2020/08/17 14:18

こんにちは!千壽徳蔵の第2回活動報告です。

ベースカラーの決定に続き、サンプルカップの下地作業がスタートしました。

下地作業では器の元となる木地に、熟練された職人により割れやすい部分に布を着せていく「布着せ」という作業を行います。輪島塗の特徴の1つ目です。


※ ↓布着せする前の画像です。


※↓布着せ作業中の画像です。


※↓布着せ後の画像です。

そして輪島塗の特徴の2つ目でもある地の粉(※焼いた珪藻土と漆を混ぜた下地材)を塗布する作業を行なっていきます。

※↓地の粉を塗布している画像です。


WAJIMA Lacaでは熟練された下地職人の技術と輪島塗の特徴を取り入れることにより機能性が高く耐久性に優れた製品の製作を進めています。

まだまだ作業は続きますが、私たちと共にサンプルカップの出来上がりを想像しつつ、ぜひ次回の活動報告をお待ちください。


次回は中塗りの様子を報告予定ですが、現在ベースカラーの色味調整を進めていますので、そちらの報告もどうぞお楽しみに!