プロジェクトオーナーのbambooです。
地方では非常事態宣言が解除された地域もありますが、東京はまだ自粛モードであります。
今回のコロナ禍で様々な人の生活形式が一変したと言っても過言ではないと思います。
音楽に携わる人達もその影響や余波を喰らってます。
色々な思い出があるライブハウスやリハーサルやレコーディングスタジオの閉店や倒産のニュースが日々入って来て心を痛めてます。
韓国でのナイトクラブのクラスター発生ニュースを聞くと国内でのライブ活動の再開の目処が遠のくな…と感じたり。まだまだ油断が出来ない状況だなと。
一方、音楽自体の届け方はネットの発達で幅や方法が増えました。
が。
ライブという空間や遊び方だけは箱や場所がないと出来ない遊び方なのでなんとも…という感じです。
無観客ライブ配信などは基本的に「動画を見る」行為なので、ネット上でセッションや、ライブに近い感覚で楽しんでもらえるようにNETDUETTOなど色々試行錯誤中です。
レコーディングもいわゆる「密」になりがちですので、業界的にリモートでのレコーディングが可能かどうか実装や実験をしている所が自分の周囲にも増えました。
STUDIO696もスタジオ貸しは3月から常時60~70%埋まっていた案件が0%になり、休業状態です。スタジオ貸しだけやってたら正直潰れてました。あっぶねぇ。色々やってて良かった。
リモートでも作業出来ない事はないのですが、クリエーターが集まる事によって生まれる熱みたいな物を過去の作品では大事にしてきたつもりなので、今回の花鳥風月のアルバムも「バンド」としての熱を重要視しつつ、感染などのトリガーにならないように慎重に作業を進めて行きたいと思います。
なにはともあれ非常事態宣言の解除がされないとおちおちスタジオにも入れないので、現状はリモートワークでできる事を進めています。
「MUSICUS!」で音楽に携わる人のドラマを描きましたが、現実にそれを凌駕する音楽業界的にクリティカルな出来事が起こるとは思いませんでした。(開発前にこんな設定出されてたら「現実味がない」つってボツにしてそうな勢い)
事実は小説より奇なりじゃないですけど、この国難の先にあるであろうハッピーな未来を信じて今を頑張りたいと思います。
パトロンの皆様もご自愛&油断されないようお気をつけください。
一緒に頑張りましょう!