いつの頃から青梅に忽然と現れた若者。。。名前を三井君と言います。100m先からでも、そこに彼がいるってことがわかるほど声のでかい男です。呑み屋に彼がいると他の人の話は聞こえてこない。そのくらい声のでかい男です。そんなに声がでかいのに、意外と繊細で打たれ弱くて愚痴っぽい男です。
彼の仕事はデザインデス。青梅市の観光協会のホームページなんかは彼がデザインし作り上げました。青梅市近隣のいくつかのお店のホームページデザインを手掛けたり、実はいくつかのイベントの告知のチラシも彼の手によるものだったりします。最近では続々と参加店が増えてきてるのに毎日売り切れる「あの店の弁当屋」プロジェクトのチラシをボランティアで作り上げています。ワンコインで買えるお弁当。そして、この新型ウイルス騒ぎで苦境に立つ飲食店がみんなで支えあってお弁当販売をしていこうっていうプロジェクトデス。
その彼から連絡が来たのは2週間ほど前。「BUY LOCAL Omeの動画を作らせてください!」ボランティアで作りたいって。なにかしたいって気持ちが抑えられないって。まぁ、ありがたいことだけど、そして動画とかあったらみてくれるみなさんのイメージが広がっていいかもだし、クラウドファンドを続けて行くにはネタも必要だし。「それじゃありがたく」ってお願いしました。
その時点でクラウドファンドの残り期間は半分しかなかったし、動画の構成を考えて、各店舗やらと取材のアポをとって、実際に動画を撮影して、編集して。。。間に合うのかよ。。。って正直思ってました。感情豊かな彼のことだから盛り上がっちゃってできもしないのに、口に出しちゃったんじゃないのか。。。まぁ、できなくてもいいか。。。そのくらいの気持ちでした。
数日おきに連絡が入るので「あれ?進んでいるのか?」って思いながらの1日1日。「こことここ、取材に行きたいけど知らない人なんです!」アポをとりながら「あれ?もしかして間に合うのか?」そして、今朝というか真夜中に「できました!」と動画が送られてきていました。
これがそうです。よかったら見てください。
正直に書くと、とてもとてもいい動画が送られてきてびっくりしています。なんていうんだろ、そのクオリティとかはぼくにはわかりません。でも、出演している1人1人の表情や切り取られたその風景がとても自然で明るくて。
このクラウドファンドは、新型ウイルス騒ぎで苦境に立たされているお店たちの支援のために立ち上げたプロジェクトデス。でも、このクラウドファンドに参加してくださった各店舗の方々の前向きにひたむきにやっていこうっていうエネルギーを感じる動画になっているんじゃないかってぼくは思いマス。
まだ始まったばかりの店も、長い長い歴史を背負って営業しているお店もともに。自然体で明日をちゃんととらえている。そう感じる動画になっているんじゃないかと思いマス。
これは、今日までに支援してくださった229人の方からいただいた希望が作り出した笑顔であると心から思いマス。そして、それを引き出した動画制作者の三井君の力でもあると思いマス。
こんな動画を2週間、没頭してボランティアで作ってくれた彼に心から感謝するとともに。あと、2週間デス。このプロジェクト終了まで。
多くの方にみていただきたいって思いマス。支援していただいたみなさんにも。そして、拡散に協力し続けているみなさんにも。そしてそして、これからこのプロジェクトを知ることになるみなさんへ!
三井君へ。心からありがとうございます。