開発中のマップを歩く動画。ゲームの雰囲気がなんとなく伝われば幸いです。
本作「サチ江」に登場する幽霊(?)サチ江にはモデルが存在し、私開発者の祖母が実際に体験した話を参考にゲームストーリーを構築しています。※サチ江の開発イメージイラスト私は小さい頃から「サチ子」という怖い話を「サチ子さんは怖いんやで、私は呪われてるんや」と口癖のように祖母から聞かされていました。サチ子とは?祖母が小学生の頃、大阪の箕〇という場所に住んでいた時に近所に 「サチ子」と呼ばれる名物お婆ちゃんがいたそうです。その「サチ子」は、祖母の下校の道にいつも居て「なあしー」「おんいあ」と訳の分からない言葉を発しながら雨の日以外はゆっくりと子供達の後を追いかけてくるお婆ちゃんだったそうです。そんな「サチ子」を祖母は不気味に思いながらも当時は子供達の肝試しターゲットにされていてよく友達とからかっていたとの事でした。ここまでだと別にそこまで怖い話ではないのですが、ここ最近とあるきっかけでさらに深掘った話を知る事となったわけです。【後で知った事】祖母が中学生に上がる頃、そのサチ子は目撃されることがパタリとなくなった事もあり「亡くなった」という噂が流れたそうです。さらには祖母が大人になってから「サチ子」は聴覚障がい者である事が判明したとの事。(あの意味不明な言葉もただ発音が悪かっただけで普通の言葉だったのかもしれない)そんな感じで、祖母はサチ子に悪い事をしたなと少し後悔し始めたそうです。それを知ってからは罪悪感からか祖母の夢にサチ子が出てくるようになり怯えるようになったようで、、月日が経ち…祖母も結婚し子供を授かって出産したのですが・・偶然か否か…祖母の子供は全く音が聞こえない聴覚障がい者として生を受けました。その子供はのちの私の母親に当たるのですが、信心深い祖母はその偶然を「サチ子の呪い」として真に受け、後悔しながらも2019年に亡くなりました。この祖母の口から直接語られる事がなかったこの話をなぜ知ったか?という事ですが、亡くなった後、祖母の遺体と一緒に火葬する遺品を探していた際に発見した祖母の俳句日記で判明しました。こういった少しゾっとするような話が我が家にあり、幸いにも私自身ゲームを作るスキルがあったため今回の作品化が実現する運びとなりました。あくまで本作「サチ江」はこのサチ子とのエピソードを参考にし、違った内容でお届けしますので決してネタバレではございませんのでご安心ください(笑)