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【PIECES PROJECT】高校を辞めた子たちの、次の一歩を応援したい!

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

学校に行けてない、学校を辞めたい、、、そんな状況になっている子どもたちと一緒に悩みながらも、再挑戦へのキッカケになるようなサポートをしていきます。

現在の支援総額

132,000

110%

目標金額は120,000円

支援者数

27

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/03/29に募集を開始し、 27人の支援により 132,000円の資金を集め、 2017/04/29に募集を終了しました

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【PIECES PROJECT】高校を辞めた子たちの、次の一歩を応援したい!

現在の支援総額

132,000

110%達成

終了

目標金額120,000

支援者数27

このプロジェクトは、2017/03/29に募集を開始し、 27人の支援により 132,000円の資金を集め、 2017/04/29に募集を終了しました

学校に行けてない、学校を辞めたい、、、そんな状況になっている子どもたちと一緒に悩みながらも、再挑戦へのキッカケになるようなサポートをしていきます。

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※このプロジェクトは、NPO法人PIECESの「子どもをひとりぼっちにしない」プロジェクトの一環として、PIECESが育成している子ども支援者コミュニティユースワーカー(※1)が行うものです。



こんにちは、NPO法人PIECESでコミュニティユースワーカーとして活動している仲若由帆です。

高校中退したり、学校に行けていないという子たちの背景には、家庭でも学校でも「ひとりぼっち」であることが多いです。非行や不登校など様々な背景を抱えています。
どんな背景であっても、高校を辞めようとしている子、辞めた子は自分の未来を考える岐路に立たされていると思います。その時、彼らの選択肢には何があるのかを一緒に考えるような関わりをしたい。その一つとして、高卒認定(※2)の勉強ができる環境を整えたい!!と思っています。

 
沖縄県石垣島出身

◆「高校を卒業したほうがいいけど辛い」という葛藤のなかで感じたこと

自分自身、高校入学してすぐに病気を発症して、学校に通えなかった時期が長くありました。線維筋痛症という、全身で痛みが動き回る、突然激痛に襲われて動けなくなる、常に怠さや発熱との戦い、だけど症状のほとんどは見た目ではわからないという病気です。


周囲はもちろん、医者の中でも認知度が低く、家族でさえ理解するのが難しい。病気と理解されにくいしんどさを抱えながら、学校に通い続けなければならないという状況のなかで、

「もう学校なんて辞めてしまいたい、でも高校を辞めたら人生が終わってしまう。」という葛藤を続けていました。こうした葛藤を抱えながらも辞めなかったのは、2つのことが思い留まらせていたと感じています。


1つは、学校を中退することや学校へ行かないことに対しての社会の目が厳しいこと。2つめは、高校中退した後の社会での居場所がほとんどないというリスクの高さ。学校に行けなくなった時から感じていた生きづらさが、中退することでらさなる追い討ちをかけるんだなーと思うと辞めるという決断はできなかったです。


高校卒業後は、大学に進学しました。自分がずっと学びたかったことが学べる環境を手に入れたワクワクや、自分のペースで授業を組んで学びを続けられる環境こそ、私が求めていたものでした。途中、大学2年を終えて病気の悪化で中退し、通信制大学へ編入しました。だけど、その選択肢が私の未来を繋いでくれ、今年ようやく大学を卒業します。


大学を辞める時に止められたり、本当に大丈夫なの?と心配していた人も周りには、多くいました。しかし、中退して編入するという選択肢を肯定してくれる人が少しでもいてくれたこと、どんな背景や事情があっても学び続けられる環境があることが本当に心強く感じます。


頑張って学校に通うことや卒業することだけが全てじゃないし、絶対に正しいことでもない。学校へ通うことをサポートすることは、とても大事です。でもそれと同じぐらい、中退後や学校へ行けてない状況に置かれてる子どもたちの隣で、一緒に未来を考える時間や人がいることも大事だと私は思います。

 

 

この進路選択のタイミングで丁寧に関わると、大きな転機にもなります。

ずっと諦めていたこと、頑張りたくてもなかなか頑張れなかったこと、高校中退という出来事をきっかけに将来のことに向き合う時間を作っていくことができます。そうしたことに向き合うためには、一緒に悩んでくれる存在が必要です。


もっと多くの子達にこうした機会を届けたい、という思いで活動を行っています。

 

◆東京都内で年間3,000人を超える中途退学者

東京都内では年間3,000人を超える中途退学者(平成23年)がいるといいます。その背景には、たくさんの葛藤があります。


たとえば、PIECESでは、17歳で子どもを妊娠し、高校中退することになった女の子との出会いがありました。高校入学後に子どもができ、中退することになりましたが、親の援助も受けられず、彼氏にも逃げられてしまいました。そのような環境のなかで彼女は、「生まれた子だけは守りたい、自分でしっかりお金を稼いで子どもを育てたい」「高卒認定をとって、専門学校に行って資格を取りたい。」という思いを私たちに伝えてくれました。

子どもがいるので、朝5時から仕事、その後家事などし、子どもが昼寝している間に勉強。そんな生活がずっと続き、体調が優れない時期もありました。試験前は毎日のように勉強。そんな追い込みもあって、試験には無事合格しました。

一人一人、高卒認定をとる背景は違うとは思いますが、高校中退を機会と捉えて、その後の人生、学び直し、進路、就職を一緒に考えていくパートナーとして私たちは活動をしていきたいと考えています。

 

◆高卒認定(※2)勉強会概要

毎週火曜日14時〜17時
会場:NPO法人PIECESオフィス(文京区小石川2-5-7佐佐木ビルB棟4階ハーフハーフ)
内容:高卒認定8教科の勉強、受験指導、進路・就職相談

<費用>
交通費:1,000円×3人×4回=12,000円/月(4ヶ月48,000円)
教材費:1冊1,800円×約16冊(1教科2冊)=28,800円
印刷費:1回1,000×4回=4,000円の/月(4ヶ月16,000円)
宣伝広告費(チラシ):25,000円
=合計:117,800円

◆リターン 

3,000円
・お礼メール
・活動報告メール

5,000円
・お礼メール
・活動報告メール
・運営メンバーとの交流会へご招待

10,000円お礼
・お礼メール
・活動報告メール
・運営メンバーとの交流会へご招待

30,000円お礼
・お礼メール
・活動報告メール
・運営メンバーとの交流会へご招待
・合格お祝い会へご招待

 

◆NPO法人PIECESについて

PIECESは、貧困や虐待などの課題を抱える子どもや家庭の支援を行う。医療・福祉などの専門知と実践知を蓄積し、行政や企業向けのコンサルティング・研修等も行う。子ども支援と研修などの人づくりから、多様な子どもたちを包摂していく社会づくりを目的に活動を行っている。主な事業の一つとして、貧困や虐待といった背景を抱える子ども達の日常に寄り添うコミュニティユースワーカーを育成、運営している。コミュニティユースワーカーは、様々な研修や教育プログラムを受け、本プロジェクト以外にも子ども達のニーズや興味関心に合わせて、一人一人に合った支援を作っている。

団体名  : NPO法人 PIECES
代表者  : 代表理事 小澤いぶき
所在地  : 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-3-18 ビラ・モデルナA203
設立   : 2016年6月22日
活動内容 : 課題を抱える子ども・ご家庭への包摂的支援活動
URL   : http://www.pieces.tokyo


◆税制優遇について
NPO法人PIECESは「NPO法人」として認定されていますが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。

※1 コミュニティユースワーカーとは
コミュニティユースワーカーは、虐待をうけていたり、障害があったり、貧困などの様々な事情を抱える家族に育ったり、不登校などの児童・生徒や、若年妊娠・高校中退などの生活の危機にある若者を継続的に支援する人を指します。NPO法人PIECESが独自で名付けた支援者の名前です。コミュニティユースワーカーは、勉強を教えること、ご飯を一緒に食べることだけでなく、ただ一緒に居ることや、様々な支援機関や市民と連携し、その子に必要なものを見極め、地域で必要な支援をかたち作っていきます。

※2高卒認定
高卒認定とは、高等学校卒業認定試験のことです。高校を卒業できなかった人が受ける試験で、合格すると短大、大学、専門学校の受験資格が得られます。また、高卒と同等以上の学力があると認められます。
参考:http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/

最新の活動報告

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  • &nbsp; これまで、学校に行けなくなったり、退学してきた経験をして、それでも自分の人生を諦めたくない!と思えるようになれたのは、関わってくれた人達がいたからでした。 【どんな状況でも関わり続けてくれた人がいたこと】 &nbsp; 学校というコミュニティーとの繋がりが弱くなったり切れたりすることは、孤立する可能性を高めます。 それでも、繋がっている場所や関わる人がいることは、また頑張ってみようかな、と思えるキッカケになれると思うのです!!! &nbsp; 現在は、高校中退を経て、高卒認定を目指している子と一緒に毎週勉強会をしています。 今回のクラウドファンディングで集めたお金は、教材費や運営費などに使わせていただきます。高卒認定試験は9教科受験するので、集まったお金で全教科の参考書を揃え、今よりさらに充実した勉強のサポートを行うことができます。 また、毎週活動するメンバーの交通費にも使わせていただき、今後は、遠方の子にも対応していきたいと考えています! 高卒認定勉強会を本格的に始めて1ヶ月、毎週子どもに会って話をすることが本当に楽しいです!!また、抱えているものに対してどんな関わりをしていけばいいのかをPIECESやCYWのみんなと模索する日々です。『次の一歩を踏み出した子を応援したい、』その気持ちはますます強くなりました! 今こうして活動ができることが本当にうれしくて、これまで色々な気持ちを経験してきたからこそできる関わり方をしていきたいと思っています。 ぜひ、みなさん応援よろしくお願いします。 &nbsp; &nbsp; もっと見る

  • たとえ、高校中退したとしても、どんな状況の時も関わっている人がいるという経験は、次の一歩を踏み出すキッカケになると思うのです。 私の高校生活は、休むことが多くて、学校に行っても保健室で過ごすことは珍しくなかったです。そして、特進クラスにいながら、授業にも出れずに勉強についていけなくるというのは絶望しかありませんでした。 &nbsp; でも、授業を受けられなくても登校できたことを褒めてくれた先生。先生と話をするためだけに、下校時間に登校することもありました。 どんな気持ちで過ごしているのか、これからどうしていきたいのか、いつも私の気持ちを聞いてくれました。 たまに調子が良い時は、時間をつくって補習をしてくれたり、大好きな体育に少しでも参加できる方法を考えてくれたりもしました。 &nbsp; 私の置かれている状況を理解して、できることを一緒に考えてくれた人がいた経験は、『まだ、自分の人生を諦めたくない!』という気持ちにさせてくれました。 &nbsp; こうしてなんとか大学には進んだが、2年で退学。病気が理由であっても、ここまで応援してくれた人達のことを思うと苦しかったです。 しかし、それでも通信制への編入という選択を肯定してくれた人がいたこと、治療がうまくいかなくて全てを諦めそうになっても「しっかりしろ!」と言って励まし続けてくれた人の存在があったからこそ、何度も何度も軌道修正しながら今に至ります。 高校中退したり、学校にいけてなかった経験のある人には、この経験を否定的に捉える人が多いように感じます。 だからこそ、関わる人がいることや繋がっているコミュニティーを通して、高校中退を機会として捉え、次の一歩を踏み出すキッカケをつくっていきたいと思います。 また中退して所属がなくなることは、孤立するリスクが高まるからこそ、孤立を防ぐという機能も果たしていけるように活動していきます!! 仲若由帆 もっと見る

  • 高卒認定勉強会を行うのは、「どんな状況に置かれている子も、応援したい!!」と、強く思うからです。 私は、高校1年の時に線維筋痛症という病気を発症しました。でも、見た目ではまったくわかりません!友達といる時はだいたい笑っていたので、本当に病気なの?ってよく言われました。 実際は、常に痛みが身体中で動き回っていて、箸やシャーペンが握れないぐらいの痛みや握力の低下、日常生活を送るだけで肉離れを起こすぐらい筋力も落ちていました。 そんな状態で、学校を休むことが増え、学校に行っても保健室で過ごしたり、授業に出ても全くついていけなかったです。そんな時に、「おまえ休みすぎじゃん?」と笑って言われると、本当に悔しかった。 特に朝の痛みがひどくて、遅刻が続いていた頃。朝起きて家を出るまでは、『痛い!けど学校に行かなきゃ!』という自分との戦いでとりあえず泣いて、薬飲んで、お母さんに背中を押されて、登校していました。 そうしてたどり着いた教室に入ると、「遅刻多いなー」という一言に瞬殺されました。 遅刻するぐらいなら行かない方がよかったのか。もっともっともっと痛そうな顔をした方がいいのかと思った。この痛みが見えたらいいのにと思った。 &nbsp; だんだん、学校に行ってもしんどいだけと思い、頑張れば行けそうな日も休むようになりました。今思うと、みんな心配してくれてたし、テスト前は勉強を教えてくれました。しんどい時に一緒に泣いてくれた、友達や先生もいました。でも、自分でもどうしようもない状態が続いていたから、どんな一言にも過敏に反応していたのかもしれません。 &nbsp; 目に見えないしんどさは、みんな抱えていると思います。それは、ひとりひとり違っていて、比べられるものではないはずです。学校に行けてない、辞めた背景にも、病気であったり、勉強についていけなくなった、友達とうまくいかなかったなど、抱えているものには、想像できないようなこともあると思います。 しんどい時は余裕がないから周りの言葉にも敏感になりやすい。そして、不安なのは誰よりも本人であると思います。 だからこそ私は、学校に行けてないことや辞めたことを否定せずに受け止めたいと思っています。この勉強会の場所が、どんな状況も受け止められる場でありたい。最初は私たちと話をするだけでもいい。長い時間をかけて関わっていく中で、進む道を一緒に探っていけたらいい。高卒認定という選択をした時には、勉強する環境を整えます。 もちろん、高卒認定という選択じゃなくても子どもたちが目指すところを応援出来るように、必要としている機会をつくったり繋げていきたいです。それがコミュニティーユースワーカーとして、私が目指す高卒認定勉強会です。 もっと見る

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