ご挨拶とチームの紹介
はじめまして。デザイン事務所のLOFと申します。
LOFは宮大工やシステムエンジニア、デザイナー、建築家、研究者など多岐に渡る専門領域をオーバーラップさせ、アナログとデジタルの反復によるクラフトマンシップとコンピューティショナルデザインの融合を目指した活動をしております。
近年では、難病支援団体のブランディングや宝くじ売り場の空間デザインによるイメージ再編、クリエイティブ思考の意義を伝える課外授業などジャンルに縛られない幅広い仕事に携わらせていただいております。
宮大工の事情と我々の想い
国土の約7割が森林である日本は近代化するまでの2000年以上もの間、身の回りのものを木造で作っていたという世界でも稀に見る木工技術大国です。
特に伝統木造建築においては、釘を使わないなど人と自然環境に優しい、”木と木の癖を組む”という日本特有の技法が積年の創意工夫により生み出されています。
こうした日本が誇る伝統建築工匠の技は2020年にユネスコ無形文化遺産の候補として選定されましたが、その技術を受け継ぐ宮大工は減少の一途を辿り、これまで社会的にもあまり認知されてきませんでした。
今まで積み上げられてきた伝統技術、ひいてはそこに込められた想いや知恵が失われてしまわないよう、少しでも多くの人に伝統建築工匠の技を知って頂ければと思っています。
そして伝統建築工匠の技に対する認識が広まることで、宮大工の活躍の場を広げていきたいと考えています。
LOFは、伝統建築工匠の技をより身近に感じられるよう、「宮大工が一から手掛けた家具」という形で皆様の手元にお届けしたいと思っています。
ぜひ実際に見て触って使って、その技術の巧みさ、奥深さ、面白さを身近に感じてみてください。
きっと驚いていただけるかと思います。
こだわり・特徴
宮大工家具「柿渋&アマニ油チェア」
■総ひのき
すべて「東濃ひのき」で作っています。
木曽五木である東濃ひのきは伊勢神宮の式年遷宮で外宮の用材として使用されており、ひのき特有の香りと温もりを感じられます。
■面取り
「面取り」と呼ばれる怪我をしないよう角を削る技法を用いており、お子様にも安全にご使用いただけます。
■木組み
過酷な自然環境のなか数百年間耐える伝統建築と同じ「仕口」と呼ばれるパズルのような加工を組み合わせて作っています。
釘をまったく使わず木材だけでできているので、誰でも簡単に組み立て、分解ができます。
■柿渋染め
日本古来から使用される染料で、溶剤を含まないため肌に優しく、抗菌、防腐作用があり、独特な風合いが特徴の「柿渋」や「亜麻仁油」を染料として使用しています。
■かんながけ
木の表面は宮大工が一点一点丁寧に「手鉋仕上げ」をしています。
宮大工の手鉋がけはティッシュペーパーより薄い0.01mm単位の精度で削ることで、つるつるとしたキメ細かい肌触りとなり、手鉋仕上げだけで水を弾き、外部環境でも傷みにくいという耐食性を兼ね備えています。
■デザイン
「もしも、G.T.リートフェルトの『Red&Blue chair』を宮大工が作ったら」というテーマで世界的名作家具を伝統工法を活かした上でリ・デザインしました。
リターンのご紹介
①1,000円 カンナ木屑贈呈(100個限定)
②2,500円 槍ガンナ木屑贈呈(100個限定)
③3,000円 仕上キーホルダー(100個限定)
③55,000円 宮大工家具「柿渋&アマニ油チェア」贈呈(60個限定)
※リターンに関しましては2020/8月頃より順次発送させて頂います。
製品情報・仕様
宮大工家具「柿渋&アマニ油チェア」
横幅60cm
奥行き85cm
高さ95cm
座面までの高さ36cm
Q&A
ご質問は
lof.design.office@gmail.com
までメールいただけましたら、ご回答いたします。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るプレスリリース発信しました
2020/06/24 15:41「日本が世界に誇る宮大工技術で創る家具!伝統技術を生活の一部に!」のプレスリリースを発信致しました。■プレスリリース公開サイトhttps://www.value-press.com/pressrelease/245445 もっと見る
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