学したという方が、来てくれました。 どうやって高卒認定の勉強を進めたのか、どんな科目を受験したのか、を話してくれて、高認チームに心強いメンバーが増えました! いつも勉強会の最初は、1週間の近況報告を聞くことから始まります。 たった1週間ですが、状況が変わっていたり、心境の変化が見られることが多いです。 だからこそ、私の関わり方やこの場所で話すことがプレッシャーになってしまわないように、気をつけています。 多くの選択肢があることは伝えるけど、選択するのはその子自身。 選択を迷ったり、考え方が変わっても、一緒に悩みながら抱えている気持ちに向き合いたい。 そして、その子の意志を大切にした関わり方をしていきたいと強く思います。 今回は、高卒認定の願書を一緒に書いているなかで 高卒認定をとって大学に入るまでのイメージまで持てたらいいなー!と考え、 大学や大学受験についても話しました。 具体的に将来の夢は決まっていても、たくさんある大学や学部の中から選ぶのは難しいー! 一緒に大学のホームページや履修モデルを見ながら 「どんな学部がいいー?」 「まず、大学ってどんな勉強するの!」 と、話しながらもワクワクしているようでした。 また、高校中退をきっかけに見つけた夢について話してくれました。 その子にずっと関わってくれた人の存在がキッカケになったそうです。 話を聞きながら、私も学校に行けなかった時期がキッカケとなり、 先生を目指したことを思い出しました。 先日の東京新聞にて 1度大学を辞めて、通信制大学に編入した私の経験を掲載してもらいました。 しんどいときに関わってくれた人がいたこと、 目標に向かって挑戦して、それを応援してくれる人がいてくれたことは、 本当に嬉しくて心強かったです!! この高卒認定勉強会も、高校中退、学校に行けてない時に繋がっていられる場所として、 一緒に悩んだり未来を考えていきながら、これからも活動を続けていきたいと思います。 仲若由帆
こんばんは。 PIECES事務所での高卒認定勉強会終わりましたー! またも、写真を撮ることを忘れてしまいました。。 来週こそは、写真付きで報告するのを楽しみに待っていてください^^ 今日は、高卒認定の受験案内を持って来たので、 PIECESのメンバーも一緒に出願や今後の計画について話しましたー! 2週間前は試験に対してかなり不安そうだった彼は、 受験科目も決まり笑顔も見られました^^ そして、今日から世界史スタート!! テキストの最初のページで出てきた ”打製石器”ってなにー??ってことで インターネットの解説動画を探して、一緒に動画見ながら勉強しました。 行きたい大学の学部の話にもなり、高卒認定を合格した先を見据えていて 8月の試験が終わったら、数学の勉強に専念できるのをかなり楽しみにしています!!! 「家では、動画を見ながら数学の勉強してるー」と言っていて、 もう、本当にその気持ちが素敵すぎる!! やりたいことの話をしている時の表情は、真っ直ぐ前を見ていて本当に嬉しそうです。 たまには数学をやりながら、他の受験科目にも取り組んでいけたらいいなーと思います。 仲若由帆