（このクラウドファンディングは「国境なき医師団」の了承・協力を得て公開されています。
皆様からいただいた支援金は「国境なき医師団」が行う
「新型コロナウイルス感染症危機対応募金」への寄付として使わせていただきます）

はじめに

初めまして。
本プロジェクトをご覧くださり、本当にありがとうございます。

菊地コーヒー　代表の菊地康介と申します。
少しだけ皆様のお時間を頂戴できたらと思います。

[僕は無力です]

今日もテレビでは新型コロナウイルスの感染者数が増え、そして死者の数も増えている。
でもその数字はただの数字の羅列なんかじゃなくて、
一人の人が生きている人生そのものなんだ。

画面の向こうで苦しんでいる人がたくさんいる。
惜しまれながらも亡くなってしまう方がたくさんいる。
自分が感染するかもしれないのに必死に戦うお医者さんがいる。

そうは分かっていても僕にできることなんて何もなくて
ただただ流れ行く日常、増えていく数字を傍観者として眺めるだけだった。

そんな自分に嫌気がさして、
無力で悲しくて、それが辛かった。
僕にできることをどっかで探していた。

無力な僕にできること
少しでも誰かのためにできること

そんなことを考えながらも
傍観者としての僕は今日もテレビをみながら
コーヒーを飲んだ。

その時、
「コレだ！」と思った。

無力な僕でももしかしたら
このコーヒーで少しでも新型コロナウイルスで苦しんでいる方の力になれるかもしれない。

この日常に少しでも笑顔が増えて欲しい。
友人や恋人、そして家族にいつでも会える日常が戻ってきて欲しい。

僕は自分のコーヒーでみんなを笑顔にしたい。
自粛の日々の中で見えない不安に苦しんでいる方に、
ゆっくりとした時間を味わってほしい。
そして顔も名前もわからないけれど、
画面の向こうで苦しんでる方、必死に戦っている方の力になりたい。

これが僕にとって新型コロナウイルスに立ち向かうということだった。

だから僕はこのプロジェクトを始めることにした。

解決したい社会課題

2020年４月現在、

米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター（ＣＳＳＥ）の集計によると
新型コロナウイルスに感染している人は160万人を超え、死者は10万人を突破した。

（https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6）

また、NHKの発表によれば日本の新型コロナウイルスの感染者数は約5000人を超え
100人以上の方が命を落としている。

（https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/?cid=dchk-commonheader）

見えない不安
終わりを感じさせない閉鎖的時間
感染するかもしれないストレス
感染させているかもしれない恐怖

新型コロナウイルスは僕らの日常をあっという間に変えていった。

＜数字が１つ増えるということは、一人の人生が変わってしまうこと＞

そうは分かっていても、
僕には新型コロナウイルスを終息させることができなければ、
治すこともできない。

そんな僕ができること、少しでもみんなの力になれること、
それは「コーヒー」だった。

小さなことだけど、
なんでもない僕ができる唯一の武器だった。

だから僕はコーヒーで新型コロナウイルスに立ち向かうことにした。

このプロジェクトで実現したいこと

僕がこのプロジェクトで実現したいことは２つあります。

１つ目は

不安やストレスを抱えている方、見えない恐怖に怯えている方が
少しでも落ち着けるようなホッとする時間を過ごして欲しい。

毎日増える感染者数に怯えてるだけではく、
知らない間に「自分が加害者になっているかもしれない」というストレス。
家の中に閉じこもらなければならず、終わりのない閉鎖空間へのストレス。

そういう方に僕のコーヒーを届けて少しでもリラックスして欲しい。
そう願っています。

２つ目は

このプロジェクトを通して集まったお金を
寝る間も惜しんで活動されているお医者さんや団体様へ寄付したいと考えています。

自分自身が感染するリスクに立ちながらも、
それでも患者さんのために必死に戦っている方がいます。
少しでも見えない誰かの生活を守ろうと必死に戦っている方がいます。

そんな方々へ無力な僕ができるのは寄付しかない、と思い、
マスクや薬、医療機具の購入代、活動資金の足しにして欲しいと考えています。

＜コーヒーで繋がる＞

誰かが僕のコーヒーを飲んでホッとした時間を過ごしてくれる。
そしてその支援していただいたお金が、画面の向こうで戦う誰かの支えになる。

あなたの一杯のコーヒーが形を変えて誰かの力になって、
その力がきっと世界に笑顔を取り戻してくれる。

支援者様にコーヒーを飲んでほしい。
それが新型コロナウイルスに立ち向かう方々の励みになる。

そんな掛け橋を僕のコーヒーで作りたい。

資金の使い道

目標金額：500,000円

支援いただいた合計金額から
・クラウドファンディング 手数料（14％＋税）
・生豆代等の原価
・送料
・支援者様へのリターンのための設備費用等

などの必要経費を差し引いた金額（余剰金）を全てを寄付します。

＊目標金額を上回るご支援があった場合、
追加のリターンにかかる費用等を差し引いた金額を全て寄付いたします。

寄付先は

「国境なき医師団」（MSF）が行う
「新型コロナウイルス感染症危機対応募金」を予定しています。
（寄付先の詳細はこちらのURLをご覧ください。）

https://www.msf.or.jp/news/detail/headline/coronavirus.html?page=177&code=WEB2034&utm_source=twitter&utm_medium=sns&utm_campaign=covid19tw

＊本プロジェクトは「国境なき医師団」から了承と協力のもと実施されています
＊本プロジェクト終了後に、本クラウドファンディングページ上で
　会計報告書を公開いたします

実施スケジュール

ープロジェクト自体の実施スケジュール

４月中旬　クラウドファンディング スタート
５月中旬　プロジェクト締め切り
6月下旬　キャンプファイア様からの振込
7月上旬　リターン開始

リターン

１　見えない誰かの笑顔のために

→純粋なるご支援お願いします。

　支援者様へ僕からお礼のメッセージを送らせていただきます。

・＜小さな一歩とコーヒー＞

→・支援者様へのお礼のメッセージ
　・菊地コーヒーのロゴステッカー１枚
　・菊地コーヒーの焙煎豆を50gお届けします。
　　（約4〜5杯分）
＊豆・粉の状態をお選びいただけます。備考欄にご記入ください。
＊発送は7月を予定しております。

・コーヒーでホッと一息

→・支援者様へのお礼のメッセージ
　・菊地コーヒーのロゴステッカー１枚
　・菊地コーヒーの焙煎豆を100gお届けします。
　　（約9〜10杯分）

＊豆・粉の状態をお選びいただけます。
＊発送は7月を予定しています。

・コーヒーのある暮らし

→・支援者様へのお礼のメッセージ
　・菊地コーヒーのロゴステッカー　１枚
　・菊地コーヒーの焙煎豆を200gお届けします。
　　（約18〜20杯分）

＊豆・粉の状態をお選びいただけます。
＊発送は7月を予定しています。

＊「リターンの制限について」

お一人さまでも複数個のリターンを選択していただくことが可能です。

例

・見えない誰かの笑顔のためにx１
・コーヒーでホッと一息x３
・コーヒーのある暮らしx2

なども可能です。

＊『コーヒーのリターンについて』

生産者さんの生活や、笑顔を守って行きたい。

そういう想いから菊地コーヒーが扱う豆は全て
実際に農園に行き、生産者さんとの合意が取れた適正な値段で、未来を見据えた取引、

『ダイレクトトレード』された豆を使用しています。

＊今回のリターンでもダイレクトトレードの豆を使用する予定ではありますが、
　支援者様数や流通状況によっては変更する可能性もございます。
　あらかじめご了承ください。

最後に

はじめにお伝えしたように、僕は無力です。
画面の向こうで苦しむ人を助けることもできない。
日々増える数字を０に戻すこともできない。
近くに住んでいる人でさえ笑顔にする方法もわからない。

そんな僕が唯一できることがコーヒーでした。

このコーヒーであなたが過ごす時間を優しいものにしたい。
見えない不安から少しでも離れてホッと一息ついて欲しい。

そしてあなたがホッとしたコーヒー一杯が
画面の向こうで必死に働いている方々の助けになる。

そんな循環が続けばきっと、新型コロナウイルスに立ち向かえる。
ありがとうと笑顔が溢れる、そんな日常が戻って来ることを信じています。

無力な僕ができること
それはただ、コーヒーを淹れることだけです。

それだけだけど、
それでもできることを探してみました。
無力な僕が一歩だけ、踏み出してみることにしました。

ご支援よろしくお願いします。

菊地コーヒー　代表　　菊地　康介

自己紹介・活動実績

菊地康介

1993年　東京生まれ

不登校で小学校にはほぼ行かず、フリースクールで過ごす。
その経験から大学院の修士課程まで進み、「教育」について学ぶ。

大学院修了後はJICAの海外協力隊で中南米パナマへ小学校教員として活動。

帰国後は約一年かけて中南米のほぼ全ての国を横断し、
その道中に名もなき小規模コーヒー農園への取材や、
各国のコーヒー農園をめぐり生産者と実情を知る。

現在は『人生を丁寧に生きる』を掲げる「菊地コーヒー」として
ダイレクトトレードにこだわったコーヒー豆の焙煎・販売を行なっている。