はじめに・ご挨拶
初めまして。わたしたちは個人で小さな宿を運営しているものが集まったチームです。
ホテルチェーンのような資金力はない中、どうしたらお客様に喜んでいただけるか考えに考えて、少しずつ改善して宿を育ててきました。
お察しの通り、今回のコロナショックの被害を真っ先に受けた業種の1つが「観光業」であり「宿泊業」です。
このままでは時間の問題でわたしたちの宿は全て死んでしまいます。
みんな大変なときだと思いますが、どうか最後まで読んで頂ければ幸いです。
このプロジェクトで実現したいこと
実現したいことは、シンプルに「生き残る」ことです。
利益を出す出さないではなく、わたしたちは「家賃」を払って宿を運営していますので、月の利益が家賃に満たなければ「赤字」になってしまいます。
数ヶ月なら持ちこたえられても、個人の資金力で長期戦は難しい。
そこで、「宿泊券」をリターンとして、皆様にご支援いただけたらと思い立ち上げたプロジェクトです。
私たちの地域のご紹介
今回参加している施設は東京・京都・金沢の施設です。
世界最大の経済圏の中心である東京。世界有数の観光地である京都。「加賀百万石」の言葉の通り、歴史も文化も豊富な上、新幹線が開通して一気にメジャーな観光都市となった金沢。
それぞれ数日の旅行では名所を回りきることすら出来ないような場所です。
個人で運営している宿の最大の武器は「地元の情報」です。本当にその土地に根ざして運営しているわたしたちが、ガイドブックにはない「地元の人しか知りえない」情報をお伝えしています。
一部だけここでご紹介しますね。
SHARIN Kanazawa Traveler's Inn(金沢)
ウェルカムドリンクまで付いている、地元出身オーナーが経営する宿です。金沢は新幹線開通以来、「グッ」っと物価が上がった場所でもありますので、ココに泊まってオーナーから安くておいしいお店を教えてもらって行ってみるのはいかがでしょうか?
羽田エアポートゲストハウス(東京)
今回のプロジェクトリーダー鶴岡真緒さんが運営する宿です。京急蒲田駅まで徒歩3分。羽田空港へのアクセスは最高の立地です。ココの個室2名で5,000円は破格。是非リターンご参照ください。
京都東山ウィズ(京都)
「最も京都らしい」エリアの一つ、東山に位置するデザイナープロデュースの宿です。平安神宮や南禅寺のすぐ近く。観光するには最高のロケーション。Booking.comのクチコミ9.4を誇る宿で是非ゆっくり京都観光をお楽しみください。
プロジェクトを立ち上げた背景
もともと日本の宿泊施設は過剰供給気味になってきていました。世界中から投資が集まり、ホテルバブルに沸き、結果として需給バランスが崩れ価格も下落。
これについて弱音をやグチを言いたいわけではありません。それ自体は市場の変化を読めなかったわたしたちの自己責任です。
ただ、今現時点まで生き残ってきた宿は本当に「想いを込めて」育ててきた宿ばかりなんです。
「楽に儲かる」
という情報に踊らされていい加減な運営をして、すぐに退場させられていった宿をいくつもわたしたちは知っていますし、そういった宿が近隣の方々に迷惑をかけていたのも事実です。
今回わたしたちのメンバーは日本の民泊初期から活動し、ゲストにも近隣の住民の方にも喜んで頂いていた宿ばかりです。(もちろん全て合法的に運営されています)
どんなに需給バランスが崩れてもとことんまでお客様に寄り添い、生き残っていく自信がある宿ばかりです。
でも悲しいかな、個人の資金力ではこの大波を乗り越えるのは正直厳しいです。
そこで皆様のお力をお借りしたく、今回のCAMPFIREに参加させていただきました。
これまでの活動
リーダー:鶴岡真緒
はじめまして。今回のクラウドファンディングのリーダー 鶴岡真緒です。私は、英語力も資金力も不動産もないシングルマザーでした。
2013年9月に、オリンピック開催地に東京が選ばれた瞬間の光景は、多くの日本人の脳裏に焼き付いていることとおもいます。
わたしが宿泊施設を始めようと思い立ったのは、その直後でした。
「たくさんの外国人が日本にやってくるから、ホテルが足りなくなるはず。せっかく日本に来てくれたのに困ってしまうだろうから、わが家に泊めてあげられればいいね」
と娘と話していたんです。
当時、中学生だった娘と私は、親子2人で力を合わせ東京の自宅でゲストハウスをスタートしました。
お金を稼ぐことというよりも、あくまで外国人に喜んでもらおうという想いでした。
もちろんわからない私たちですから、全てが手探り。
「ホームページを作ってみようか。でも、誰も見てくれないかも?」
「空港にプラカードを持って迎えに行こうか?」
とか、あれこれ話しながら、何かいい方法はないか考えていました。
そして、それから数ヵ月後にAirbnbの存在を知ったのです。Airbnbを使えばゲストが来てくれるかも知れないと思い、京都のゲストハウスをはじめました。
資金がない私が格安で借りることが出来たは、「廃墟になってから20年以上」のアパートでした。築20年でなく、「廃墟になってから」20年です。
これを自らDIYで直し、許可をとり営業をスタート。
雨漏りしたり、次々とトラブルがあるけれど、一つ一つ手をかけてここまで運営してきました。本当に想いがつまっている宿です。
ゲストハウスに来てくださるたくさんの外国人のかたと出会い、日本の良さを伝え、喜んでいただき、世界中に友人もできました。もちろん日本の方にもたくさん泊まって頂き喜んでいただきました。
そんな中、このコロナウィルスにより日本に外国人の方々が観光に来ることができなくなり、2月の予約はほぼゼロに。(2月は日本の方はあまり京都旅行されない時期なので。。。)
同様に宿泊施設の仲間も困っていると連絡があり、みんなで一致団結してこの危機を乗り越えよう!
私達の宿を皆さんに知っていただきご利用してもらえたらと思いクラウドファンディングを実施しました。
資金の使い道・実施スケジュール
宿泊券についてはそのまま宿泊いただけるチケットになります。各々の施設とスケジュールを合わせてご宿泊をお楽しみください。
宿泊券以外のリターンにつきましては、今回の損失補填に当てさせていただきます。
リターンのご紹介
【 宿泊券 】
全ての宿からかなりの割引率で宿泊券をお送りいたします。ぜひ、次回の旅行の準備としてお得な旅行券をご利用ください。
【 各種リターン 】
個人で宿を運営している人はユニークな人ばかりです。小さな宿の運営についてのご相談、多数の実績を持つグラフィックデザイナーによるグッズ、民泊の著者による民泊開業アドバイスなどのリターンをご用意していますので、是非詳細欄を御覧ください。
最後に
いま日本だけでなく世界中がこのウイルスによって苦しんでいます。
この状況は、必ず事態は収束し経済は復興を始めます。
わたしたち宿の運営者ですら想像を超えるような観光資源豊かな国、日本です。
世界唯一の被爆国、世界最高峰の食文化、世界から驚かれるインフラ、名だたる観光地の数々。
東京・京都・大阪・金沢・北海道・広島・長崎・沖縄・九州と枚挙に暇がありません。
この観光資源の豊富さと、日本の経済的な理由から、「観光」はコロナ後の経済復興のエンジンになっていくと考えています。もともとこの国にとってこれから益々重要であるからこそ、政府は近年インバウンド誘致に力を入れてきました。
日本の観光資源の強みは「歴史」です。一過性のものでなく、わたしたちの先祖が積み重ねてきた、再現不可能な資源です。そしてはそれは1年1年重みを増していきます。
世界一の観光地パリを擁するフランスにさえそのポテンシャルでは負けていないと思っています。
おねがいします。今わたしたちを助けてください。
日本の経済が復興を始めるとき、僕らの宿がそのエンジンの一端を担うこと、そのために全力を尽くし続けることはお約束します。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るアフターコロナ時代への準備。
2020/04/26 14:04こんにちは京都東山ウィズの星です!皆様の温かいご支援ありがとうございます。正直ここまでご支援いただけるとは思っていなかったので、皆様のお気持ちが胸に染みています。より良い環境でお迎えできるように、この状況下でも打てる手は順次打っています。予約サイトの拡充、整備ふだん主にご予約頂いているのはオンライン予約サイト経由なのですが、皆様の印象はいかがでしょうか。予約サイトって分かりづらいと思っている方が多いのではないでしょうか。実は僕らホテルサイドからしても同じ、というか中身はもっともっと分かりづらくなっているのが現実です(笑)それぞれ別会社が作っているシステムを、さらにまた別のシステムを使って統合管理するのでどうしても複雑になります。大きなホテルなんかではそれ専門のスタッフや部署があったりするそうです。京都東山ウィズではもともと主要な予約サイトはほぼ掲載していまいしたが、コロナ後をにらみ、国内外の予約サイトを追加し、更に全体を管理しやすくリニューアルをしています。お客様側からは見えづらい部分ですが、今まではでてこなかった予約サイトでもでてくるようになります(^^)お客様向けブログの完全リニューアルこれは少し前にやったのですが、もともとお客様向けに飲食店や隠れ家的な観光地を紹介していたブログを完全リニューアルしました。地元にいないとわからないコスパ最高のお店や、まだまだ知られていない素敵な見どころなど。日本語と英語の記事を両方書いていくので少し時間はかかりますが、よかったら是非御覧ください!https://kyotowith.net/というわけで、お礼と近況報告でした。なかなか先が見えないコロナ騒動ですが、V字復活を実現させるために頑張っていきます!皆様もお体にお気をつけください!いつか京都でお会いしましょう!京都東山ウィズ星 もっと見る
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