-日本の魅力を感じることなく帰国してしまう現状-
人手不足を背景として外国人労働者は急増しており、街を歩いていても外国人を見かけることが多くなってきました。実は東海地区には約40万人の外国人が住んでいて、その内の半分の約21万人が企業で働いている外国人です。外国人の中には、日本文化を深く知りたいと考える人や、また日本人と仲良くコミュニケーションを取りたいと考えている人も多くいます。
しかし、彼らは生活の中心が仕事になっていることが多いため、外を出歩いて新しい日本の文化を発見する機会や、日本人との新たな出会いも少なくなっている現状があります。せっかく日本に来たのに、日本の魅力を感じることができないまま帰国してしまうのは残念なことですよね。
外国人がもっと日本を魅力に感じてもらうためには、日本人と日本語でコミュニケーションが取れる機会が必要であると感じています。そこで私たちはこのクラウドファンディングで「IDプロジェクト」を始めていきたいと思います!!
-IDプロジェクト By BriAsia × KUROFUNE-
IDプロジェクトとは、「対話型」教育支援プロジェクトを指しています。日本人と外国人のお互いのやり取りを通じて、より良いコミュニケーションの方法を学んでいくプロジェクトです。
IDプロジェクトという名前は、外国人が日本語を覚えるためには、
対話によるコミュニケーションが大切であること(Importance of Dialogue)
そして双方向による対話が必要であること(Interactive Dialogue)から名付けました。
私たちは実践的で効果的なコミュニケーション力が身に付く「対話による日本語教育カリキュラム」を開発するために、来日前の日本語教育の実態と来日後の日本語教育の実態を調査していきます。
来日前の日本語教育は、特に近年労働者としての来日が増えている4カ国(ベトナム・インドネシア・ミャンマー・フィリピン)に絞って現地ヒアリング調査を行います。
また来日後の日本語教育は東海地区の企業を中心として外国人労働者を受け入れている企業を複数社訪問し、現地ヒアリング調査を行います。現地ヒアリング調査内容は9月の調査報告会にて公表いたします!
-東海地区に住む外国人に日本への愛着を持って欲しい!!!-
外国人の視点で、「日本人との対話」の必要性を感じていた伊藤クリスティーナと、外国人の就労・生活支援を行っている倉片が偶然にも出会い意気投合したことから、IDプロジェクトが生まれました。
IDプロジェクトによって、東海地区に住む外国人は、日本に愛着を持つことができ、日本に来て良かったと感じることができるようになります。また東海地区に住む日本人にとっても、近所に住む外国人を身近に感じることができるになり、お互いにとって素晴らしいものになると信じています。
今回は、その費用の一部と、この「IDプロジェクト」を一緒に盛り上げる「仲間」を募集するために、クラウドファンディングに挑戦します!!
-クリスティーナが感じた外国人にとって大切なこと-
まさか日本で暮らすことなんて夢にも思っていませんでした。でも、14歳のある日、突然この国での生活が始まったのです。日本語もわからず伝えたいことも言えず悔しくて悲しい毎日を送っていました。
ある日、我慢の限界に達した私は、なんと中学校の校長先生に不満をぶちまけました。校長先生は私の気持ちを理解し、分かるように説明してくれました。この瞬間、私は日本という国、日本の文化について初めて曇りのない目で見ることができました。日本人と日本語でコミュニケーションをとることの大切さを感じたのです。
この経験から、私のように日本・日本人にまだ心を開いていない外国人労働者に向けて、日本に来てよかったと感じてもらえるような取り組み「IDプロジェクト by BriAsia × KUROFUNE」を開発します!
このプロジェクトは私がずっと実現したいと思っていたプロジェクトです。一人でも多くの方に今の東海地区の現状を知って欲しいですし、外国人が抱える悩みを共有できればと思います!そして東海地区がもっと魅力的になるためにもこのプロジェクトを成功させたいです!!
-資金の使い道-
皆さんから支援いただいたお金は主に以下のように使っていきます。
①国内の調査(10社訪問):50,000円
②4カ国の調査:840,000円
③報告資料の作成:100,000円
④報告会の開催:150,000円
⑤皆さんへのリターン:360,000円
-皆さんにお返ししたいもの-
BriAsiaとKUROFUNEが実施する「IDプロジェクト」がどのように東海地区でお役立ていただけるかお分りいただけたでしょうか?
皆さんにはぜひ、このIDプロジェクトのポテンシャルを応援していただき、一緒に盛り上げていく仲間になっていただければと考え、今回以下のようなリターンをご提供します。
●リターン一覧
各コースの詳細は下記の通りです。
▷3,000円コース(個人向け)
カリキュラムを使って日本語コミュニケーションを勉強した学習者からのお礼の手紙を差し上げます。
▷5,000円コース(個人向け)
皆さんに調査対象国(ベトナム・インドネシア・ミャンマー・フィリピン)をより身近に感じていただくために、現地で直接購入した現地のお土産をお渡しします!郵送する際に日本語学習者からのお礼の手紙を同封させていただきます。
(コースを選ぶ際にどの国のお土産が欲しいか選択してください)
↑ベトナム:ランタン(照明器具)オシャレな部屋にしたい人にオススメ!
↑インドネシア:バティック(民族衣装)ガパオが大好きな人にオススメ!
↑ミャンマー:ロンジー(民族衣装)タナカという化粧品を知っている人にオススメ!
↑フィリピン:ハブロン(民族衣装)ジョリビー知っているという人はこれ!
▷10,000円コース(個人向け)
下記の2点を皆様に提供いたします。
①プチスポンサー
2020年9月に開催予定の調査報告会の際にて配布する、「調査報告資料」にプチスポンサーとして支援いただいた方のお名前を掲載いたします。調査報告会は100名前後の参加を予定しています。また報告資料はWeb等にて掲載する予定です。
②4カ国のギフト(1種類をお選びください)
▷10,000円コース(法人向け)
下記の2点を皆様に提供いたします。
①調査報告会への招待
2020年9月になごのキャンパスにて開催予定の、調査報告会に招待します。調査メンバーが4カ国と日本企業にてヒアリング調査・分析した内容を参加者の皆さまに報告します。
②4カ国のギフト(1種類をお選びください)
▷50,000円コース(法人向け)
下記の2点を提供いたします。
①スポンサー枠の提供
2020年9月に開催予定の調査報告会の際にて配布する、「調査報告資料」にスポンサーとして支援いただいた方の企業様の簡単な情報を掲載いたします。フォーマットの大きさは5㎝×9㎝を予定しています。調査報告会は100名前後の参加を予定しています。また報告資料はWeb等にて掲載する予定です。
②調査報告会への招待
-実施スケジュール-
5月 IDプロジェクト開始
6月〜8月 4ヶ国(ベトナム・インドネシア・ミャンマー・フィリピン)訪問
日本企業訪問
9月 調査報告会の実施(なごのキャンパス)
10月〜12月 カリキュラムの開発
2021年以降 カリキュラムの普及・啓発
-運営メンバーよりご挨拶-
こんにちは!KUROFUNE株式会社の倉片稜(くらかた りょう)です。KUROFUNEでは日本に住んでいる外国人の就職の相談や生活のサポートを行っています。
皆さんに質問です。世界の住みたい・働きたい国ランキング(33カ国中)で日本は何位だと思いますか?正解は32位です。前年は34カ国中33位でした。外国人にとって日本は住みにくい・働きにくい国として認知されているのです。その原因の一つに、「日本語コミュニケーションの難しさ」が挙げられます。
外国人一人一人が、日本に対して愛着を持って日本に「住みたい・働きたい」と思えるには、IDプロジェクトが必要になると考えています。この企画は創業期からずっと考えていました。私たちと一緒にこのプロジェクトを成功できる仲間を探しています!一緒に作り上げましょう!
こんにちは!Bri Asia合同会社 代表の伊藤クリスティーナです。来日してから25年が経ち、チャーハンとポッキーをこよなく愛するフィリピン人です。 通訳・翻訳の仕事をしながら、日本に住む外国人の支援活動をしています。
日本人と外国人がお互いに親しみを持って仲良く暮らしていけるよう、日々いろいろ考えています。せっかく来日した外国人が、もっともっと日本の良さを知って自分たちの居場所を見つけられるようになるといいなと思っています。 このプロジェクトが実現できるよう、どうか皆さまのお力を貸してください!
神田すみれです。労働局で外国人雇用管理アドバイザーとして勤務をしながら、行政や教育現場でコミュニティ通訳、多文化ソーシャルワーカーとして外国人の生活相談、生活サポートをしています。
日本に暮らす外国人と日本人の対話による双方向のコミュニケーションが増えることで、私たちが同じ社会で、共に働き、共に暮らす仲間となるために、対話による双方向のコミュニケーションが不可欠です。「対話による日本語支援プログラム」開発の実現、普及を応援してください。よろしくお願いします!
-最後に-
ここまで読んでいただきありがとうございます。このIDプロジェクトは東海地区に住む外国人にとっても、受け入れている企業にとっても、また近所に住む皆さんにとっても素晴らしい機会になるものと信じています。是非とも皆さんのお力を貸してください!!
最新の活動報告
もっと見る【御礼】「日本語教育実態調査報告会」が無事に終わりました!!!
2020/11/21 18:38こんにちは!KUROFUNE株式会社の倉片りょうです。このクラウドファンディングの一つのゴールであります、「日本語教育実態調査報告会」が無事に終了しました。会場とオンライン合わせて約30名の方に参加していただきました。我々のプロジェクトに興味ご関心いただき本当にありがとうございます!!参加者の中には、「すごい貴重な調査でとても勉強になりました」「これからもIDプロジェクトに関わっていきたい」「是非とも弊社の外国人にも日本語学習の支援をして欲しい」などなど嬉しいお言葉をたくさんいただきました!この「日本語教育実態調査報告会」はあくまでも通過点であり、これからさらにこのIDプロジェクトを形にしていくためにも、さらなる調査と実証実験を行っていきたいと思います。皆さんのご支援のおかげで報告会を迎えることができました。引き続きこのプロジェクトは進んでいきます。「外国人の皆さんが愛着を持てるような社会」を実現していきます。これからも是非ともよろしくお願いしたします。クラウドファンディグ中に撮った写真(5月)昨日の報告会にて撮った写真(11月)全員髪型が変わっています。笑 もっと見る
【日本語教育実態調査報告会】本日開催します!!!!
2020/11/20 15:56こんにちは!KUROFUNE株式会社の倉片りょうです。このクラウドファンディングの集大成と言える「日本語教育実態調査報告会」が本日、なごのキャンパスにて開催します(オンラインでの同時配信も行っております)会場:なごのキャンパス Homeroom(名古屋市西区那古野2-14-1)本日はケータリングも用意しており、お食事を食べながら皆さんに聴講いただければと思います。まだ案内のURLが届いていないという方がおりましたらご連絡ください。今日皆さんとお話しできることを楽しみにしております!! もっと見る
11月20日の報告会が中部経済新聞に掲載されました!!!
2020/11/07 19:22こんにちは!KUROFUNE株式会社の倉片です。11月20日に開催する「日本語教育実態調査報告会」の開催について、なんと中部経済新聞さんに掲載させていただきました。ありがとうございます。メディアの方にも注目いただくと気が引き締まりますね。https://www.chukei-news.co.jp/news/2020/11/04/OK0002011040301_06/?fbclid=IwAR3fYm4SoQrTz5FOEoiEzR5498oKoyTuHltS9TtMF5kAlVyDgTdrPfyYex8今までの調査結果を含めて皆さんにお伝えできればと思います。IDプロジェクトどんどん進んできております。是非とも皆さん応援よろしくお願いします! もっと見る
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