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和精油を使った商品を世界中に広げて日本の森林を守り地域経済も活性化させたい

コロナショックの中でもできて、後にも繋がること。国内にある資源や廃材を利用して国内や地域経済を回し、商品を購入することで環境保全にもなり、予防医学にも繋がるECを始めました。海外への流通が解禁されれば、世界中へ販路を拡大していく予定です。未来を見据えたECの応援をお願いします。

現在の支援総額

261,400

11%

目標金額は2,300,000円

支援者数

25

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/04/17に募集を開始し、 25人の支援により 261,400円の資金を集め、 2020/06/15に募集を終了しました

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現在の支援総額

261,400

11%達成

終了

目標金額2,300,000

支援者数25

このプロジェクトは、2020/04/17に募集を開始し、 25人の支援により 261,400円の資金を集め、 2020/06/15に募集を終了しました

コロナショックの中でもできて、後にも繋がること。国内にある資源や廃材を利用して国内や地域経済を回し、商品を購入することで環境保全にもなり、予防医学にも繋がるECを始めました。海外への流通が解禁されれば、世界中へ販路を拡大していく予定です。未来を見据えたECの応援をお願いします。

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屋久杉 の付いた活動報告

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さて、前編では屋久杉とはなんなのか、ということを書かせていただきました。・本州のスギとはDNA枯らして違う・遣唐使の時代から記録に残っている人気建材・土埋木は200〜300年前に切り倒されたものの運び出せなかったもの・私がお取引させていただいている「屋久杉倶楽部」さんの精油は破格の価格!というところまでお伝えしました。Cryptomeria japonicaという学名からもわかるように、日本固有種です。屋久杉はとても長生きですが、なぜそんなに長く生きられるのか?それは一般のスギより多量に含まれる樹脂分の量に鍵があるとされています。通常の5〜6倍から多いものは20倍もの樹脂分が含まれているからこそ、その樹脂分に含まれる成分によって防腐・抗菌・防虫(シロアリを寄せ付けない)効果が強く、台風などで倒れても腐らずに残っており、「木材の宝石」と呼ばれるようになりました。緻密な木目の美しさを活かした、工芸品や日本建築の天井板や落とし掛けのほか、欄間などに有効活用されています。樹脂分に含まれている成分とはどのようなものでしょう。特徴としては、「セスキテルペン類」と呼ばれる分子量の多い重めの香り、香水で言うなれば”ベースノート”と呼ばれるような香りを構成する成分が多く含まれています。私個人の感覚では、京北の方の北山杉や、飛騨高山のスギの香りはスーッとしていて軽く、爽やかな香りなのに対して、南下して熊本の250年生のスギはやや重みのある香りになり、屋久杉はもはや「パイナップルチック」と呼ぶぐらい甘〜い香りになります。不思議ですね。同じ樹種(学名が同じ)でも、採取される場所によって全然違うんです。総じてスギに多い作用としましては、森林浴効果で自律神経のバランスを整える作用や空気を清浄する作用、アレルギーの鎮静作用、安眠を促す作用などが期待できます。※精油は薬ではありませんので、治療には使えません。このように、日本にはまだまだ汎用性の高い資源があるのです。アロマセラピー(アロマテラピー)について、あまりよく知らないから精油をもらってもどうしていいか分からない・・・という方もいらっしゃるとは思いますが、昨今では、部屋の香りを漂わせるディフューザーが無印良品さんや家電量販店などでも手軽に手に入るようになってきました。冬の加湿器にも、アロマオイル(エッセンシャルオイル)を垂らす専用のトレーがついたものが販売されていたり。でも、究極、そんな機器を使わなくても、ティッシュに垂らしてもいいんです。ちなみに、我が家の息子は屋久杉のサンプル板をクンクンしてスリスリしています。。。普段使いの精油等では、ヒノキの木部と伊予柑の精油が大好きで、枕元で少量垂らしたティッシュを置いておくだけで、「はぁ〜〜〜♡」と至福の表情をして、早く寝てくれます(笑)


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ドーンとした大木の姿は、やはり迫力がありますね!和精油は日本産の天然精油のことです。日本の国土は地球儀で見ると「縦長、斜め」といった感じですよね(笑)これが、「国土面積は狭いのに、多種多様な植物が採れる」という日本のアドバンテージなのです。暑い沖縄から、寒い北海道まで(実際はもっと広範囲ですが)四季があり、気温や高低差があり、植物学や森林学の観点から見ると、とっても面白いらしいです。(私は目下勉強中で、専門家ではありません)中でも、日本人でさえ、なかなか行くことができない「屋久島」。『もののけ姫』の森のモデルと言われている未知の部分が多い世界遺産。屋久島の世界遺産登録に当たっては、 登録当時、ユネスコ世界遺産センターのドロステ所長は、「自然遺産としての屋久島の価値は、多くの 人たちが暮らしていながら、すぐれた自然が残されていることにある。」と語っていたそうです。そんな世界遺産の島に自生する「屋久杉」の精油について、この度MUSE NESTで取り扱わせていただくことになりましたので、少しお話ししようと思います。「屋久島倶楽部」さんにコンタクトをとったのは、今後また雨の季節に入ってくるので、豪雨や台風被害が多い場所から、精油を仕入れていった方が活動が自然によって妨げられても多少のお力添えができるのかな、と考えたからです。営業の村松さんからお電話をいただき、屋久島倶楽部さんが昔から屋久杉の「土埋木」を使用して工芸品を作ってきたこと、そのため、通常だったら超高級な原料を使用して精油を蒸留することが可能になったことを教えていただきました。屋久杉とひと口に言っても、樹齢1000年を超えたものを「屋久杉」と呼び、1000年に満たないものは「小杉」と呼ばれる世界。(全然、「小」じゃない・・・)屋久杉原始林は保護対象ですので、伐採して原料にすることはできません。今から200〜300年前、江戸時代の人々は屋久杉を切り倒して建材に使用していましたが、当時の人力のみでは運搬力に限界があり、大きすぎて運び出せなかったものは致し方なく放置したままにしました。それが、土埋木。土に埋まっているわけではないんですね。その土埋木から水蒸気蒸留法で精油を抽出するのですが、1トンあたり、約 0.2〜0.4%しか精油を抽出できません。非常に貴重な精油です。通常だと1m3あたり200万円ぐらいの原料です(^^;)考えただけでも恐ろしい・・・アラブの王族じゃないと買えないレベルで、ひえ〜ですよね。ところが・・・屋久杉倶楽部さんの価格はなんと5ml で6000円。一体、どれほどお得なのか計算してみてください(笑)(つづく)