今春に立ち上げましたプロジェクトで生産した商品も多くの方々のご尽力で順調な売れ行きとなっています。 現地のお母さん達も自分たちでつくった物が東京等で販売されて、 何も知らないお客さんが買っていくのを知ってとても驚いています。 そうなんです、1sinでは商品に大きく復興商品とは明記しません。 あくまでファッションの一部として復興応援活動をしています。 「これまでは支援されるばっかりだったけど、誰かのために出来るのって嬉しいわ」と話してくれます。 さて、久しぶりの更新ですが告知をさせて下さい。 1sinは「ファッションビジネスを通じて社会的課題の解決に取り組む」を活動理念としています。現在は東日本大震災の復興応援活動に注力しています。 復興にはまだまだ時間がかかります。 現地に行くと大きな建物は撤去されたものの1年前と大きな変化は見られない様にも思えます。 これからは物資支援ではなく雇用等の安定・継続した雇用が重要になってきます。 1sinでは引き続き復興応援活動を続けていきます。 そこで近々第二弾プロジェクトを立ち上げようと計画しています。 これまでは仮設住宅に住む女性達を中心に進めてきたプロジェクトを、 より広範囲にかつ安定、継続したものとするために地元企業と協力して進めようと考えています。 もちろんこれまで続けてきた活動も継続します。 既に準備は進んでいて先週末も岩手県と宮城県に行ってきました。 おばちゃん達もやる気満々です! ぜひ楽しみにお待ち下さい!!
CAMPFIREにて立ち上げたプロジェクトが昨日で終了しました。 多くの方々のご協力、ご支持で合計56万6500円の支援金が集まりました。 支援してくれたパトロンさん65人、FACEBOOKの「いいね!」は957人 Twitterではとても把握できない数の拡散をしていただけました。 達成率はなんと188%!!! 本当に、本当にありがとうございました。 このとても大きな力を次に、継続してつなげるのが1sinの新しい挑戦になります。 現地のお母さん達に現状をきちんと伝えることも重要だと思っています。 経済的な自立にはまだまだ大きなハードルがいくつもあります。 面倒くさがり屋な僕はなんとかハードルの下をくぐれないかを直ぐに考えてしまいますが、なかなかショートカットは難しいです。 お母さん達の技術向上もとても大切なのですが、 素人のお母さん達がつくっても“サマになる”デザインを考えるのも1sinの役割かと思っています。 今回のCAMPFIREを通じて1番感じたのは 以前にも書きましたが 「“想い”はちゃんと届く。けれどもより多くの人に届けるには熱意だけでは足りない」 という事です。 アイデアだけでは人は動かないし 熱意だけでもどうにもならない。 もちろんお金でも心は動かせない。 まだここはちゃんと整理は出来ていないのですが 純粋に人が動くときというのは 他人事が自分事に近づいたときだろうと思います。 そして自分事に近づけるには 「楽しい」「面白い」と思った時だろうと。 継続させるには皆が参加したくなる「楽しさ」が大事だと思います。 そういった意味では1sinのプロジェクトはまだまだです。 「ファッションは楽しい!」 この純粋なワクワク感をいかに組み込むかが今後の課題だと考えています。 「カッコイイ」が「誰かのために」 すでに生産はスタートしています。 支援してくださった方々には準備が整い次第リターンをお届けいたします。 皆様、本当にありがとうございました。 1sin 藤原新 (1sin blogより転載しました)
CAMPFIREで立ち上げたプロジェクトも残すところあと6日となりました。 本当に多くの方々のご支援やご協力でここまでやってこれました。 “想い”はちゃんと届くことを実感すると共に、 多くの方に届けるには熱意だけでは足りないことも。 震災から1年以上が経ち、 ボランティアや支援、見直された生活や社会が浸透した部分と 相変わらずな部分とで大きく差が出たと思います。 お母さん達と話していると皆さん前に進んでいる気がします。 ただ僕が知り合ったお母さん達はもともとパワフルな方だったと思うので(笑 全体としてはどうなんでしょう? 大きな進展はない様にも僕には見えます。 また、最近は人間関係等でこれまで見えてこなかった問題をよく聞くようになりました。 (写真は4月に南三陸町を訪れた際に高台から撮影したものです) これからは「自立支援」だと見聞きします。 経済的に自立するのはなにより大事だと思います。 漁業に復帰できるメドがなければ他を探さなきゃいけませんしね。 お金は持ってはいけないけれど無ければ生きてはいけません。 熱意だけでは足りないというのはどこでも同じで これまでは復興支援ということで売れていた商品も 今はなかなか売れないそうです。 1sinでも復興応援に根ざしながら きちんとした商品を生産していかなければと思っています。 “自分のために”が“誰かのために”なるように One stitch one hope project よろしくお願いします! (1sin blogより転載してます)