はじめに・ご挨拶

はじめまして。ヒロカワと申します。
現在9歳のハチワレ猫のオス、幸太郎（こたろん）とふたりで暮らしている、都内のデザイナーです。

このプロジェクトで実現したいこと

こたろんに、
猫伝染性腹膜炎（以下：FIP）の新薬である「MUTIAN」での治療を受けさせてあげたいです。

長年効果的な治療法はないとされ、「死の宣告」とまで言われたFIP。
症状としては多岐に渡りますが、こたろんの場合は食欲不振、熱、下痢、嘔吐、胃腸の炎症を引き起こしています。ごはんも食べられず、だいすきなおもちゃで遊ぶこともできず、毎日横になって少しずつ体重が減り、骨ばっていく身体になってしまっていました。

そんなFIPに唯一立ち向かえるのが、現在日本では未承認の薬、MUTIANでの治療です。ただこのMUTIAN、保険適用外かつ、輸入が必要な商品で大変高額となっています。

FIPはとても進行の早い病気で、発症し投薬しない場合、平均の生存期間は10日ほどと言われています。
本来なら飼い主が一人で責任を持ち、すべてまかなうべきなのですが、どうかみなさまのお力を貸していただけないでしょうか。

プロジェクトをやろうと思った理由

お医者さんにお話を聞いていただきながら書いていきます。

異変

3/28の夜、こたろんがごはんを食べないことに気づきました。不思議に思ってたのですが普段から自分で量を調節しながら食べる子だったので、そこまで気に留めていませんでした。しかし深夜、嘔吐する音で目が覚めました。電気をつけて見てみると、黄色い液体（胆汁でした）を苦しそうに吐いており、次の日の3/29に病院にかかることにしました。

病気の発覚

病院では胃腸に炎症を起こしていることがわかり、胃腸炎、膵炎、FIPの3つの検査を順にしていき、4/3にFIPの検査結果が出ました。結果は陽性でした。このときこたろんはすでにごはんを食べなくなってから一週間、毎日のように胆汁を吐き、一日の大部分をお布団で寝て過ごす日々を送っていました。

FIPには効果的な治療法はなく、対処療法（吐いたら吐き気止めを飲ませる、ごはんを食べなかったら点滴をする等）をしていくしかないことをお医者さんに聞かされました。対処療法を進めていく中でもステロイドの副作用がつよく出てしまう可能性があることも聞きました。

諦めたくない

家に帰り泣き疲れた頃、「本当にこのままこたろんが死んでいく姿を見るだけしかできないのか？」と思い、FIPについて調べました。

そこで見つけたのがMUTIANでした。

日本では未承認で、高価ではありますが、その価格に見合った素晴らしい効果を発揮するとのことでした。MUTIANを服用することで、体調が良くなっていったねこちゃんの例も見られました。致死率ほぼ100%といわれるFIPにおいてこの情報を発見できたことはとても喜ばしいことでした。

しかし、ここでMUTIANの価格がネックになります。

100mgの錠剤を1錠約2,500円ほどで手に入れることができるのですが、こたろんの体重を考えると、1日500mgの服用が必要で、毎日約13,000円かかることになります。

MUTIANは84日の継続服用が推奨されており、一日でも飲めないとまた治療が振り出しにもどってしまうお薬です。84日使用し続けるとなると、およそ100万円。体調が良くなるうちに体重も元に戻るでしょうから、必要な費用はどんどん増えていきます。

陽性結果が出るまでの通院費で既に10万円ほどかかっており、加えて、各種検査費、病院への通院費、こたろんの体調に合わせた食事…と、ほかの費用も必要になってくることが予想されます。

投薬開始

わらにもすがる思いで、4/4より投薬を開始しております。
お薬を飲み始めてから若干ですが食欲を取り戻し、部屋の中を走り回ったり、たまにおもちゃで遊んでくれるまでに回復しています。このままこの状態を維持してあげたいです。MUTIANの服薬推奨期間は原則84日間ですので、その期間はお薬を途切れさせたくないです。
毎月の収入でなんとか工面していきたい気持ちはあるのですが、到底難しく、一緒に治療を手伝ってくださる方がいらっしゃるととても心強いです。

もし今回みなさまの力をお借りして治療が成功すれば、致死率100%といわれるFIPにおいて、ひとつの希望ある前例となれるのではないか。

わたしはそう考えております。

資金の使い道

こたろんの治療費に充てさせていただきます。

リターンについて

すべてのリターンにおきまして、「活動報告」機能を使った月2〜4回（通院の頻度によります）の活動報告をさせていただきます。

また、ほかにわたしが返せるものはなにかを考えたときに、本職であるデザインで何かできないかと思いました。

まだ現物はございませんが、支援していただいた額に応じて
ヒロカワがデザインしたねこグッズをお送りさせていただきます。

本業のお仕事もありますので、すぐにお届け…というわけにはいかないのですが、誠心誠意制作させていただきますので、どうかこたろんの手助けをしていただけないでしょうか。

※見本の写真・デザインはすべて仮の状態です。変更する場合がございます。

500円【写真データ】
・こたろん写真データ 1枚

800円【写真データ】
・こたろん写真データ 3枚

1,000円【待受データ（こたろんver）】
・こたろん待受画像データ 1枚

1,000円【待受データ（イラストver）】
・ねこイラスト待受画像データ 1枚

2,000円【ポストカード】
・お礼のお手紙
・ポストカード　1枚

3,000円【ねこ似顔絵】
・似顔絵データ　1点

3,000円【ポストカード＆ステッカー】
・お礼のお手紙
・ポストカード　1枚
・ステッカー　1セット

5,000円【トートバッグ】
・お礼のお手紙
・トートバッグ　1点

7,000円【トートバッグ＆ステッカー】
・お礼のお手紙
・トートバッグ　1点
・ステッカー　1セット

10,000円【Tシャツ】
・Tシャツ　1点（S・M・L・XLよりお選びください）

12,000円【Tシャツ＆ステッカー】
・お礼のお手紙
・Tシャツ　1点（S・M・L・XLよりお選びください）
・ステッカー　1セット

15,000円【Tシャツ＆トートバッグ】
・お礼のお手紙
・Tシャツ　1点（S・M・L・XLよりお選びください）
・トートバッグ　1点

20,000円【フォトブック】
・お礼のお手紙
・フォトブック　1点

30,000円【フォトブック＆トートバッグ＆Tシャツ】
・お礼のお手紙
・フォトブック　1点
・Tシャツ　1点（S・M・L・XLよりお選びください）
・トートバッグ　1点

35,000円【フォトブック＆トートバッグ＆Tシャツ＆ステッカー】
・お礼のお手紙
・ステッカー　1セット
・フォトブック　1点
・Tシャツ　1点（S・M・L・XLよりお選びください）
・トートバッグ　1点

50,000円【フォトブック＆トートバッグ＆Tシャツ＆卓上カレンダー】
・お礼のお手紙
・フォトブック　1点
・Tシャツ　1点（S・M・L・XLよりお選びください）
・トートバッグ　1点
・卓上カレンダー（2021年）　1点

100,000円【フォトブック＆トートバッグ＆Tシャツ＆卓上カレンダー＆ステッカー】
・お礼のお手紙
・ステッカー　1セット
・フォトブック　1点
・Tシャツ　1点（S・M・L・XLよりお選びください）
・トートバッグ　1点
・卓上カレンダー（2021年）　1点

※見本の写真・デザインはすべて仮の状態です。変更する場合がございます。

最後に

2016年、北海道から上京してきたわたしを今日までずっと支え続けてくれたのがこたろんです。

こたろんは、多頭飼育崩壊によって保護された、いわゆる保護猫です。出会ったときは5歳でした。それまでは外同然の家の中で、50数匹のねこたちと共に、満足にごはんも食べられず、暖も取れず、育ってきたといいます。

「一緒に暮らすならまずは子猫がいいな〜」と思っていた気持ちも、こたろんを見た瞬間になくなりました。お世辞にもかわいらしいとは言えない顔（でもわたしはこのふてくさった顔がだいすきです）には似合わないくらいのかわいい声で甘えてくるこたろんを見たとき、この子はわたしが連れて帰って、ずっと守ってあげなければ…という強い気持ちに駆られました。

もともと病弱だったこともあり数回病院にはお世話になりましたが、大きな困難にぶつかることもなく、すくすくと育っていき…。そうして暮らし始めてはや4年。このあいだ9歳の誕生日を迎え、この先も一緒にたのしく暮らして行くのだと思っていました。

寝るときは必ず腕まくらで寝てくれるこたろん。

寝顔がたまにえげつないほどブサイクなこたろん。

わたしが家に帰ってきたら玄関まで走ってきてお出迎えしてくれるこたろん。

どこに行くにもわたしの後ろをついて歩くこたろん。

テンションが上がるとピャンピャン鳴き出すこたろん。

もう9歳にもなるのにまだまだおもちゃが大好きなこたろん。

臆病すぎて、家の中で物音がすると思わずジャンプするほどビビるこたろん。

わたしがごはんを食べていると腕をツンツンしてくるこたろん。

わたしが座っていると必ず横か膝の上に座る甘えんぼなこたろん。

病院に行くときも暴れまわることはせず、じっと痛みを耐えるこたろん。

今回このクラウドファンディングを立ち上げるにあたり、「わたしのエゴでみなさまからお金を募ることをしても良いのか？」「飼い主ならば責任を持って最後まで自分だけで世話をするべきなのでは？」という葛藤がありました。
ですが、こうして巡り合って、いっしょに暮らすことのできているこたろんと、いまお別れをしたくない。寿命で命を落とすことはあっても、病気で殺すことはしたくない。

わたしの大事な家族を守るために、どうかみなさまお力を貸していただけないでしょうか。

#pray_for_cotaron

こたろんの日常はinstagramからもご確認いただけます。
@mfmf_cotaron

＜All-in方式の場合＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。